BBTの注目テーマ「ヘルステック（Healthtech）」
今回のテーマは「ヘルステック（Healthtech）」です。
各産業界で新しい技術が急激な進化を遂げる中では、たとえ今は良くても明日は自分自身が危機に陥る危険性をはらんでいます。「今見えている世界から未来を読む」ステップとして、BBTのコンテンツは多くの企業の人材育成に役立てられています。
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テクノロジーが変えるヘルスケア（全3回）
2015年にシリコンバレー発のグローバル会議「Health2.0」が日本に上陸しました。 新たなビジネスを次々と生み出すプラットフォームを提供し、活力あるエコシステムを構築している「Health2.0」を、東京会議Director-Japanの西村由美子氏が解説します。 また、医療・ヘルスケア分野の変化のトレンドやヘルステックがもたらすビジネスチャンスについても伺います。
- Chapter1 ITで医療はどう変わっているのか
米国の医療・ヘルスケア業界におけるテクノロジーともたらされた変化とは。ヘルステックを推し進めたオバマケア（医療保険制度改革）についても解説します - Chapter2 Health 2.0について
Health 2.0創業者 Matthew Holt氏をゲストに迎え、「Health2.0」創業の経緯と目的やこれまでの活動を紹介する。さらに世界市場におけるヘルステックの動向や、今後の展開について解説します - Chapter3 オバマケアとテクノロジー
従来の医療行政の仕組みまでを大きく変えることになったオバマケア。制度について日本ではあまり報じられていない点まで解説するとともに、オバマ大統領がなぜそれができたのかを考察します
【講師】
西村 由美子氏（Health2.0,LLC. Director-Japan）
1991年よりスタンフォード大学アジア太平洋研究所で、医療問題の国際比較研究のプロジェクトマネージャーを歴任。 2004年、シリコンバレーに新規ビジネスのプロダクションAugust Networks, Inc.を設立し、日米企業の新規事業立ち上げに参画した後、 2006年、東京に株式会社eコンセルボを創業メンバーとして立ち上げる。現在は起業・国際ビジネス創出コンサルテーション、企画、プロデュースなどの分野で活躍中。
新時代のバイオベンチャー（全4回）
バイオテクノロジーの最先端の研究がバイオビジネスの発展を牽引し、医療・健康分野のみならず、農業・工業・環境関連と広汎に適用される技術として注目されています。 OECDは、2030年の世界のバイオ市場はGDPの2.7％（約200兆円）と予測するなど、バイオテクノロジーが経済生産に大きく貢献できる市場として認識されてきています。 本講座では、バイオベンチャー企業の数々の取り組みを紹介し、企業は最新のバイオテクノロジーやデジタルヘルステクノロジーとどのように向きあえばいいのか、それぞれのビジネスに活かすためのヒントをお伝えします。
- Chapter1 バイオビジネスの全体像
バイオベンチャーの概要として、その分類や各企業の取り組みを紹介します。また、ペプチドリーム株式会社創業者で代表取締役会長の窪田規一氏をゲストに、同社がバイオベンチャー業界時価総額トップ企業へと成長した要因について伺います - Chapter2 再生医薬ビジネス
再生医療、細胞医療で開発を続ける株式会社ヘリオス代表、鍵本忠尚氏を招き、再生医療全般と最新の医療技術について伺います - Chapter3 ゲノム編集・新バイオマテリアル
前半は「切らないCRISPR」技術を展開するエディジーン株式会社の森田晴彦氏に、新しい遺伝子治療法としてゲノム編集の話を、後半は整形外科手術用人工骨の製造販売を米国からスタートさせたオルソリバースの西川靖俊氏に、新マテリアル部門の開発動向を伺います - Chapter4 最新医療機器ビジネス
最新医療機器ビジネスを岩手県盛岡市で展開する、セルスペクト株式会社の岩渕拓也氏を招き、バイオとＩＴ技術を組み合わせた診断機器、診断薬開発、健康チェック事業の話を伺います
【講師】
小南 欽一郎氏（テック＆フィンストラテジー株式会社代表）
1998年より九州大学生体防御医学研究所にて助手（分子生物学）。 2001年より野村R&A（野村證券）調査部にてIPO調査 及び 投資部にて24社のバイオ企業投資、内12社上場済み。 2015年よりみずほ証券 国内営業部門 法人グループ 法人営業推進部戦略調査室ディレクターとして、IPO調査、産学連携を担当。 2017年にテック&フィンストラテジー株式会社を設立、ベンチャー企業のIPOコンサル・取締役、大手企業の新規事業進出支援、ベンチャーキャピタル・金融機関支援を行う。
新しい経営指標 ウェルネス（アントレプレナーライブ167）（全1回）
既存の企業によるビジネスの課題を打ち破るべく、心の内側から沸き起こる強いアントレプレナーシップ（起業家精神）にドライブされてビジネスを創ったアントレプレナーをゲストに招き、「起業家」という人間の真実に迫ります。
“ウェルネス”を経営指標に2012年に株式会社FiNCを設立（現：株式会社 FiNC Technologies）、予防ヘルスケアと人工知能（AI）の組み合わせに特化したヘルステック事業を推進し、2018年に55億円の第三者増資を調達した溝口勇児氏をゲストに、会社概要、起業の思い等を語って頂きます。
当コンテンツは2015年に収録・公開。来たるべきIoT時代を前にした、若手社長の気鋭に満ちたビジネスプランを改めて紹介します。
【講師】
米倉 誠一郎氏（法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授／一橋大学 名誉教授）
1953年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
1990年、ハーバード大学で歴史博士号を取得。
早くからアメリカ・シリコンバレーのＩＴ起業の状況などを見てきた。日米のベンチャー政策に詳しい。