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【第2部】金融機関で法人顧客を対象に仕事をしているとしたら、MBAで学んだことは間違いなく役立ちます。(修了生/福田徹さん)

先週に続き、今回ご紹介するのはBond-BBT MBAプログラム22期生の福田徹さんです。ご自身の明確な専門性とカバー領域の広さを武器にコンサルティングに取り組まれている福田さん。ご自身で福田総合研究所という会社を設立し、起業以来、上場企業から創業間もないベンチャー企業まで、多くの企業の支援に携わられてきました。

そのような中、MBAプログラムを通して得られたことがどのように活きているのでしょうか?今回はその点にフォーカスしてインタビュー記事をご紹介したいと思います。

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【第1部】経営者が直面する課題を解決するために選んだ「起業の道」

Q. とても専門領域が広いですが、特にIRコンサルティングを中心に仕事をされていく中で、ご自身の専門性に加えてMBAプログラムで学んだことが活きたと感じることはございましたでしょうか?

主に知識と人的ネットワークが活きていると思います。

海外向けに情報開示をする相談を受けた際には、アカウンティングやファイナンスで学ぶ内容が世界基準に則ったものだったので、得られた知識は十分に活きたと思います。また、IPO支援をしていく上で、アントレプレナー系の科目で学んだことは活きています。ベンチャーキャピタルのトップと話をする際、数ある資金調達の方法について議論をする上で、学んだ知識があることで理解がよりスムーズになったと実感しています。

グループワークを通して様々な業界の方と一緒にプロジェクトに取り組めたことも有意義でした。他社ではどのような仕事の進め方をしているのか?他業界ではどのようなモノの見方や考え方をしているのか?をやりとりを通して知ることは、視野を広げる上ではとても参考になりました。顧客の業種も多岐にわたりますので、グループワークで得られた知見がそのまま仕事に活きていると感じています。

また、最後にグループで取り組むビジネスプランニングを通して、事業計画書の作り方、読み解き方を体系立てて学ぶことができたのも良かったです。仕事柄、海外企業が日本に進出してくる際の事業計画書を見ることも多いのですが、いずれもBond-BBT MBAのビジネスプランニングで学んだものとほぼ同じフレームで作成をしています。効率的に事業計画書を評価する上で、取り組んだ内容が役立っていると感じています。

あと入学当初はあまり期待をしていなかったのですが、人的ネットワークは思っていた以上に強いですね。今でもほぼ毎週、受講生・修了生のどなたかに会っています。実際にビジネスについて相談をいただく機会も多く、そこから案件化したことも過去ありました。逆に、私から相談をすることもあります。

Q. MBA取得は金融関連の仕事をしている際にどのように活きると思いますか?

どのような業務をしているかにもよりますが、顧客の経営に関わる業務をされているのだとしたら経営に対する理解を深めておくことは間違いなく有意義です。お客様のことを理解することにつながるわけですから。例えば、資金調達。企業を経営する上では資金調達が重要ですが、経営に対する理解を深めていることで、どのようなときに資金が必要になるのか、経営者の視点で考えることができるようになります。金融知識だけではそのようなことはできません。私も金融機関の研修で、ファイナンスを教える機会が多いですが、そのようなことができる方がまだ少ないので、学ぶ意義は尚更あると思います。

また、Bond-BBT MBAで大前先生が担当する「企業戦略」の科目の中で取り組む「Real Time Online Case Study(RTOCS)」で積んだトレーニングは、経営者の視点を身につける上で本当に役立ったと思います。RTOCSでは、現在進行形で組織の経営者やリーダーが取り組んでいる課題をケースとして取り上げ、組織のリーダーが置かれている状況とまさに時を同じくしている自分たちが、手に入る情報をもとにどのような経営判断を下すのかを他の受講生と一緒に議論をしながら決断をしていきます。そのような訓練を約10カ月にわたって積むことは間違いなく自分の力になります。

Q.創業支援も行われていて、Bond-BBT MBAの修了生の皆様からも相談を受けることも多いようですね。それ以外の方々との間に何か違いを感じたことはありますか?

ビジネスについて体系立てて学んできた方々なので、やはり緻密にしっかりと事業計画を作られているなと感じることが多いです。粗はもちろんありますが、初めから精度が高いと言うことができますね。また、MBAプログラムを通して学んだ共通言語がある分、話も理解も早いです。

経営者の視点で繰り返し考えることがビジネスに間違いなく活きてくる。(Bond-BBT MBA事務局より)今回の記事はいかがでしたでしょうか?

福田さんはインタビューの中で、金融機関で法人顧客を対象にビジネスをしているのだとしたら、顧客を理解して適切に資金調達や経営相談をしていく上でMBAプログラムを通して経営について理解を深めておくことが有意義だとご指摘されていました。金融関係の仕事に限らず、経営に携わる仕事をされている方々であれば、どなたにでも当てはまることなのではないかと思います。MBAは経営に携わる上でのパスポートのようなものだと言われることもありますが、そこで得られたことは実務に活きてくるでしょう(もちろん、学んだことをどのようにして活かすのか、ということがより重要になってきますが)。実際にご自身でそのような経験をされてきた福田さんだからこそ、おっしゃられることに説得力があります。

IRコンサルティング業務などを通して企業の経営支援に携われてきた福田さん。第1回目のインタビュー記事でも簡単にご紹介をいたしましたが、コンサルティング業務以外にも新たな製品・サービスを新規事業として立ち上げて業務拡大をされていらっしゃるそうです。なぜ、コンサルティング業務に加え、新たな製品・サービス開発にも取り組まれているのでしょうか?次回は、福田さんにその“こころ”をお聞きしたいと思います。

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【第3部】毎月1つずつ、新規事業を考えて仕掛けていくことを自分に課しています。

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【第1部】経営者が直面する課題を解決するために選んだ「起業の道」

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