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「国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業受託に関するお知らせ

2018年10月4日
 
「国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業受託に関するお知らせ
 

 株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田巌、以下BBT)の子会社である株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(所在地:東京都練馬区、代表取締役:柴田巌、以下、AJIS)は、この度、「平成30年度 国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業を文部科学省より受託しましたのでお知らせいたします。

 
 政府は「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」(平成25年6月14日閣議決定)において、IB認定校等の大幅な増加を目指す等の目標を設定し、IBの普及・拡大のための取組を推進してきました。文部科学省においても、グローバル化に対応した人材を育成するための国際的な教育プログラムである国際バカロレア(以下、IB)(※1)の普及・拡大のための取組みを推進し、今後の推進方策として、「平成30年度 国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業を立上げ、IB認定校・大学・企業等で構成する「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」を創設しました。

 
 AJISは、日本の歴史あるインターナショナルスクールとして40年以上にわたり、国際的な教育を提供し続けています。世界標準のより優れた教育の提供に向けてIB(国際バカロレア)の導入に取り組み、2015年にPYP(初等教育プログラム)とDP(ディプロマ資格プログラム)の、2016年にMYP(中等教育プログラム)の認定校に承認されました。初等部、中等部、高等部の全課程においてIB教育を提供できる IB一貫校として、世界のどこでも周囲をリードし新しい価値を生み出すことのできる児童生徒の育成に努めています。また、グループ全体で取り組む「世界で活躍できるグローバルリーダーの育成」のために積極的にIB教育の導入を推進し、現在、東京都内5拠点でIB認定(PYP,MYP、DP)を受けたキャンパスを運営しており、他の2拠点も現在PYP候補校です。(※2)

 
 AJISは、この度、「平成30年度 国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業を受託し、その受託団体として、「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」を形成して文部科学省やIB機構等の関係者間での情報共有を図るとともに、IB導入を検討する学校等に対する支援やIB教育の効果に関する調査研究を実施します。
 「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」等の運営にあたっては、AJISにおけるIBカリキュラム、授業、教材、教員研修プログラムや、BBTが運営するビジネス・ブレークスルー大学で実績のある、バイリンガルにオンラインとリアルを融合させた「ブレンディッドラーニングモデル」での運営を予定しており、社会的な認知拡大のため、IBに関するICTプラットフォームの構築とともに、リアルのシンポジウム等も運営する予定です。


 10月14日(日)には、本コンソーシアム創設を記念し「第一回国際バカロレアに関する国内推進体制の整備事業シンポジウム2018」(場所:文部科学省3階講堂)が開催される運びとなりました。このシンポジウムでは、IB教育に関心のある教育機関、教育者、保護者、学生、自治体関係者等の幅広い方々をお招きし、「IB教育の効果」や「日本の学校へ導入する際のポイント」等をお伝えし、情報発信と交流の場とする予定です
(詳細は添付資料をご参照ください。)
 
 
■文部科学省「国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業
1. 本事業の内容
   (1) 文部科学省IB教育推進コンソーシアム運営業務
   (2) 国際バカロレア教育の効果に関する調査研究業務
   (3) 国際バカロレア導入を検討する学校等への支援業務
   (4) ICTプラットフォームの構築・運営業務
   (5) シンポジウム等の開催業務
 
2. 事業の実施期間(予定)
    最長5会計年度(2018年度から2022年度まで)

 
■(ご参考)
(※1)国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置。
現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施。 (参考:文部科学省http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/1307998.htm
 
 
 
(※2)当社グループのインターナショナルスクール並びに幼児教育の既存拠点は以下のとおり。
・アオバジャパン・インターナショナルスクール 光が丘キャンパス(練馬区光が丘) ※PYP,MYP,DP認定校
・アオバジャパン・インターナショナルスクール 目黒キャンパス(目黒区青葉台) ※PYP認定校
・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 晴海キャンパス(中央区晴海) ※PYP認定校
・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 芝浦キャンパス(港区芝浦) ※PYP認定校
・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパス(新宿区高田馬場) ※PYP候補校
・サマーヒルインターナショナルスクール(港区元麻布) ※PYP認定校
・アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 三鷹キャンパス(東京都三鷹市) ※PYP候補校
 
アオバジャパン・インターナショナルスクールは、平成27年6月、同年7月において、IBのディプロマ・プログラム(DP)と初等教育プログラム(PYP)の認証校となりました。また、平成28年9月には中等教育プログラム(MYP)についても認定校となり、初等部(PYP)、中等部(MYP)、高等部(DP)の全課程においてIB教育を提供できる体制が整いました。現在、これら全プログラムの認証を保有する学校は、国内に7校しか存在しておりません。
なお、アオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田キャンパス、三鷹キャンパスは、国際バカロレア(IB)「初等教育プログラム」(PYP)の候補校(※)です。
両校は、IBワールドスクール(IB認定校)としての認定に向けた申請段階にあります。このIBワールドスクールとは、「質の高い、チャレンジに満ちた国際教育に信念をもって取り組むことにコミットする」という理念を共有する学校です。アオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田キャンパス、三鷹キャンパスも、このような教育に取り組むことが、生徒にとって重要なことであると信じています。
 
※IBの「初等教育プログラム」(PYP)、「中等教育プログラム」(MYP)、「ディプロマプログラム」(DP)3つのプログラム(及び「IBキャリア関連サーティフィケイト」)を実施することができるのは、国際バカロレア機構に認証された学校のみです。公式候補校であることは、IBワールドスクールとして認証されることを保証するものではありません。
IB及びIBのプログラムの詳細については、ウェブサイト(http://www.ibo.org)をご覧ください。

 
【アオバジャパン・インターナショナルスクールについて】
株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田巌、以下BBT)の子会社である株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(本店:東京都練馬区)が運営する歴史あるインターナショナルスクール。1976年に目黒区青葉台での開校。幼児から12年生(高校3年生)までを対象とした、特定の宗教を持たない共学のインターナショナルスクール。日本語クラス以外の授業はすべて英語で行われる。国際バカロレアのカリキュラムに積極的に参加できるようになるための英語サポートプログラムも充実している。幼稚園から高校までの全ての課程において北米および国際水準のカリキュラムを提供、卒業生は世界中の大学への出願資格が得られる。さらに、アオバはCIS(カウンシル オブ インターナショナル スクールズ)および NEASC(ニューイングランド アソシエイション オブ スクールズ アンド カレッジズ)の認証も受けている。また、国際バカロレア機構(IBO)より国際バカロレア(IB)DP(高等部)、MYP(中等部),PYP(初等部・幼稚部)の認定校として承認されており、すべての課程においてIB教育を提供しています。http://www.aobajapan.jp/

 
【BBTについて】
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作など様々な顔を持つ。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。東証マザーズ上場10周年、BBT大学大学院開学10周年、経営学部設置5周年にあたる2015年は、設立当初より全く新しい教育の形を提案し続けてきた姿勢をさらに発展させ、独自のIT技術を駆使した最先端の教育の提供を目指す。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。http://www.bbt757.com/
  
 
事業受託に関するお知らせ.pdf