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教員・修了生の声

教員・修了生の声

修了生の声

思い描いた生き方ができているのは、
MBA取得があったからこそ。

宇式伸介さん

Shinsuke Ushiki

レストランThe Gazeboオーナーシェフ/宿泊業プロデュース

宇式伸介さん

25歳で経営者になって気づいた、
何のバックボーンもない自分。

大学を卒業後、自動車販売の仕事を経て、ある会社でプレジャーボートのインストラクターや海の家の店長として勤めていたのですが、25歳の頃、その部門を引き継ぐ形で同僚とともに独立し、経営者になりました。マリンスポーツのイベント企画など、新しい事業にチャレンジしていくなかで、持っていた自信が揺らいで、自分のアイデアや考えには何の裏付けもバックボーンもないことに気づき、経営学を学ぼうと思い立ちました。やるならば難しいほどいいだろうと、MBAを学ぶことにしたんです。昼間は海の家の店長をして、帰宅してMBAの勉強をするというアンバランスな日々でした。ある時期は、あるベンチャー企業の事業拡大のお手伝いに出向していたこともあり、住んでいた神奈川県藤沢から東京都内まで、通勤ラッシュの東海道線の車内で分厚いテキスト片手に勉強したことを覚えています。グループワークでは、錚々たる大手企業の方たちと東京丸の内のコーヒーショップなどでミーティングをしたり。それまでは会う機会もなかった企業の管理職の方とも親しくなったりと、新しい仲間ができて、世界が広がっていく面白さがありました。2年半で必ず修了すると決めていたので、自分を追い込み、苦しいときも乗り越えて、予定通り、修了することができました。

35歳でオープンした自分たちの店。
地道に築き上げている充実感。

MBAの学びで新しく得た知識や考え方は多く、キャパシティーが広がりました。また、それまでは単なる自分の勘でやっていたマーケティングや交渉が、間違っていなかったんだと確かめることができた点も多く、それが自信になっていったのを覚えています。その後、長野県軽井沢に本社のあるリゾート会社に転職し、レストランやホテルの現場、管理業務や、新しい施設の立ち上げなどを5年半経験しました。調理や客室など、宿泊施設の現場を経験しているときも、MBAを学んでいたことで、施設を経営する俯瞰した視点を持つことができていたと思います。勤務の後半には、労働生産性をモニタリングしながら最適化する部署も経験しました。そこで働きながら、妻と一緒に自分たちでリゾート施設を経営していきたいという想いが強くなっていました。そしてついに2012年6月、まずは飲食店からスタートしようと、三浦半島の葉山に開いたのが、このフィッシュ&チップスのお店Gazeboです。常連のお客様も多くでき、徐々に今、宿泊業プロデュースの仕事も動かし始めました。これまでのあらゆる経験と、BOND-BBT MBAで学んだことがさらにつながっていきそうです。

—勉強のスケジュールは?
海の家の店長だった時期は、毎朝、自転車で6時に海の家に出勤し、17時に海の家を閉めて帰宅して勉強をしました。都内の企業に出向していた時期は、通勤の電車の中と、帰宅後の1時間以上を勉強していました。
—モチベーションの保ち方は?
絶対に再履修にならずに最短で修了したいということが、いちばんのモチベーションでした。

周囲の方から

本当にストイックに、
有言実行の時期でした。

宇式菜穂子さん(宇式さんの奥様)

とにかく最短で、お金も無駄にせずに修了すると、仕事から帰っても映像授業に真剣に取り組んでいた姿を覚えています。グループワークで、大手企業の管理職の同期生に、自分が教えることもあると話していたり、自信をつけていくのがわかり、頼もしく感じました。

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