少子化が進行する中、日本の教育機関は、教育・経営の両面で危機に直面しています。この危機は、何も手を打たなければ、国や地域社会の未来への危機にも繋がります。危機をチャンスと捉えるためには、単なる模倣ではない、独自の戦略への転換が必要となります。

本回で5回目となるこのセミナーでは、ビジネス・ブレークスルー大学の代表取締役社長である柴田巌をモデレーターとし、広島県教育委員会教育長の平川理恵氏をゲストにお招きします。

近年、教育界は大きな変革の時期を迎えています。偏差値教育と内申至上主義が生徒たちの可能性を狭め、個々の成長と発展を阻んでいるという課題が存在します。この問題をどう転換し、生徒一人ひとりの個性と才能を伸ばすための教育を提供するのか、広島県教育委員会教育長の平川理恵氏の考えを伺い、新たな教育の形を共に探究していきます。

＜当日のテーマ＞
・"偏差値教育、内申至上主義"の問題点とその影響
・学力以外の個々の才能や能力を重視する教育への移行の必要性
・既存の教育システムからの脱却と新たな教育方針の探求
・生徒たちの多様性を認識し、尊重する教育環境の創造
・教育の未来像と、そのために求められる教師の役割
・広島県における具体的な取り組みとその成果

上記のテーマを基に、新たな教育の可能性を探求し、教育改革の一石を投じる議論を展開することを期待しております。