【練習を成果につなげるには?】
成功する練習の法則 ~最高の成果を引き出す42のルール
(ダグ・レモフ 氏、 エリカ・ウールウェイ 氏、ケイティ・イェッツイ氏)

【練習を成果につなげるには?】成功する練習の法則 ~最高の成果を引き出す42のルール(ダグ・レモフ 氏、 エリカ・ウールウェイ 氏、ケイティ・イェッツイ氏)

子どもを育てること、芸術、スポーツ、ビジネスにおいて人を育てること、これらすべてに共通した課題があるといいます。それは…

どのスキルを伸ばすときにも、課題は同じなのだ。その最初の一歩は、「上達すること」に上達することである。

本書はアメリカ人の現役教師3人によって、もともとは教師のために書かれた本です。「教える」ことのプロである教師が、より優れた教師、教育者になるために必要な訓練(=練習)とは何かについて考え、実際に成果のあった方法から原則を導き出し、42のルールとして示されています。

教えることは育てること。その上達のための「練習」方法があるとすれば、本書は日本人ビジネスパーソンにとっても応用できることがたくさんあるのではないでしょうか。

ここでは、42のルールの中から、もっとも印象的な「ルール4:無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる」をご紹介します。

1日のうちでもっとも創造的に考えているのはいつか、自分の胸に聞いてみよう。シャワーを浴びているとき、車を運転しているとき、歯を磨いているとき、ジョギング中― おそらくそんなときではないだろうか。

つまり、すでに何千回とやって、もはや機械的にできることをやっているときだ。自動的に何かをしているとき、心は創造的に考えていることが多い。

さらに創造的になる方法は、すらすらとできなかった場面で心に余裕を持たせる、つまり、そういう状況で必要なスキルを自動可することだ。

ビジネスにおいても、もっとも重要な場面で期待を超える成果を出すためには、まさにこうした状態が求められるのではないでしょうか。

大事な商談のプレゼンでクライアントから想定されるあらゆる質問に備えて十分に練習ができていれば、例え本番で少し違った角度の質問がきたとしても、冷静に考えを整理して自信をもって回答することができるはずです。

これは、MBAでの学びにも通じるといえます。

例えば、本プログラムのグループプロジェクト(グループワーク)では、現在の自分の業務とは異なる分野であっても、当事者として参加し、学んだ理論やフレームワークを実際に使って課題を解決する面白さ、難しさを疑似体験することができます。

こうしたトレーニング(練習)を科目ごとに繰り返し取り組むことにより、現実の様々な分野・局面での応用力を着実に高めることが可能となります。

大きな成果もまずは一歩から。ご興味をもたれた方は、ぜひ本書をご覧ください。

▼本を見てみる(Amazon)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532318882/bond11-22

BOND-BBT MBA TOPへ

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK

よく読まれている記事