【海外MBA】 BOND-BBT MBA 20周年オンライン記念イベント開催BOND大学名誉教授 大前研一「定年は自分で定義せよ」
スマホ・タブレットの普及以前から、オンラインで海外MBAの取得を実現した歴史あるプログラム
あらゆる年齢層に対し生涯に渡るリカレント教育を提供する株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田巌、以下BBT)とオーストラリアで初めて設立された私立大学である名門のBOND大学が運営するBOND大学ビジネススクール(所在地:オーストラリア クイーンズランド州)がオンラインにて共同運営する「BOND-BBTグローバルリーダーシップMBAプログラム(監修:大前研一、以下Bond-BBT MBA)」は、2021年11月6日(土)にオンラインとリアルを融合したBOND-BBT MBA 20周年オンライン記念イベント「Re-Bondキックオフミーティング」を開催しました。
当日は、リアル・オンライン合わせて約120名の学生・関係者・豪BOND大学の教授陣などが、日本だけでなく海外からも出席しました。
BOND-BBT MBAは、オーストラリアの名門校BOND大学が運営するBOND大学ビジネススクールがBBTと提携し、2001年に日本で初めてオンラインで海外MBAの学位を取得することができるプログラムとしてスタートしました。仕事を辞めて渡豪することなく、仕事を続けながら海外MBAを取得することができるプログラムの世界的な先駆者として、20年に渡りMBAプログラムを多くのビジネスパーソンに提供しています。また、BOND大学ビジネススクールは、米国のビジネススクール国際認証機関「AACSB」による認証と、欧州のマネジメント教育品質評価機関「EQUIS」による認証の両方を取得しており、グローバル標準のプログラムであることが認められています。
20周年記念式典直前に行われた修了式では46名がBOND-BBT MBAを修了し、2021年11月時点で、修了生は1,300名を超えました。
式典が始まると、BOND-BBT MBAを運営する(株)ビジネス・ブレークスルーの柴田巌 代表取締役社長が登場し、「BBTにはグローバル人材育成のプログラムが多数ありますが、その中でもBOND-BBT MBAは最初に開講したグローバルコースになります。20年間このプログラムが続いたことに、私たちも誇りを持っています。引き続き、皆でBOND-BBT MBAを発展させていきましょう」と祝辞を述べました。
続いて登壇したBOND大学名誉教授を務める大前研一教授は、「皆さんには、”定年”は自分で定義するようになってもらいたいと考えています。人間は死ぬ時が終わりであり、定年が終わりではありません。世の中は常にアップデートしているので、MBA取得後も最後まで勉強して皆さんの新しい考えを世の中に伝えてほしいと思っています。コロナ禍であっても、BOND-BBT MBAプログラムはオンラインで学びを継続することが出来ました。これは皆さんにとって非常にラッキーなことです。」と語り掛けました。
修了生から大前研一教授へ、シンギュラリティ時代の働き方についての質問が寄せられました。大前教授は、「皆さんは知識だけを持って勝負する人ではなく、BOND-BBT MBAで「0から1を作る」「見えないものを見えるようにする」構想力を身に付けたはずです。そういう人たちは、シンギュラリティ時代が来てもコンピューターと違うことが出来ます。これからも、構想力や皆で考える“集合知”を発展させるなど、コンピューターが苦手とする能力を磨き続けていくことが重要です。」と答えました。
現地オーストラリアBOND大学学長 ティム・ブレイルズフォード教授らからはビデオメッセージが寄せられました。ブレイルズフォード教授は、「20周年おめでとうございます。私たちは、BOND-BBT MBAプログラムとその修了生たちに大変誇りを持っています。日本とオーストラリアの国同士もとても良い関係性ですが、私たちのパートナーシップも良い見本となる関係性だと思います。長い間築き上げてきたBOND大学とBBTの絆が、今後も続いてくことを嬉しく思います。20年後の40周年記念を楽しみにしています。」と祝辞を述べました。
続いて、BOND大学の名誉兼任教授を務める門永宗之助教授が登壇しスピーチを行いました。
「私も海外の大学で修士号を取得した経験があり、それがキャリアに大きな変化をもたらしました。
大前名誉教授が日本支社長を務めていたマッキンゼーの門を叩いた時、コンサルティングは全く初めての仕事でした。しかしながら、苦労して海外の大学を修了したという自信が私の背中を大きく押してくれました。皆さんは社会人として働きながらBOND-BBT MBAを修了しました。働き盛りの方が多いので、とても大変なことであったと思いますが、それは、大きな自信につながっているはずです。困難を乗り越えて手に入れたものはそう簡単には壊れません。
もし今後の人生で、その自信を忘れかけたときは、是非BOND-BBT MBAでの経験を思い出してください。また、修了後も身に付けた知識・スキル・ネットワークは、常に更新し続けていくことも大切です。皆さんの、更なる成功をお祈りしています。」
関係者らによる 祝辞の後には、BOND修了生による「20周年記念アンケート結果」も公開されました。
仕事・プライベートに対するBOND-BBT MBAの貢献度に関するアンケートによると、7ポイント以上の評価を行った修了生は仕事への貢献度で76%、プライベートへの貢献度で72%となりました。
仕事への貢献度においては、実務、転職、人脈上で役立ったと高いと回答した修了生が目立ちました。プライベートへの貢献度においては、学ぶ習慣がついたこと・仲間からの刺激・ネットワークをキーワードとする回答が多く寄せられました。
また、20周年記念式典の終盤には修了生による『人生100年時代をより豊かにする、卒業後の5年、10年、20年、その先を楽しむためのサバイバル術』についてのスピーチが行われました。
2016年にBOND-BBT MBAを修了した新野 佳世氏は、以下のように語りました。
「BOND-BBT MBAを修了した後、急遽家族が経営する会社の社長代行を任された際に、その役目ができる自分になっていたことに驚きました。
在学中、仕事と勉強の両立は正直とても大変でしたが、良い仲間にも巡り合うことが出来、勉強だけでなく仕事でも助けられた場面が多々ありました。自分の直感を信じて入学を決意した頃の自分をほめたい気持ちです。
また、”45歳定年説”が話題になったこともありましたが、全くうろたえず受け止められた自分にも気が付きました。私は、これからの安全な道は2つしかないと思います。一つは、守られた場所に行くこと、もう一つはどこに行っても通用する人材になること。BOND-BBT MBAで学んだことで私たちは後者の道も選ぶことが出来るようになりました。
新しい時代が来ても、どんなに社会が変わっても、将来が見えなくても、私たちBOND-BBT MBA修了生は、自分の頭で考えることが出来て、対話のできる仲間がいます。ですので、未来を恐れることはないと思っています。」
20周年を迎えたBOND-BBT MBAは、今後も現地オーストラリアのBOND大学と協力しながら、世界にブレークスルーを引き起こし、グローバルに活躍できる人材の輩出に貢献し続けます。
【BOND-BBTグローバルリーダーシップ MBA プログラム(BOND-BBT MBA)について】
オーストラリアの名門BOND大学ビジネススクールと、幅広いマネジメント教育事業を展開するBBTが提携する事で実現した海外正式MBAプログラムとして、2001年に開講。国際認証AACSBとEQUISを取得。「世界で活躍できるビジネスリーダーの育成」を掲げ、総計1300名超の修了生を輩出。アカデミア中心のBOND大学講師陣と実務家揃いのBBT講師陣の両者から学ぶことで、理論と実践がブリッジされ実務で使えるマネジメントスキルを身に着けることができる。受講スタイルはオンラインとオフライン(スタディツアー)を組み合わせることで効果的な学びを実現。リアル(スタディツアー)では、現地オーストラリアの学生と共に英語環境の中で実践的なディスカッションに取り組むことでビジネス英語力に加え、思考と議論の瞬発力を強化する。https://www.bbt757.com/bond/
【BBTについて】
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。 https://www.bbt757.com/
Re-Bondキックオフミーティング.pdf
【海外MBA】BOND-BBT MBA 20周年オンライン記念イベント開催BOND大学名誉教授 大前研一「定年は自分で定義せよ」
2021年11月16日
(スピーチを行うBOND大学大前研一名誉教授)
(ビデオメッセージで祝辞を述べるBOND大学学長 ティム・ブレイルズフォード教授)
(リアル・オンラインで参加しスピーチを聞く修了生。右が門永教授)
また、豪州日本大使館の参事官Janine Pitt氏と、クイーンズランド州政府駐日事務所Tak Adachi氏による祝辞も披露されました。