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【HD】ITライブ > ITライブ 281

神戸市によるイノベーションのエコシステムの構築
ゲスト:中沢 久氏(神戸市 企画調整局 医療・新産業本部 イノベーション専門官)


概要:
本年4月に閣議決定される第6期総合科学技術・イノベーション基本計画において、イノベーションを起こすために、それぞれの地方が独自のエコシステムを作り、地方のベンチャー企業とともに振興していくことが大きな方針として盛り込まれている。これが、今後5年から10年の日本の方向性になっていくことになるが、具体的に何をどう行っていくのか、神戸市においてスタートアップ支援に取り組んでいる中沢久氏に、そのヒントを聞く。
神戸市は、人口152万人を抱える政令指定都市であるが、若年層の人口流出という課題を抱えている。そこで「若者に魅力的なしごとづくり」が神戸ビジョン2020の基本方針である。

神戸市の取り組みは、2015年に久元市長がシリコンバレーを訪問した時から始まる。2016年には、米国VC 500 Startupsと提携し500KOBEを開始、2017年には行政のためのオープンイノベーションUrban Innovation KOBE始動、2020年には国連禍機関UNOPSと提携し、グローバルイノベーションセンター(GIC)を開設した。 500KOBE ACCELERATORは、米国VC500 Startupsとの提携によるアクセラレータープログラムである。500 Startupsによる教育プログラムや、海外の専門家によるメンタリングなどにより、国内外から選抜された起業家を育成する。同事業に参加したスタートアップは約120億円の資金調達を行っている。2020年は、オンラインで開催し、コロナ時やコロナ後の課題解決を対象領域にした。237チームが応募し、採択されたのは、日本が約3割、その他の国が約7割であった。

Urban Innovation KOBEは、スタートアップと行政職員が協働して、行政や社会に関する課題解決に取り組むプロジェクトである。これまで、行政の開発許可申請システムの効率化や、給与システムの効率化、SDGsに関する課題について取り組んだ。17件の課題に対して、課題解決率は81%、継続利用率62%の実績を上げている。 ストップCOVID-19×テクノロジーは、コロナ危機に直面するすべての市民を支援するプロジェクトである。スタートアップのアイデアを募集し、最速の実証実験で即実装する。

グローバルイノベーションセンター(GIC)は、国連機関UNOPSアジア初の拠点である。グローバルマーケットを見据えたベンチャー企業とともに、SDGs課題解決型のソリューションを創出する。 こうした取り組みを通じて、神戸市にスタートアップが集まり、エンジニアが創出される。神戸市職員のリテラシーが向上し、市民の便益が向上する。そしてゴールとして、DXが推進され、スマートシティが実現していく。その中心となるのが、ビジネススクエア“ANCHOR KOBE”であり、産学官連携による事業創出の場としていく。 神戸市のオープンな取り組みを、今後、各地方は模倣し、協働していくべきである。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ITライブ#281 神戸市によるイノベーションのエコシステムの構築
00: 03: 22 Profile
00: 06: 11 Goal
00: 07: 07 神戸市の抱える、「人口流出」
00: 08: 34 【再掲】Goal
00: 10: 50 「若者に魅力的なしごとづくり」とは?
00: 12: 37 新産業課によるスタートアップ支援の歩み
00: 14: 13 スタートアップの支援施策
00: 18: 29 500 Startups + City of Kobe Present 500 KOBE ACCELERATOR
00: 18: 42 500 Kobe Accelerator
00: 21: 54 500 Kobe Acceleratorの対象領域
00: 22: 55 対象領域
00: 23: 40 募集結果(応募:237チーム)
00: 25: 14 プログラム概要
00: 26: 13 Urban Innovation Kobe (UIK)
00: 26: 59 UIKとは(調達の改革/PoC)
00: 30: 08 UIKの効果
00: 31: 36 取り組み例 開発許可申請のDX 2018年
00: 34: 05 取り組み例 給与システムの共創 2019年
00: 38: 06 その他取り組み事例(一部)
00: 38: 59 数字で見るUrban Innovation KOBE
00: 39: 50 インサイトの共有「Urban Innovation JAPAN」
00: 40: 30 ストップCOVID-19×テクノロジー(2020年4月~8月)
00: 40: 43 コロナ危機に直面するすべての市民を支援
00: 42: 00 採択例 行動変容の見える化
00: 42: 36 採択例 高齢者の心と体のケア
00: 44: 40 その他神戸市による、さまざまな実証実験
00: 46: 16 神戸市のオープン・イノベーションの特徴
00: 50: 25 UNOPSグローバルイノベーションセンター「GIC」
00: 52: 41 「神戸市のDX」との連動
00: 55: 56 ビジネススクエア “ANCHOR KOBE”
00: 56: 12 “ANCHOR KOBE” 施設の機能
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:山田 さつき

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