グローバルビジネスで戦える人材になるためのヒント"The Essence of BBT"
テクノロジーが変えるリテール・マーケティング

テクノロジーが変えるリテール・マーケティング01

講師:藤元健太郎氏

 

■販売手法の大きな変革期
本講座は全5回の予定で、第1回はリテール(小売り)・マーケティング概論。EC(電子商取引)草分けのアマゾンは、飛躍的進化を遂げるIT技術を柔軟に取り込み、世界でも最先端を走る。ECの進展は実店舗での販売オペレーションにも変化を促した。IoT(物のインターネット化)やAI(人口知能)などの新技術も寄与し、あらゆる所から購買時の顧客行動データを取り込むことが可能になっている。顧客ニーズが明確化・細分化され、使い方提案などソフト・ハードの一体訴求で、販売手法も大きな変革期を迎えた。

 

■藤元健太郎氏
講師の藤元健太郎氏は、1991年に電気通信大学情報数理工学科卒業後、野村総合研究所入社。1994年には、日本初のサイバービジネス実験サイトである、サイバービジネスパークをトータルプロデューサーとして立ち上げた。ソフマップ、JTB、NTTドコモやホンダなど数々のインターネットビジネス参入支援を担う。1995年にフロントライン・ドット・ジェーピー社代表取締役に就任、2002年には現職のD4DR(ディー・フォー・ディー・アール)株式会社代表取締役に就任、ECやマーケティングなど各種ビジネスコンサルティングや調査研究を行っている。主な著書は『サイバー市場の可能性』など。

 

■EC世界最大手「米アマゾン」
EC世界最大手、米アマゾンはIT技術の成果をいち早く導入、飽くなき変革を続ける。商品価格は競合相手次第で日に10回以上変動することもあるという。当初コスト増が懸念された巨大物流倉庫は、現在では無人建屋内をロボットが縦横無尽に動き回る。スマートフォンと連動して最短1時間以内の配送サービスを開始、ドローン(小型無人航空機)を使った配送や、家庭内のさまざまな場所からボタン一つで商品発注できるサービスも視野に入る。

 

■実店舗の顧客誘因
ECの利便性が高まるに従い、実店舗も顧客誘因のため、デジタル技術を用いて顧客ニーズの把握を究める動きが強まっている。例えば、多数のカメラやセンサー経由で店舗内顧客の行動情報をビッグデータとしてネットに蓄積、そのデータを詳細に分析すれば、いままで実現できなかった顧客別ニーズを明らかにすることが可能だ。

 

■最新IT技術を駆使した小売り
ランニングシューズに取り付けたセンサーからの情報を基に、顧客ごとに使用法のアドバイスや新商品の提案を可能にしたスポーツ用品メーカーもある。VR(仮装現実)技術により、家具の配置を実感できる映像情報を提供でき、ディープラーニング(深層学習)技術でロボット接客も実用化段階だ。最新IT技術を駆使することで、サービス提案などのソフト情報とハード効用を一体で訴求できる点で、小売りの手法は新たな段階に入っている。

 


★ Business Breakthrough Chは、スカパーとインターネットにて番組を配信しています。ダイジェスト版を特典映像として公開しました。
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