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世界を読み解く宗教入門 > 世界を読み解く宗教入門 03

一神教を理解する
ユダヤ教・キリスト教・イスラーム


概要:
シリーズ3回目は、世界人口の過半数を占め日々のビジネスにも大きな影響を及ぼしている一神教、ユダヤ教・キリスト教・イスラームについて理解を深める。3宗教の系譜をたどると、共にパレスチナ地区とりわけエルサレムを聖地として発展した歴史を持つ。最も歴史の古いユダヤ思想は3宗教のベースとなっているが、ルネサンス期を経て近代化が進むと世界各地に拡散し衝突も増えるようになった。将来はムスリムが最多を占めると予想される中、一神教を学ぶことにより日本の人生観や労働観を見つめる機会としてほ
紀元前13世紀にパレスチナ地域で誕生したユダヤ教は、創世記や出エジプト記など「モーセ五書」を中心とする『旧約聖書』に基づく信仰だ。ユダヤ教の核心をなすユダヤ思想(ヘブライズム)は、その後のキリスト教やイスラームの基本教義へも多大な影響を及ぼした。ギリシャ、ローマ時代を経て各宗教勢力は世界に拡散、14世紀に至るとルネサンス(文芸復興)期を迎え、伝統的宗教文化が盛んに掘り起こされた。さらに近代国家建設が進むにつれ宗教も多様化、あつれきが発生しがちなのが現状だ。

今後はムスリムがキリスト教徒を逆転し、かつ両教徒で世界の約70%を占めると予測される。日本にとっては、例えばインドネシアやマレーシアからの訪日ムスリムが増えれば、ムスリムはより身近な存在となろう。食の禁忌などに対応するハラール推進は大きなビジネスチャンスと捉えたい。

最古の歴史を誇るユダヤ教徒自身は、135年にローマ帝国に敗北して以来、2000年もの離散(ディアスポラ)の歴史が始まった。世界各地で迫害を受けながらも金融業で身に付けたビジネス感覚など高い知見は産業革命後に花開き、シオニズム運動を経て1948年、イスラエル建国に至った。ユダヤ教における神の教えの一つ、週1日の安息日は日本人が持ち合わせない感覚で、特に「安息日対応のエレベーター」は興味深い。

キリスト教は西洋的価値観のベースだが、宗教文化を色濃く内在する米国における伝統と多様性を巡る議論と変容は世界を驚かせている。イスラームは、中東地区を中心にアフリカや中央アジアにまで広がる。少数派のシーア派はイランとイラクに多い。ムスリムは、他のムスリムの前で、アラビア語でアッラーを唯一の神として信じる旨を唱えさえすれば認められ、「六信五行」という行動規範を大切にする。断食中も日没後は家族と共に食を楽しむなど宗教儀礼を共有する強いネットワークがムスリムの特徴だ。日本に存在しない数々の宗教的習慣や考え方を学ぶことで、日本における生き方や働き方を再考するヒントとしてほしい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 世界を読み解く宗教入門#3 一神教を理解する ユダヤ教・キリスト教・イスラーム
00: 01: 00 各回の概要
00: 02: 13 Overview(第3回)
00: 02: 42 1 一神教の過去・現在・未来
00: 02: 50 一神教の誕生
00: 04: 05 一神教の文明論的系譜
00: 08: 37 世界の宗教人口
00: 09: 02 Projected Christian and Muslim Shares of the Global Population, 2010-2100
00: 10: 10 2 ビジネスと一神教
00: 11: 11 来日する人々
00: 15: 58 資料(1)
00: 18: 11 資料(2)
00: 20: 10 3 ユダヤ教から学ぶ
00: 20: 57 ユダヤ人の歴史(1)
00: 26: 35 ユダヤ人の歴史(2)
00: 32: 07 ユダヤ教から学ぶ
00: 38: 03 4 キリスト教から学ぶ
00: 38: 47 資料(3)
00: 41: 47 5 イスラームから学ぶ
00: 41: 59 資料(4)
00: 45: 33 ムスリム(イスラム教徒)とは
00: 49: 53 シャリーア(イスラーム法)
00: 52: 51 スンナ派とシーア派
00: 54: 25 イスラームから学ぶ
00: 58: 42 まとめ(第3回)
講師紹介: 小原 克博(こはら かつひろ)


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  アシスタント:渡名喜 織恵

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