日本語/English
TOP BBTimes 【人的資本経営対談】vol.1 清明 祐子様|マネックスグループ株式会社 取締役 兼 代表執行役Co-CEO 兼 CFO(役職対談当時)/マネックス証券株式会社 代表取締役社長
【人的資本経営対談】vol.1 清明 祐子様|マネックスグループ株式会社 取締役 兼 代表執行役Co-CEO 兼 CFO(役職対談当時)/マネックス証券株式会社 代表取締役社長

【人的資本経営対談】vol.1 清明 祐子様|マネックスグループ株式会社 取締役 兼 代表執行役Co-CEO 兼 CFO(役職対談当時)/マネックス証券株式会社 代表取締役社長

株式会社ビジネスブレークスルーの代表取締役社長である柴田巌が登場し、「人的資本経営」をテーマに、話題の企業経営者や専門家と対談するシリーズ。

記念すべき第1回目は、マネックスグループ株式会社 取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO/マネックス証券株式会社 代表取締役社長の清明祐子社長をお迎えします。対談では、カリスマ経営者から事業を受け継ぐこと、女性経営者としての思い、投資教育について、金融都市構想など、様々なお話を展開していきます。

対談相手の紹介

清明 祐子 氏

マネックスグループ株式会社 取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO
マネックス証券株式会社 代表取締役社長
清明 祐子(せいめい・ゆうこ) 氏

2001年京都大学 経済学部卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。
2006年にMKSパートナーズ(プライベート・エクイティ・ファンド)の参画を経て、2009年2月にマネックス・ハンブレクト(2017年にマネックス証券と統合)に入社し、2011年に同社社長に就任。
2019年4月よりマネックス証券代表取締役社長(現任)、2020年1月マネックスグループ代表執行役COO(現任)、2021年1月よりCFO兼務。
2021年6月取締役就任、2022年4月取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO、2023年4月より取締役兼代表執行役 Co-CEO。

動画要約

清明祐子氏は、マネックスグループ株式会社の代表執行役COO兼CFO、マネックス証券株式会社の代表取締役社長を務めています。

同社は、日本の大手ネット証券会社の一つであり、主に株式や投資信託、FX、CFD、先物取引などの商品・サービスをオンラインで提供している。また、企業向けにはM&Aアドバイザリーや資金調達支援に関するサービスも提供しています。

清明氏は、創業者の松本大氏から経営を引き継いだことを述べ、グループ内の各社が成長戦略を立てる必要があるとし、求心力と遠心力のバランスを取ることが重要だと語っています。清明氏は自分ひとりでは会社を引っ張れないため、チームのメンバーと協力して次世代のマネックスを作り上げたいと述べ、創業者松本大のイメージから抜け出し、全員で新しいマネックスを作り上げることを目指しています。

清明氏は就任時に「女性社長、41歳」であることが世間から注目されたが、今までそのような属性を意識したことがなかったため、大変驚いたという。そのような属性にプレッシャーを感じたことはなかったそう。清明氏はリーダーシップについて、「使わないと使えない」ことで知られる、英語の学習と同じだと考えており、リーダーシップを学ぶためには実際にやってみることが必要で、そのために一つづつ初めてのことをクリアしていくことが大事だと語っています。

清明氏は、人々が自分のお金を安全に預けることと同じように、投資により資産を増やしていくことも重要だと語っている。その為には、人々が投資のリスクとリターンを理解し、適切な運用を行うことが必要だと考え、会社としても投資教育に力を入れていて、マネックス・ユニバーシティという組織も持っています。投資教育を通じて、若者が金融界に入ってくる流れが加速すれば、パラダイムシフトが起こる可能性があると述べています。

MBA在校生・検討中の方へのメッセージ

清明氏は、自己の経験に基づいて、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジし、失敗しても修正して成功につなげることが重要であるというメッセージを伝えています。また、自分自身が30代の時に、小さい会社の社長になり、全体の収益の責任を持つことで考え方が変わり、多くのことを学んだと語っています。

マネックス証券の元社長である松本大氏は、未来の金融を作り、金融だけでなくお金の使い方にも重点を置く教育事業を行うことで、一足先の未来における人の活動を支援するという会社の理念を持っています。過去ではなく、常に未来に向かって行動していくつもりであり、現在の人材を活用して、過去や現在を超えた新しいマネックスを創造していきたいと述べています。

BBTについて

【BBTについて】

グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。
https://www.bbt757.com/