グローバルビジネスで戦える人材になるためのヒント"The Essence of BBT"
救急医療と災害調査/空撮のドローンビジネスの事例

ゲスト:稲田悠樹氏(一般社団法人EDAC 理事長)

ドローンが生み出す新たな市場04_2

ゲスト:田口 厚氏(株式会社ドローン・エモーション 代表取締役)

 

■ドローンを活用した災害対応と地方創生
ドローンは、さまざまな分野で活躍の場を広げ、世界規模で新ビジネスを創出する原動力となっている。シリーズ最終の今回は、ドローンの特性を生かした災害対応の取り組みなど、既に進められているドローンビジネスの現状を紹介する。番組前半は、救急医療と災害対応において、先進技術の利活用を検証・普及に努めるEDACの取り組みを稲田理事長から伺う。後半では、ドローンを活用して地方創生に取り組むドローン・エモーション社の田口代表取締役から、撮影動画とともに、空撮ビジネスの動向を聞く。

 

■EDACにおける災害対応
稲田氏は、フリーランスでドローン関連情報を提供するDRATION代表と、救急医療・災害対応分野にドローンを活用するEDAC(イーダック)理事長を務める。EDACでは、救えるべき命を救う社会の実現を旗印に、救急医療・災害対応分野におけるICT、IoT、クラウド、ドローンなどの具体的な利活用モデルの実証訓練・検証を行い、先進テクノロジーを用いた緊急時対応モデルの普及を進めている。同団体は、2016年4月に発生した熊本地震において、接近が難しい土砂崩れ現場の状況や、全体を俯瞰しづらい農地の被害状況把握など、災害調査にドローンを活用し効果を上げている。

 

■災害に備えた救急分野でのドローン活用
突発的な災害に備え、日ごろから対応力を鍛えるため、救急医療の分野にも積極的にドローンを活用する。救急出動では、ドローンが現場に先着し動画を送信することで、救急隊が目的地にスムーズに到着、救助活動を迅速に開始できることが確認されている。

 

■「ドローン×地方創生」
ドローン・エモーション社は、ドローンの空撮映像を活用したビジネスを展開する。同社は、「ドローン×地方創生 ドローンで日本を元気に!」をテーマに、ドローン空撮事業、ドローングラファー(映像作家)育成事業、空撮コーディネート事業を行う。

 

■ドローン・エモーションの空撮事業
空撮事業では、1年間に必要な空撮素材と、SNSなどによるPRのノウハウを総合的に提供し、観光集客効果をアップさせている。あしかがフラワーパーク、青森県弘前城、ハウステンボス、山中城址など、オリジナリティーあふれる動画を提供、着実に実績を積み上げている。急激に進化するドローンの操縦をより安全に、かつ効果的に行えるパイロットの育成にも労を惜しまない。空撮コンテストなどドローングラファーの腕を磨くイベントも主催する。空撮可能地域の情報提供や、空撮権の販売、不慮の事故に対する保険提供など、空撮のコーディネートも行い、ドローンビジネスを側面からサポートしている。 日本経済回復の起爆剤として、ドローンビジネスの今後の発展に期待したい。

 


★ Business Breakthrough Chは、スカパーとインターネットにて番組を配信しています。ダイジェスト版を特典映像として公開しました。
→ http://bb.bbt757.com/
Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook