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活動内容

定例勉強会

向研会の定例勉強会は、著名人を招いた講演会兼名刺交換会ではなく各社にとっての経営課題を研究するための、メンバー参加型の勉強会となっております。テーマによっては各分野の専門家や海外の経営者もゲストに招き、質疑応答やディスカッションを通じて議論を深めていくというスタイルをとっております。

▼2022年度

4月

『デジタルで変容するヘルスケアと日本の課題』

講師:大前 研一

コロナ禍や人生100年時代など社会構造の変化を契機として、医療やヘルスケアの分野においても、デジタル技術を活用した新しい企業やサービスが数多く登場しています。
日本の医療体制の遅れが指摘されるいま、医療・ヘルスケア分野をどのようにデジタル化していくべきか、企業にはどのようなビジネスチャンスがあるのか、国内外の事例を交えながら検証致します。

5月

『21世紀のリーダーシップ ~偏差値教育外で磨かれる変革者~』

上記テーマにて、4名の講師に御講演いただきます。


◆名古屋

『水産流通イノベーション』

講師:野本 良平 氏(羽田市場株式会社 代表取締役社長 CEO)
https://hanedaichiba.com/

市場を通さない全く新しい独自の流通システムを開発し業界を独走してきた羽田市場。
ところが2020年4月、新型コロナウイルスの影響による価格下落や出荷ストップで、売上は1/10にまで下落し会社は存続の危機に。
抱えてしまった滞留在庫約300トンを売りさばくために、2020年5月1日ECショップ【漁師さん応援プロジェクト】を開始し、「プロが使うグレードの高い商品を、一般のお客様に業者間価格で」というコンセプトが大ヒットし、人気通販サイト「BASE」にて登録店舗110万店舗中、売上ランキング一位を獲得。
その後も、自社ECサイト立ち上げ・直営店舗を次々とオープンしている成長についてお話いただきます。


◆大阪

『会社メンバー全員退職、負債数億円。
元DJ経営者がIT×販売員の力で「カリスマ店員新時代」を築く。
スタッフEXを支援する「STAFF START」とは』

講師:小野里 寧晃 氏(株式会社バニッシュ・スタンダード 代表取締役社長 CEO)
https://www.v-standard.com/

コロナ禍による縮小営業や来店客数減少の影響を受けたリアル店舗とスタッフたち。
一方小売業でのDXはますます加速しました。
目まぐるしく変化する環境の中、ECで接客し月間1億3千万円の売上を記録するなどデジタル上で活躍する販売スタッフが誕生しています。
あらゆる現場のスタッフをITの力で支える「STAFF START(スタッフスタート)」がいかにして生まれたのか。
そして大きな失敗を経験した小野里はどのようにしてここまでの事業を作り上げたのか。具体的な将来展望を交えてお話いたします。


◆福岡

『地球規模のサステナビリティ革命への挑戦
-脱炭素社会に資する新素材の普及と資源循環モデルの実現に向けて-』

講師:山﨑 敦義 氏(株式会社TBM 最高経営責任者 CEO)
https://tb-m.com/limex/

脱炭素社会の実現やSDGsへの貢献へのニーズが高まる中、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX」は、資源保全や CO2 排出抑制による気候変動問題への貢献などが評価され、国内で8,000社以上に導入されています。
創業から10年を迎え、今日に至るまでの企業の歩みや、新素材ビジネスのグローバル展開、資源循環モデルの構築など、今後の事業戦略を通じた日本発のサステナビリティ革命への挑戦についてご紹介させていただきます。


◆東京

『N高が目指しているもの ~設立の背景から未来まで~』

講師:川上 量生 氏(学校法人角川ドワンゴ学園 理事)
https://nnn.ed.jp/

N高等学校(N高)はインターネットと通信制高校の制度を活用した、新しい「ネットの高校」として2016年4月に設立されました。
なぜ、教育業界とは縁のないドワンゴが、KADOKAWAと共に学校を創るに至ったのか。
その設立背景や教育方針、N高での学びについてご紹介するとともに、N高が目指すものについてもお話しいたします。

6月

『シニアエコノミー
 ~大前流 シニアビジネスの発想法~』

講師:大前 研一

日本のみならず先進国の共通課題である高齢化社会が加速するにつれ、シニア層が抱える問題をテクノロジー(AgeTech)で解決するサービスに注目が集まっている。3人に1人が高齢者という"超高齢社会"を迎える日本の社会問題と、拡大するシニア市場のビジネスチャンスについて、国内外の事例を交えて検証いたします。

7月

『自社の強みを徹底的に尖らせる経営戦略』

講師:大前 研一

コロナ禍による停滞から世界経済が緩やかに回復に向かう中、自社の事業領域を明確に定義し、徹底して強みを尖らせ(スパイキー)、ひとつの分野で競争力を高める企業に注目が集まっている。
一方で事業分野が多岐にわたる企業には尖った強みが見当たらず、また事業間での対立が起こる"パッケージ型の罠"に陥っている。
経営者は自社の強みをいかに戦略的に尖らせるべきか、検証致します。

8月

『伝統産業におけるデジタル革新者』

上記テーマにて、7名の講師に御講演いただきます。


◆名古屋

『デジタル技術による社会課題の解決 ~スタートアップの挑戦~』

講師:宮沢 和正 氏(ソラミツ株式会社 代表取締役社長)
https://soramitsu.co.jp/ja

ソラミツとカンボジア中央銀行はブロックチェーン技術を活用して、中国に先駆けて世界初となる中央銀行デジタル通貨を共同開発し、2020年10月末より正式運用を開始しました。 また、大阪市豊能町においては、ブロックチェーン技術を応用したデジタル地域通貨やデジタルIDを活用したサービス展開しています。
ブロックチェーンなどの最新のデジタル技術は、企業における脱炭素化や循環型社会の可視化にも応用され、商流・金流の一元化による業務効率化やコスト削減を実現し、地域経済の活性化に大いに寄与しています。具体的な事例を挙げながら、これらのデジタル技術がどう社会や生活を変革してゆくかを議論したいと思います。


『報道産業の3つの構造的課題 ビジネスとジャーナリズムの両立のために何をすべきか』

講師:米重 克洋 氏(株式会社JX通信社 代表取締役)
https://jxpress.net/

現代は「消費者が発信する時代」です。情報発信手段の多様化や情報量自体の爆発的な増加、それに伴うデマ・フェイクニュースの拡散やそれがもたらす社会の分断や公衆衛生上の危機に直面する中で、これまでになく「正確な情報」を届ける手段としてジャーナリズム、報道産業が果たすべき役割は大きくなっています。しかし、その報道産業は3つの大きな構造的課題に直面し、その役割を十分果たせない状況にあります。これら構造的課題を俯瞰し、情報のライフラインをどう再構築していくか、考えていきたいと思います。


◆大阪

『スタートアップ起業家が牧場をはじめた話』

講師:小林 晋也 氏(株式会社ファームノートホールディングス 代表取締役)
https://farmnote-hd.com/

2004年に起業したWebインテグレーターが2013年に酪農向けSaaSを開発し、牛向けウェアラブルデバイスを開発。累計資金調達額は44億円。
そして2020年にDX化を実践した牧場を立ち上げて「なぜか」農家になった話。 ITだけでなく自動化技術や受精卵移植、ゲノムによる育種改良などを組み合わせ、生産性は日本平均の1.4倍に。その起業からの経緯とDX実践の本質についてお話しします。


『いちご産業に革命をもたらしたIT×匠の技×ブランド戦略』

講師:岩佐 大輝 氏(株式会社GRA 代表取締役CEO)
http://www.gra-inc.jp/

2011年の東日本大震災の復興支援の目的に設立された株式会社GRA。
壊滅的な被害を受けた山元町の特産品であるイチゴで復興を目指し、農業40年の大ベテランと一緒に起業し、イチゴ栽培を開始し、震災から約2年後の2012年12月、「ミガキイチゴ」の発売に至りました。
先人の匠の技と先端技術の融合により、一粒1000円の「ミガキイチゴ」、イチゴスイーツ専門店「いちびこ」などのブランドを次々と創り出し、アグリテックで高い生産性を可能にした経営手法についてお話します。


◆福岡

『医療業界のDX~調剤薬局の変革を通して~』

講師:中尾 豊 氏(株式会社カケハシ 代表取締役社長)
https://www.kakehashi.life/

全国に約6万店舗ある調剤薬局では、霞が関を中心に大きな変革を求められている。
従来のイメージである「薬を正確に速く渡す」存在から、「いつでも・どこでも患者をケアする」存在へと、より患者に向き合った業務に重点を置くよう期待されている。
しかし、慣習的な薬剤師業務は未だアナログな部分が多く、患者対応に多くの時間を割くことを困難にしている。
そこで今回は、薬局業界の現状と課題を整理した上で、薬局DXの具体的な効能を弊社サービス事例を通して解説していく。


『企業経営こそ、21世紀の冒険』

講師:春山 慶彦 氏(株式会社ヤマップ 代表取締役CEO)
https://yamap.com/

人が豊かに生きることと、環境が豊かになることをつなげる仕事。
この仕事こそ、私たち経営者・起業家が、今こそ、目指さないといけない仕事だと感じています。
YAMAP(ヤマップ)は、まだまだ道半ばでこのような仕事ができているわけではありませんが、そのプロセスと考えの一端をみなさまと共有できたらと思います。


◆東京

『幸せを築く人を、幸せに。~アンドパッドの建設DXへの挑戦~』

講師:稲田 武夫 氏(株式会社アンドパッド 代表取締役)
https://andpad.co.jp/

60兆円規模と国内2位の市場規模を持つ建設業界は、市場の成長性に反して人材不足や就業者の年齢も高齢化という課題を抱えています。これらの課題解決には、労働環境の改善や業務の効率化が急務です。
当社は、「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションを掲げ、建設現場で働く職人さんや工事会社様向け施工管理サービスを中心とした様々な製品を開発し、建設業界で働き方改善に向き合い、業界課題の解決に取り組んでいます。
資材高騰など先行きが不透明な経済状況の中において、当社が考える建設会社および工務店のDXのあるべき姿について、その実現へ向けた取組みをお話しします。

9月

『ソロ社会時代の新たな生活者像』

講師:大前 研一

コロナ禍を機に、生活者の消費行動・価値観が変化している。
これまでの「価格・品質」から、「健康・安全」、「サスティナビリティ」、「簡易性・利便性」、「信頼・評判」などの価値観が重視されるようになり、これらの変化を捉えた企業とそうでない企業で業績の明暗が分かれている。
パンデミックによって変化する生活者の消費価値観を企業はいかに捉えればよいか、検証致します。

10月

『台湾有事』

講師:大前 研一

8月に米国要人が訪台したことに強く反発した中国は、台湾周辺で大規模軍事演習を行うなど台湾を巡る緊張が高まっている。
また、ロシアによるウクライナ侵攻への類推から台湾有事を懸念する声もあがっている。
台湾問題はいかに帰結させればよいのか、検証いたします。

11月

『5G/Beyond5Gがもたらす変革とビジネスチャンス』

講師:大前 研一

2020年春に本格商用化を開始した5Gによって多くの人が大容量の高速通信を使えるようになり、自動運転や遠隔医療を可能にする次世代技術として、エッジコンピューティングと合わせて期待が高まっています。
5G/Beyond5Gによってどのような社会が実現するのか、ビジネスチャンスやリスクについて検証致します。

12月

『世界の潮流 2022年
 ー 地政学・安保リスクがもたらす新たな世界 ー』

講師:大前 研一

2022年の世界の政治・経済の潮流を総括し、2023年に向けての日本の課題を検証いたします。

1月

『ドローンのビジネスインパクト』

講師:大前 創希氏(DRONE FUND / 共同創業者/代表パートナー)

現代社会に無くてはならない電気設備や水道、道路や橋といったインフラから、物流・農業といった分野まで、人の力で生産・維持してきたものが、その限界を迎えるターニングポイントに差し掛かっています。
ドローン技術がこれらの課題解決の糸口となり、様々な産業に影響を与えるインパクトについて、またドローン撮影で可視化されることによって生まれる新たな構想について、お話いたします。

2月

『DX戦略の成功条件 -成功事例に学ぶDXの導入・活用ポイントとは-』

講師:大前 研一

デジタル・トランスフォーメーション(DX)というトピックが日本企業にも広く浸透するようになり数年が経過しました。
しかし、DXの必要性については語られるものの、現実にはビジネス現場になかなか浸透していません。
DXによってビジネスの変革に成功した企業の事例から紐解き、DX戦略をいかに推進し、収益を上げていけばよいのか検証致します。

3月

『AIの最新潮流2023 - ChatGPTの衝撃 -』

講師:大前 研一

膨大なデータ学習で賢くなった「基盤モデル」と呼ばれるAIが米国などで続々と誕生し、世界に衝撃を与えている。
米国のOpenAI社が開発した、チャットボット「ChatGPT」は2カ月で利用者が1億人を突破するなど、史上最速で広がっている。
また、米国パランティア・テクノロジーズ社が開発したAIプラットホーム「ゴッサム」は、戦場を緻密に分析することでウクライナ軍の善戦に大きく寄与している。
AIが爆発的なスピードで進化するなかで、経営に与えるインパクトと対策について、検証致します。

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