番組内容 | 放送日時
| 関連資料 [要ID&Pass] |
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【第1回】 成果をもたらす組織論 01 [テーマ]組織論へのイントロダクション [講 師]野田 稔 組織論は経営学の一分野であるが、日本ではあまり多くの人が学んでいない。実際に経営していく上では、組織をどのようにつくるか、組織の中で人と人とがどのようにコラボレーションしていくかは非常に大切なことである。成果をもたらす組織論について、具体的な事例を取り上げたり、ゲストに話を伺ったりしながら、オーソドックスなかたちで網羅的に考察するシリーズの第1回目。本番組では、現代における問題意識や、組織論の範疇等について解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2017/9/8 |
【第2回】 成果をもたらす組織論 02 [テーマ]〜マクロ編 1〜
組織論の歴史とコンティンジェンシー理論 [講 師]野田 稔 組織についての考え方として、古くは孫子の兵法に示される軍隊や、革命運動や社会運動を推進する上での政治や宗教に関わるものなどがある。近代では、組織論をはじめ、社会学・経済学に大きな影響を与えた著名な学者として、ドイツのマックス・ウェーバーや、アメリカのロバート・キング・マートンなどがいる。本番組では、人と人とが協力し合っていくために、どのような規則をつくり、役割分担をしていけばよいか、時代の変遷とともに試行錯誤が行われてきた組織論の歴史や捉え方について解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2017/11/14 |
【第3回】 成果をもたらす組織論 03 [テーマ]〜マクロ編 2〜
組織構造と組織デザイン [講 師]野田 稔 組織は基本的に、役割分担、部門化、命令系統の設計、情報流通と調整機能の設計、出来上がったルールを文書にして公式化するというステップでデザインしていく。部下の数が多すぎると組織に無駄ができたり、管理し切れなくなったりする。組織の環境や状況に応じたスパン・オブ・コントロール(上司が部下を管理できる部下の人数や領域)の考え方に基づく組織づくりが重要である。本番組では、組織構造のテンプレートとなるモデルを紹介しながら組織のつくり方を解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2017/11/13 |
【第4回】 成果をもたらす組織論 04 [テーマ]〜マクロ編 3〜
新しい組織構造(1) [講 師]野田 稔 世の中では環境が大きく変化する中、これからの組織は、社会問題を解決したり、新しい価値を創造したりすることを最も大きな目標として掲げる組織に向かうと予測される。日本企業に必要なのは、規模は必ずしも大きくなくても価値あるものを数多く産み出すことである。イノベーションを起こす人とはどのような人か、それを支える人物やシステムとして重要なのは何か。本番組では、ピラミッド型組織や、フラット化された組織でもない、新しい組織構造の在り方について考察する。 | − | 講義資料() 更新日:2017/12/11 |
【第5回】 成果をもたらす組織論 05 [テーマ]〜マクロ編 4〜
新しい組織構造(2) [講 師]野田 稔 従来、組織はピラミッド型で構成されるのが一般的であった。近年、社会変化のスピードが上がるにつれ求められるようになってきた主体的で自律的に動く組織では、円滑にコミュニケーションを取れることが一層大切なものとなっている。人間は、誰かにリードしてもらいたい気持ちはあっても支配されたいとは思わない。本番組では、従来の中央集権型・階層型組織に対抗する概念として出現してきた、上司・部下などの管理階層がないホラクラシー組織の構造や機能について解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2017/12/27 |
【第6回】 成果をもたらす組織論 06 [テーマ]〜マクロ編 5〜
組織における意思決定 [講 師]野田 稔 組織は枠をつくればうまく動くようになるかと言えば、なかなか容易にはいかない。いろいろなことを皆で決め、調整や擦り合わせをしながら共同して目的に向かうのが組織である。組織の運用そのものを考えると、組織構造をつくることよりも、その中で、どのようにして調整したり、意思決定したりするかということの方が重要となる。本番組では、組織における調整のメカニズムや、集団が意思決定する際に陥りやすいリスクと、その対応策などについて解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/2/9 |
【第7回】 成果をもたらす組織論 07 [テーマ]アトラエの事例
ゲスト:新居佳英氏(株式会社アトラエ 代表取締役) [講 師]野田 稔 株式会社アトラエは、HR-Tech(最先端のIT関連技術を使って採用・育成・評価・配置などの人事関連業務を行う)事業の開発、企画、運営などを展開している。同社は、従来からあるピラミッド型の階層組織ではなく、フラットで社員が自主的に活動することによって高い生産性を産み出す構造で注目を集めている。本番組では、同社代表取締役である新居佳英氏を迎え、ビジョン、組織運営、意思決定プロセス、同社が誇る組織としての競争優位性などについて伺う。 | − | 講義資料() 更新日:2018/3/9 |
【第8回】 成果をもたらす組織論 08 [テーマ]〜マクロ編 6〜
組織ネットワーク [講 師]野田 稔 サプライチェーンは、原材料調達・製造・生産管理・物流・販売をそれぞれの会社が情報ネットワーク化して効果的な事業運営することで高い成果を上げている。ジョイントベンチャー(合弁企業)やオープンイノベーションなどは、複数の企業や団体等が協力して一つの事業を行っている。このような組織同士の関係性は、どのようにマネジメントしていけばよいのだろうか。本番組ではグループ経営を取り上げ、組織と組織の関係が円滑になるための秘訣について解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/4/6 |
【第9回】 成果をもたらす組織論 09 [テーマ]リーダーシップ [講 師]野田 稔 リーダーシップとは、他人に自分の考えを及ぼし、望ましい行動を起こさせることである。部下・後輩に対する指示・命令だけでなく、同僚や仲間への依頼や働き掛け、上司への提案や承認を求めることもリーダーシップに含まれる。階層ごとに上から下のみならず、下から上へのリーダーシップが機能している会社は風通しがよく、組織の柔軟性が担保されていると言える。本番組では、定常期・変革期といった状況に応じて、リーダーが取るべき行動を考察する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/9/5分析表() 更新日:2018/9/5 |
【第10回】 成果をもたらす組織論 10 [テーマ]モチベーション [講 師]野田 稔 モチベーションを上げる要因には、外部からの誘因による外発的動機付けと、自分の内側から湧いてくる内発的動機付けがある。経営者や上司は、従業員や部下にとって何が琴線に触れるのかを考え、夢や志を共感させ、それらを実現するのは自分たちであると腹落ちさせることができれば集団として強く高め合うことができる。本番組では、さまざまな心理学者が提唱する理論を基に、やる気の根源を追究する。動機付けモデル構築の参考にしていただきたい。 | − | 講義資料() 更新日:2018/6/7 |
【第11回】 成果をもたらす組織論 11 [テーマ]組織のコントロール [講 師]野田 稔 組織は、自分たちでデザインして動き始めると、いろいろな問題が起こってくる。レベルや考え方がさまざまな従業員の気持ちを一つにして、うまく方向付けしていくのは難しい。人間はもともと異なった思いや目標を持っているものだという前提で協力を実現していくのが経営者の第一の責任となる。本番組では、つくった組織をどのようにコントロールしていけば、不公平感なく一人一人が納得してパフォーマンスを発揮できる職場となるのか等について考察する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/7/4 |
【第12回】 成果をもたらす組織論 12 [テーマ]組織文化と組織アイデンティティ [講 師]野田 稔 | − | 講義資料() 更新日:2018/8/6 |
【第13回】 成果をもたらす組織論 13 [テーマ]組織開発と組織変革 [講 師]野田 稔 米国では1950年代から組織開発について、多くの人が研究、実践を深めてきた。日本では似たようなことに取り組んでいたにもかかわらず広く浸透してこなかったが、昨今より重要性が高まるにつれて注目を集めるようになってきた。本番組では、組織改革の概念を押さえ、組織をどのように変えて何を得ようとするべきか、アプローチの方法や考え方などについて解説する。講師の野田氏が実際に長期間をかけて意識改革プロジェクトを行った事例も必見だ。 | − | 講義資料() 更新日:2018/9/7 |
【第14回】 成果をもたらす組織論 14 [テーマ]キャリアデザイン [講 師]野田 稔 日本で働く勤め人の場合、企業と社員との関係は、父親と子どものように厳しくも見守られながら成長していく一面があった。いったん入社すれば上るエスカレーターがあり、部下は上司に従う暗黙の契約関係の下、会社に任せていればゴールまで自動的にたどり着くこともできた。いまや時代が変わり、キャリアは自分でデザインしなければならなくなっている。組織の中で自律的にキャリアを築くためにはどのように行動すべきか、年代別に体系付けながら実用的に解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/10/9 |
【第15回】 成果をもたらす組織論 15 [テーマ]働き方改革と物的環境 [講 師]野田 稔 いま世の中で提唱されている働き方改革は、まだスタートラインに立ったにすぎない。政府主導で取り組まれているにもかかわらず、日本の職場で多くの人が働きにくさを感じ続けているのはなぜか。本番組では、現場の問題意識を起点とし、新たな価値を創造するために成功してきた企業が強みとしてきたことを探り、より高度な働き方改革を推進していくために必要なことは何か、オフィス設計を含めた物的環境の整備について解説する。 | − | 講義資料() 更新日:2018/11/9 |
【第16回】 成果をもたらす組織論 16 [テーマ]学習する組織と知識創造 [講 師]野田 稔 日本企業は、従来、ピラミッド型組織内の指示命令で動いていたが、変化の激しい社会において、組織自らが学習し、価値創造の方向性を見つけていくことが求められる時代となった。学習は単に知識を習得するのではなく、目的達成のための技能、考え方等を一人一人が見つけて実践し、研ぎ澄ましていく意味だ。学んで自己変革・自己進化できなければ、会社はあっという間にビジネスの本流から取り残される恐れがあるが、国内では「学習する組織」を実行できている企業がまだ数少なく、本講義が何らかの示唆となればいい。 | − | 講義資料() 更新日:2018/11/29 |
【第17回】 成果をもたらす組織論 17 [テーマ]組織市民行動 [講 師]野田 稔 組織における人編・第4回は、社会の新しい概念として研究が進む「組織市民行動」を取り上げる。市民行動のコンセプトは比較的新しいものだが、行動指針的な考え方には歴史があり、聖書や著名な経営者の言葉でも見ることができる。本講義では、組織市民行動を定義づけ、組織活性化へどのように影響してくるのか、具体的な行為の善しあしを分析し、軸となる行動次元を明らかにする。個人的、自発的となる市民行動は評価対象にはならないものの、いかに会社や家庭にとって有益であるか、あらためて理解できるだろう。 | − | 講義資料() 更新日:2019/1/7 |
【第18回】 成果をもたらす組織論 18 [テーマ]幸福の組織論 [講 師]野田 稔 当番組は「組織は会社と社員の幸福を同時に追求するための仕組みを考える」という共通課題が、第1回目からの根底にあった。本講義では組織論の集大成として、「幸福な組織をつくるには」をテーマに、シリーズの最後をまとめる。環境の変化が激しく、いや応でも変わりゆく社会への適応が求められる今、一番の変革が必要なのは企業だといえる。従来、営利の追求がビジネスの中心だったが、現代は社会問題の解決を通じて営利を上げることが叫ばれる中、企業や組織の取るべき道を、過去の講義を振り返りながら分析する。 | − | 講義資料() 更新日:2019/1/31 |
【第19回】 成果をもたらす組織論 19 [講 師]野田 稔
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【第20回】 成果をもたらす組織論 20 [講 師]野田 稔
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