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人口減少時代の住宅市場 > 人口減少時代の住宅市場 05

郊外住宅地の将来戦略
ゲスト:東浦亮典氏(東京急行電鉄株式会社 都市開発事業本部 企画開発部 統括部長)


概要:
少子高齢化が進む現在、住宅地も多くの課題を抱えている。シリーズ最終回は、大きな地域の中で住宅地の問題を捉えた場合、どういう戦略を取ったらいいのか。東京急行電鉄株式会社の東浦亮典氏をゲストに招き、東急田園都市線たまプラーザ駅にて取り組んでいるプロジェクトを紹介する。都市のブランディングや沿線のマーケティングを行っている東京急行は、まちづくりデベロッパーとして、高齢化時代のまちづくり対策に取り組んでいる。本事業は地域限定ではなく、日本全体の今後の方向性として、ヒントになるであろう。
高度成長期時代、都心へ通勤する人のベッドタウンとして、東京郊外が次々と開発されていった。40年たった現在、少子高齢化、インフラの老朽化は著しく、郊外住宅地は衰退の道をたどっている。だが、地域の担い手は少なく、行政は現行法の限界から手を出せない。解決策としては、地元密着型のデベロッパー、自治体、行政が連携し、産官学民が協力体制を敷けば道は開けてくる。モデルプランとして、横浜市青葉区に位置するたまプラーザ駅周辺の社会実験が始まった。駅の北側、美しが丘1丁目から3丁目は、便利な駅前地区、若者世代が多いマンション地区、一番奥は高齢化が最も進む屋敷街と、特徴の違うエリアが集まっている。目指すは「日本一住みたいまち」、山坂が多いこの地を400mごとのクラスターに分け、コミュニティー機能を入れていくというリビングルームの発想を取り入れた。まずはまちづくり構想のワークショップセミナーを開き、住民の意見を聞いた。2007年開催の「次世代まちづくりキックオフフォーラム」を皮切りに、5回セミナーを実行。産官学民が専門の知識を交えて議論し、「次世代郊外まちづくり基本構想2013」を発表した。多岐にわたる提案の中、住民創発プロジェクト「たまプライド」が面白い。
例えば環境エネルギー系の提案では、天ぷら油を回収してバイオエネルギーに転換し、コミュニティーバスを走らせるというもの。理屈抜きに楽しもうというものでは、道行く人々が突然歌い出し踊り出す「フラッシュモブ」の提案。計15のプロジェクトが認定され、50万円の資金とコンサルを受けながら、実際にスタートしている。
まちづくりのコンセプトは「WISE City」、技術本意のSmart Cityではなく、生活者の快活な毎日を下支えするまちだ。東急はビジネス目線も入れて、「鉄道」「都市開発」「生活サービス」の3本柱を実現させていく。新しい時代にマッチした、多世代、多機能型のまちが期待される。詳しくは東浦氏の著書、講師編集の『現在知Vol.1 郊外 その危機と再生』を参考にされたい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 郊外住宅地の将来戦略ゲスト:東浦亮典氏
00: 00: 44 人口減少時代の住宅市場
00: 01: 46 ゲストプロフィール
00: 02: 23 資料
00: 03: 09 たまプラーザで挑戦する環境未来都市プロジェクト -WISE Cityを目指して-
00: 03: 19 東京郊外で何が起きているのだろう?
00: 03: 29 東急沿線地域図
00: 04: 30 東急沿線の人口推移予想
00: 05: 20 郊外住宅地が抱える基本的問題
00: 07: 22 郊外住宅地の現状と課題
00: 09: 08 伸びぬ歳入、増える福祉負担
00: 10: 02 郊外の社会課題への対処の糸口は?
00: 10: 05 変化の兆しのキーワード
00: 14: 04 横浜市・東急電鉄 次世代郊外まちづくり骨子
00: 15: 25 モデル地区での取り組みって?
00: 15: 30 たまプラーザ駅周辺 モデル地区位置図
00: 18: 37 いにしえの美しが丘(昭和40年代前半)
00: 20: 19 次世代郊外まちづくりで「日本一住みたい街」へ
00: 21: 45 次世代郊外まちづくりのグランドデザイン
00: 22: 53 WISE City 次世代郊外まちづくりイメージ
00: 25: 05 WISE City(賢者のまちづくり)
00: 25: 34 モデル地区まちづくり構想策定の連続ワークショップ&セミナー
00: 26: 52 キックオフフォーラム(2012年7月14日)
00: 27: 28 住民ワークショップ(2012年10月?2013年3月)
00: 28: 11 連続セミナー「たまプラ大学」(2012年11月~2013年3月)
00: 28: 39 「次世代郊外まちづくり」暮らしのインフラ検討部会
00: 31: 50 次世代郊外まちづくり基本構想2013
00: 32: 35 たまプライド
00: 33: 14 住民創発(シビックプライド)15プロジェクト
00: 37: 30 住民創発(シビックプライド)プロジェクト(1)
00: 40: 48 住民創発(シビックプライド)プロジェクト(2)
00: 42: 37 環境・エネルギーの取り組みって?
00: 42: 40 あなたはSmart Cityに住みたいですか?
00: 43: 36 生活者視点のスマートコミュニティとは
00: 44: 02 家庭の省エネプロジェクト(冬の取り組み)
00: 45: 48 家庭の省エネプロジェクト(冬)の成果中間速報
00: 47: 13 地域包括ケアシステムってなに?
00: 48: 06 (参考2)横浜市北部と南部では、医療需要の伸び方が全く異なる
00: 48: 40 これからのプロジェクトの推進を通じ、住宅医療を軸とした地域包括ケア「あおばモデル」を・・・
00: 49: 12 「あおばモデル」は広い意味での地域包括ケアシステム全体を射程に据えています
00: 49: 32 暮らしと住まいのグランドデザイン?
00: 50: 31 暮らしと住まいのグランドデザイン
00: 50: 58 実現のための4つの戦略
00: 52: 42 東急電鉄として取り組む意義は?
00: 52: 48 「住みたい街日本一」を3つの柱で実現
00: 55: 24 自立する郊外住宅地になる条件
講師紹介: 三浦 展(みうら あつし)


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  アシスタント:星村 侑希

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