グローバルビジネスで戦える人材になるためのヒント"The Essence of BBT"
No Innovation,No Gain!

アントレプレナーライブ184

ゲスト:阪根信一氏(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社 代表取締役社長)

 

■セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの目指すモノ
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社は「世の中にないモノ」「人々の生活を豊かにするモノ」「技術的ハードルが高いモノ」に合うテーマを探し続け、現在は三つの商品化を実現している。

 

■阪根氏
社長の阪根信一氏は、米国で生物化学科博士課程を修了し、2011年にシリコンバレーで起業、2014年には国内で創業したが、世界最高の技術を持つ製品開発には多額の資金が必要で、非現実的事業はなかなか世間の理解を得られなかった。本講座では、諦めずに事業化させた苦節の道のりと、世界初の高機能製品を紹介いただく。

 

■三つの高機能製品
セブン・ドリーマーズの製品化第1弾は、2014年に発売された、オーダーメードのカーボン製ゴルフシャフトだ。ゴルファーに合ったスイングとヘッドをフォームの画像解析から設計し、子会社の人工衛星製造の技術を応用している。売れ筋は18万円と安くないが、実力が納得されてのことだという。第2弾は、国内に約4万人いる、いびき&無呼吸症候群のための医療器具「ナステント」、2014年に厚労省認可が下り、2017年から一気に広まった。人肌様のシリコンチューブ器具を就寝前に片鼻へ挿入、起床後に廃棄するもので、喉の奥の現象とメカニズムを解析、重度の無呼吸患者である阪根氏も試用しながら実用化させた。第3弾の全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」は、研究開発に12年を要した。画像解析・AI(人工知能)・ロボティクスの技術を融合させ、折りたたんで分類、収納までこなすが、将来的にはコーディネートの提案や衣服管理等、ホームビルトイン型オンラインクローゼットを目指すという。2015年、パナソニックとダイワハウス工業との提携を開始、2017年に予約販売を実現、以後、普及価格を目指す予定だ。開発した製品は「日経イノベーター大賞」等を受賞、海外販売も着実に広がっている。

 

■「人生は目標設定から始まる」
阪根氏は起業前、父親が創業したBtoBの会社「I・S・T」で社長を務めており、事業拡大のためにBtoCを提案するも、かなわなかった。2011年、「ランドロイド」「ナステント」を事業の軸に米国で独立、資金繰りに苦しんだ末、2014年8月、倒産寸前に協力会社が現れた。ニーズを求め、開発し続ける姿は「果敢に攻める楽観主義者」であり、変化にも対応できたから現在につながったと社員は話す。座右の銘は「人生は目標設定から始まる」、成功者は目標から逆算して行動するとのことで、2030年、世界一のイノベーティブ企業になるための階段を上がっていると、阪根氏は言う。講師は、Technology in Lifeにセブン・ドリーマーズがいるので、ぜひグーグルやアップルを圧倒してほしいと、感想を述べた。

 


★ Business Breakthrough Chは、スカパーとインターネットにて番組を配信しています。ダイジェスト版を特典映像として公開しました。
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