説明会、お電話、メールで皆さまから頂く多くのご質問。これまでの通学型学習とは違うだけに、本プログラムのイメージや価値はすぐには分かりにくいかもしれません。そこで、これまでに特に多く寄せられた質問にお答えします!

Q.1 通信教育で過去に挫折したのですが大丈夫?(モチベーションは維持できますか?
Q.2 英語力について不安なのですが、本当についていけますか?
Q.3 仕事が忙しすぎて不安です。時間的な拘束はどれぐらいですか?
Q.4 習った内容は実務に役に立ちましたか?
Q.5 議論はサイバー上でのやり取りになりますが、教室と比べてどうですか?
Q.6 クラスでのグループワークについてイメージがしにくいのですが。
Q.7 現地でのスタディツアーに参加できるか心配です。
Q.8 学費の分割払いについて教えてください。
Q.9 前提知識はどの程度必要ですか?
Q.10 人脈は出来ますか?


Q.1 通信教育で過去に挫折したのですが大丈夫ですか?

はい。挫折しにくいように、いろいろな工夫を行っています。
一般に教室に比べて、通信教育が挫折しやすい理由はモチベーションが維持しにくいこと。

1)「孤独感」
2)「強制感がないとできない」
3)「すぐに質問できない(回答が返ってこない)」

の3つがあります。 「孤独感」については、限りなくゼロに近く設計しています。従来の通信教育は問題集や教材をひたすら解いて、郵送やインターネットで提出し、添削結果を見ながら勉強するという、自己学習型のイメージがあります。

もちろん学習には、それぞれの学習目標に最適なスタイルがあり、自己学習も有効な手段の一つです。

MBAは下記の分類でコミュニケーション型(タイプ2、タイプ3)のスタイルが向いています。

従いまして、本プログラムでは、ディスカッションやグループワークを通じて、多くの人と交流しながら学習を進める最適のデザインになっています。このスタイルは、従来の教室型と共通点を多く持っています。

【目的にあった学習スタイルを選ぶ】

タイプ1<自己学習(Self-Learning)型>
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受験勉強や資格試験など、暗記型の内容に向いている学習方法です。答えが明確にある問題について理解し、反復して覚える事がメインのため、講師とのコミュニケーションをあまり必要としません。例えば、EXCELやパワーポイントの使い方の習う場合など、個人のペースにあわせ、暗記したり学習するのに向いています。書籍の発展形といってもいいかもしれません。

このタイプのEラーニングでは、Flashなどのアニメーション技術を使って、自分の理解度に合わせてクリックして進んでいくパターンが多く、単なる紙ベースの教科書より分かりやすくなっています。一方、 単なる解説が画面に出てきて、ナレーションがついているだけの教材もあり、内容は千差万別です。

タイプ2<コミュニケーション重視型>
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PCカメラや、マイクを使い、オンライン英会話教室のようにビデオ会議形式でリアルタイムで講義を受けたり、質問できたりするタイプです。さながら教室のように講義を受講することができ、技術の発展でいまからどんどん普及するタイプです。

MBAのケースディスカッションのように「正解のない」 テーマに対して、リアルタイムで参加者が意見を出し合いながら、本質に迫っていくような内容にピッタリな点です。

弱点は、「同期性」です。特定の日時を拘束されるため、忙しい社会人にとっては、あまり同期性の高いクラスが多い場合、フレキシブルに参加することが難しい事が挙げられます。

タイプ3<ブレンディング型>
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[タイプ1][タイプ2]のそれぞれの要素を取り入れたタイプです。 基礎項目は自己学習しつつ、同期型(ビデオ会議)と非同期型(エアキャンパスなど)によるディスカッションを併用しながら、参加者全員で本質に迫っていく方法です。

この方法は、多くの企業における人材育成や本プログラムでも採用されている形式です。

学習には、メリハリの利いた緊張感が必要です。これはPeer Pressure (仲間からの無言のプレッシャー)と呼ばれますが、ブレンディグ型学習によって「自分がクラスの仲間から見られている」意識は、モチベーションの維持に大きな効果があります。

以上、最適な学習スタイルを組み合わせることで、本プログラムはこれまでのように挫折しにくい仕組みを実現しています。

具体的には、毎週単位で行なわれる掲示板式の非同期ディスカッション(AirCampus使用)、ビデオ会議方式の討論(同期)、各クラスのグループワーク、その他現地キャンパスでの短期ワークショップなどです。


Q.2 英語力について不安なのですが、本当についていけますか?

入学時に最低TOEIC600点は必須となりますが、もちろんこれでは十分ではありません。受講中にも英語力向上のための努力が必要です。そのためにも、いくつものサポートをご提供しています。

まず本プログラムでは、先生のセリフがすべて文字でダウンロードできる「トランスクリプト」をご提供しています。(*最近の洋画DVDの多くは英語字幕の表示機能が入っており、基本的には同じ仕組みですが、本プログラムはPDFファイルでダウンロードできるため便利です)これにより、分からない単語は、辞書などでカンタンに調べることも可能です。

また、ビデオ(動画)ですので、分からない場合は繰り返し見る事ができ、分からない場合は、クラスで質問したり、先生に質問する事が可能です。(教室クラスと同じ感覚です。)

(これまでの700名以上の方に受講いただいた中には、英語が苦手な方も多数いらっしゃいましたが、英語自体がまったく分からなくなって挫折した方はほとんどいらっしゃいません。)

英語科目の授業は毎週3時間の講義で進捗します。

ただし、残念ながら英会話学校ではございませんので、英語自体を教えるクラスはございませんが、むしろ実際の講義を受けながら勉強することで、効率よく英語力を向上させる事が可能です。

また、英語が苦手でも、例えば会社で経理や財務などを担当されている場合は、Accountingなどの科目は英語であっても比較的取り組んでいただきやすく、相対的に成績も良いという結果となっています。


Q.3 仕事が忙しすぎて不安です。時間的な拘束はどれぐらいですか?

卒業生のアンケートによると、毎週の勉強時間は平均して15-20時間程度です。一般的な内訳は下記にようになります。

例:(講義ビデオ:3時間)+(議論・グループワーク・教科書等:12時間)

ビデオやサイバー議論は特定の時間を拘束しません。ビデオは録画して議論にご参加される前に、好きな時間にご覧いただく事が可能です。また、AirCampusによる議論は、1テーマ・1週間単位(月曜開始〜日曜終わり)で行いますので、1週間の中で、すきま時間を見つけてご参加いただけます。

また卒業生アンケートからも、義務教育の勉強と違い、現実に起こっているビジネス事例や、仕事に直結することを扱いながら授業が進捗するので、学習自体が楽しく、あまり「拘束」という感覚はない、という感想を多く頂いています。

ただし、「●日●時」という形で、特定の時間を拘束するのは2つあります。

試験日
科目の終了時に実施するオンライン試験は特定の日時(土or日のどちらかを選択)に実施します。月1回程度。

・オンラインクラス
ビデオ会議を使ったリアルタイムでの授業。参加できない場合は録画でキャッチアップも可能。


以上のような仕組みにより、かなりお忙しい方でも受講を継続していただけます。


Q.4 習った内容は実務に役に立ちましたか?

卒業生の声を総合すると、「役に立ちました」という意見と、「これから役立てます」という2つの意見に集約されます。

プログラム自体は、コンサルティング会社の先生や、ビジネススクール教授、また実務家の先生の連携しながら最先端の「理論」と「実践」をバランスよく学んでいただけるように、科目の開発・運営を行っておりますが、最終的にそれを役立てられるかは、学生の皆さまによります。

より経営に近いポジションに移動されたり、起業されたりすれば、MBAの内容はほとんどすべて活用可能です。逆に、例えば研究開発に専念されるのであれば、財務会計の知識や、組織人事の知識は必ずしもすべて使う事がないかも知れません。

またロジカルシンキングや問題解決思考、イノベーション発想法などは、ビジネスだけでなく、あらゆる場面で一生を通じてお役立ていただけるはずです。

ぜひMBAの価値を、十分に活かしていただければと考えております。

卒業生の声はこちら


Q.5 議論はサイバー上でのやり取りになりますが、教室と比べてどうですか?

「得られる価値が少し違っている」と考えられると、ご理解いただきやすいと思います。

「短時間に顔を見ながらやり取りできる情報の質」という観点では、教室での議論に軍配が上がります。
ただし、実際の行動や思考の仕方に変化を及ぼす(行動特性・思考特性の変容)ためには短期間のトレーニングでは不十分です。むしろ、ある一定期間、同じテーマついて考え続ける、議論を続けるという勉強法が、中長期的に見て効果を上げます。

「すぐに質問できる」「リアルのほうが手取り足取り教えてもらえる」点では、サイバーでもほぼ同じ環境を実現しています。

さらに、AirCampusを使ったサイバー議論は、これまでに教室型ではあまり体験したことのない面白い価値を提供する事が出来ます。

まずオンラインで価値のある議論を行うためには、下記のような条件が必要です。

1)議論のルールが設定されており、先生が管理している
2)参加者が履修者に限定されており、実名で参加し、安心して発言できる環境がある
3)参加者が、「真摯に学ぶ」という共通の目的を持って意欲的に参加している

これらを前提で、ビジネスについての議論(例えば「あなたが、●●の経営者としたら」)を行った場合、非常に活発なサイバー議論が成り立ちます。

また、自分の考えをロジカルに文字で文章化し発言する事(思考の"見える化"、また口頭ではぐちゃぐちゃになりがちな議論がかなり整理された形になる事、また分からない箇所は、事実(ファクト)調べてから発言できるなど、教室ではなかなか実現できないメリットも多くあります。

教室議論の価値については、ビデオ会議システムである程度カバーしますが、ぜひAirCampusの議論の価値を体感してみていただければと思います。


Q.6 クラスでのグループワークについてイメージがしにくいのですが。

クラスの開始時に、担当教授から「このクラスでは、3名のメンバーを募って、Aの課題に取り組んでください」といった指示があります。クラスのメンバーは、仲間募集の専用フォーラムを使って、メンバー募集を行います (例:東京で集まれるメンバー募集。スカイプなどメッセンジャーで出来るメンバー募集。)

実際のメンバー募集投稿の一部をご紹介します。(実際のAirCampusより引用)
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○日付: 2007/11/1 20:45:00
○送信者:Eさん
○題名: :グループメンバー募集


10期の●●です。兵庫県に在住、大阪勤務で、食品メーカーにて生産の進行管理ほか、何でもやっております。グループプロジェクトにて進める上で、他社での様子を垣間見ることができるのではないかと楽しみです。一緒にやりましょう。

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○日付: 2007/11/1 22:01:00
○送信者:Hさん
○題名: :RE: グループメンバー募集

はじめまして。第12期のHです(←実際は実名)です。場所が離れておりますので、すべてネット上でのグループワークとなりますが、マーケティングのグループでも、Skypeを活用して、韓国と日本で効率的に活動が行えたので、今回も大丈夫かと思います。時差はありません。ご一緒にグループプロジェクトに参加させていただきたいと思います。
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○日付: 2007/11/2 6:07:00
○送信者:Mさん
○題名: :RE:RE: グループメンバー募集
11期の●●と申します。横浜市在住です。グループワーク、よろしければご一緒させて下さい。ドイツ総合化学メーカーで 管理職付き秘書をやっています。本科目は興味深く取り組めそうです。

只今、アカウンティングで苦戦中ですが、これまでのクラスを通じてチームワークの大切さを痛感しつつあり、また刺激を受けられることに大変意味を感じているところです。どうぞよろしくお願い致します。
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○日付: 2007/11/2 21:14:00
○送信者:Eさん
○題名: :確定>RE:RE: グループメンバー募集
みなさん、了解しました。こちらこそよろしくお願いいたします。人数が揃ったようですので、事務局に連絡しておきます。短い期間ですが、いいレポートを完成させましょう。よろしくお願いします。
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メンバーが結成できたら、先生の承認を得て、一緒に課題に取り組みます。どういう役割分担にするか、何時に集まるか、などはチームメンバーごとに自由に決めていただいています。


Q.7 現地でのスタディツアーに参加できるか心配です

スタディツアーは年3回、同じ内容で現地で開催しておりますので、卒業までに2回参加いただく必要があります。実施は下記です。

・1月(年明けの第2週)
・5月(ゴールデンウィーク)
・9月(8月最終週もしくは、9月第1週)

期間は8日間ですが、土曜日に始まり、翌土曜日に終わりますので、土日を除く平日にお休みいただくのは5日です。

現地との時差は1時間ですので、比較的渡航は楽です。

(東京から参加する場合の例 *JAL/カンタス共同運航便)
●金曜日:日中は通常勤務し、成田空港に移動し、21:40にオーストラリアに出発
●土曜日:早朝7:20にブリスベン空港着→ボンド大学までは約1時間。授業は13:30より
●日〜土曜日:授業に参加
●日曜日:9:00にブリスベン空港発→成田空港着 16:55 →帰宅
 月曜日:通常通り勤務

参加は5月のゴールデンウィークが多いですが、航空券は高めです(8-13万円)。宿泊先は、大学の寮や周辺のコンドミニアムなどで、1泊3000-5000円程度です。


Q.8 学費の分割払いは可能ですか?

学費入学時に、約$7650のご納入が必要です。

これ以降の学費は、追加で学期ごとにご納入頂く事が可能です。また万一途中で退学される際は、履修済みの科目分を差し引いた学費の残額をすべてご返金いたします。したがって、ファイナンシャルリスクはかなり低く抑える事ができます。ご返金の際は、為替差益・差損が発生する場合がございますので、この点は予めご了承ください。

Q.9 前提知識はどの程度必要ですか?

応募に必要とされている学歴と実務経験があれば、財務や会計、マーケティグなどのMBAで学習することに関しての前提知識は必要ございません。実際の各科目のなかで基礎レベルから高度なレベルまで学習していきます。ただし、特に財務会計に自信のない方は、またまったく知識のない方は、書店で簡単な財務会計入門の本を購入して予習されておけば学習に取り組みやすくなるはずです。あまり高度で厚い本は、詳細で専門的過ぎる説明が多い場合もあり、結局挫折してしまう可能性が高いためお薦めしません。まずはシンプルな入門書を2−3冊読んで、全体像を理解されておくことをお薦めいたします。


Q.10 人脈は出来ますか?

はい。毎週単位で行なわれる掲示板式の非同期ディスカッション(AirCampus使用)、ビデオ会議方式の討論(同期)、各クラスのグループワーク、その他現地キャンパスでの短期ワークショップ、また不定期行なわれる懇親会、経営者講演会、勉強会、また忘年会や新年会などのイベントもOBOG会を中心に各地で開催されています。最終的にに人脈が出来るかどうかはご自身によりますが、そのチャンスは多くあります。(下記は右から懇親会、起業された卒業生を講師に迎えた勉強会、スタディツアーの様子です)

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