【第3部】夢を持ち続けて努力することが如何に大切か。
(修了生/中田晃さん)

【第3部】夢を持ち続けて努力することが如何に大切か。(修了生/中田晃さん)
米国でチャレンジを続け、飛躍をされていく中田さん。ご自身が実現したいことを実現すべく力強く突き進まれる姿の根っこには、ある想いがあります。それは何なのでしょうか?

前回に続き、中田さんがイベントでお話になられた内容をご紹介いたします。

▼これまでの記事はこちら
【第1部】21世紀に稼ぐ力のある人材とは?
【第2部】なぜ米国で起業をしたのか?

You’re never too young, or too old, if you got talent.

次にご紹介するのは、私が大切にしたい価値観です。通常は英語で伝えているのですが、日本語も交えてご紹介します。

米国で赤字会社を買い取り、社内改革を進めていく際、抵抗勢力が従業員(当時600名)を分断するような動きに出てきました。しかし一方で、改革に積極的に関わろうとする勢力も出てきた訳です。私は全従業員の気持ちを一つにまとめ、巻き込んでいく必要がありました。これはそうした状況下で、伝え続けてきたメッセージの一つです。

Golda Meir was 71 when she became Prime Minister of Israel.
William Pit II was 24 when he became Prime Minister of Great Britain.
Mozart was just seven (7) when his first composition was published.
Now, what about this?
Benjamin Franklin was a newspaper columnist at 16, and a framer of the Unites States Constitution when he was 81.
You’re never too young, or too old, if you’ve got talent. Let’s recognize that age has little to do with ability.

(和訳)
ゴルダ・メイヤーがイスラエルの首相になったのは71歳の時。
ウィリアム・ピット2世が、英国の首相になったのは24歳の時。
モーザルトのシンフォニーが初めて出版された時、彼はたった7つ。
ところでこんなのはどうだ?
ベンジャミン・フランクリンは、16歳で新聞の社説を書き、81歳でアメリカ合衆国の憲法の草案をおこした。
つまり、才能さえあれば、若すぎるとか、歳をとり過ぎているかってことは関係ない。認めようじゃないか!年齢は能力にほとんど関係がないって事実を。

私は「メッセージを強化するヒント」という観点から、自分の考えをシェア致します。

私の社内改革(当時)も、事あるごとに口を酸っぱくして「改革」を説き続けたが、しまいに飽きられてしまい効果が出なくなりました。私は、組織のリーダーとして、ビジョンの本質を伝えるメッセージは、絶えず発信しなければならないと考えます。ここで難しいのは、同じことを繰り返すのでなく、毎回新しい響きや輝きを込めることです。

そんな想いでこのメッセージを創りました。また聴衆は、アメリカで育ったアメリア人ですから、そういった誰が聴いてもわかるような例え話をする必要がありました。

自分が大切にしており、皆さんとも共有したいと思っている価値観。それは、年齢など気にせずに夢を持ち続けて努力することの大切さです。若すぎる、歳をとり過ぎているということは関係ありません。才能さえあればいつでもチャレンジすることができるのです。私はそう信じています。

子育てをしながらでも、海外チャレンジは十分に可能。(Bond-BBT MBA事務局より)

このように多忙な日々を送られている中田さん。上場に向けた準備や国内外を飛び回る日々を過ごしていらっしゃいます。実は中田さん、このように仕事をこなしていきながら、子育ても奥様と協力してしっかり取り組まれていらっしゃいました。

そのような経験をお持ちの中田さんだからこそ、子育て世代の方々に対して「海外で働くことをあきらめないでもらいたい」と考えていらっしゃいます。

次回、連載の最後は中田さんが子育て世代に伝えたいことを記事にまとめ、お伝えしたいと思います。

▼続きはこちら
【第4部】子育て世代に伝えたいこと。海外をあきらめないで!

▼これまでの記事はこちら
【第1部】21世紀に稼ぐ力のある人材とは?
【第2部】なぜ米国で起業をしたのか?

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