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【HD】ITライブ > ITライブ 279

アジャイルによるビジネス開発
~デジタルを前提に現状を再構築する~
ゲスト:成迫剛志氏(株式会社デンソー デジタルイノベーション室 室長)


概要:
いままさに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せ、様々な分野で変革が起きている。しかし、DXもどきやなんちゃってDXも多いのが実際である。特に大企業にとって、ビジネスのシステムもプロセスも従業員の在り方も変革が必要なDXへの取り組みは難しく、産みの苦しみを味わっている企業が多い。今回は、株式会社デンソー デジタルイノベーション室長の成迫剛志氏に、実際のDXへの取り組みについて話を聞く。
株式会社デンソーは、1949年に設立され、いまでは35の国と地域に展開し、5.2兆円を売り上げる自動車部品世界2位のメーカーである。 そんなデンソーでデジタルイノベーション室長を務める成迫氏は、日本IBMや伊藤忠商事、中国企業などを経て、デンソーに入社した異色の経歴を持つ人である。

現在は、ITにとってカンブリア大爆発が起きているような進化のさ中である。だから企業は、これまでの延長線上の事業展開と同時に、不連続型のイノベーションを起こし、新しい事業や新規市場の開拓に取り組まなければならない。ITは、従来のビジネスを効率化するだけではなく、ビジネスそのものに直結し、変革を起こすものである。

自動車業界においても、100年に1度の変革期である。デジタルトランスフォーメーションで「未来のモビリティ社会」を実現すること、つまりデジタルでモビリティを再構築することが、デンソーのビジョンである。

破壊的イノベーションを創出するためには、従来の延長線上ではなく、ディスラプターのようなアプローチが必要である。すなわち「ゼロからイチを創る」「早く作る、安く作る」「作りながら考える、顧客と共に創る」アプローチである。

デンソーのデジタルイノベーション室は、社内におけるディスラプタースタートアップのような役割を担う組織として2017年に新設された。 そこで求められるのは、従来の時間をかけて完璧を期すような開発姿勢ではなく、小さく作って素早く市場にリリースし、顧客からのフィードバックを得て常に改善を繰り返す、アジャイルなソフトウェア開発、ビジネス開発である。

そのためには、チームと顧客が直接結びついていることが必要だが、実際には複数の関係者が間に立つことにより、複雑な状況になりがちであった。 そんな中でも、デンソーのデジタルイノベーション室は、アプリをスマホにインストールして走るだけの運転スコアリングアプリyuriCargoを開発した。このアプリは拡張性が高く、多くの分野に活用できるものと期待されている。完璧ではなくても、開発し、社内で使用して、改善していくことが短期間での成果を生んだといえる。

同室は、アジャイルによるこの小さな成果を、さらにクルマづくり全体で拡張していこうとしているところである。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ITライブ#279 アジャイルによるビジネス開発~デジタルを前提に現状を再構築する~
00: 03: 18 自己紹介 成迫 剛志 (なりさこ たけし)
00: 03: 54 デンソーについて
00: 05: 17 【再掲】自己紹介 成迫 剛志 (なりさこ たけし)
00: 08: 02 現在は大変革期
00: 09: 42 両利きの経営
00: 10: 07 両利きの経営 デジタルトランスフォーメーションの対象領域
00: 11: 59 ITの位置づけ
00: 12: 55 自動車業界100年に1度の大変革期
00: 13: 45 デジタルトランスフォーメーションで実現する「未来のモビリティ社会」
00: 16: 48 新たなモビリティサービス(1)
00: 17: 53 新たなモビリティサービス(2)
00: 18: 11 取り組むべきこと(1)
00: 18: 18 取り組むべきこと(2)
00: 18: 22 取り組むべきこと(3)
00: 18: 26 取り組むべきこと(4)
00: 18: 36 取り組むべきこと(5)
00: 18: 47 取り組むべきこと(6)
00: 19: 38 破壊的イノベーションを創るディスラプターのアプローチ
00: 24: 21 デンソー デジタルイノベーション室
00: 24: 44 デジタルイノベーション室の取り組み範囲 デジタルネイティブスタートアップのように全部やる
00: 26: 10 デジタルイノベーション室の取り組み(事業部やお客様との混成部隊)
00: 27: 32 アジャイルとは(1)
00: 28: 02 アジャイルとは(2)
00: 28: 10 アジャイルとは(3)
00: 28: 20 アジャイルとは(4)
00: 28: 27 アジャイルとは(5)
00: 28: 50 アジャイルとは(6)
00: 28: 53 アジャイルとは(7)
00: 29: 11 アジャイルとは(8)
00: 30: 50 アジャイル
00: 32: 33 資料(1)
00: 33: 02 資料(2)
00: 33: 46 ユーザーが本当に欲しいもの
00: 36: 31 ウォーターフォールとアジャイル(1)
00: 36: 44 ウォーターフォールとアジャイル(2)
00: 36: 52 ソフトウェアV&V(ベームのVチャート)
00: 37: 03 アジャイル(1)
00: 37: 04 アジャイル(2)
00: 37: 06 アジャイル(3)
00: 37: 18 アジャイル(4)
00: 37: 19 アジャイル(5)
00: 39: 16 アジャイル開発(スクラム開発)の体制(理想)
00: 41: 38 アジャイル開発(スクラム開発)の体制(実際)
00: 42: 17 アジャイル開発(スクラム開発)の体制(さらに複雑となったある事例)
00: 43: 40 アジャイル開発(スクラム開発)の体制(複雑なケースへの対応)
00: 46: 05 開発実績
00: 46: 41 yuriCargo(ゆりかご)とは
00: 52: 39 yuriCargoが目指していること
00: 54: 22 アジャイルをソフトウェア開発から、クルマづくり全体へ拡張
00: 56: 45 まとめ
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:トーマス 玲奈

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