番組内容 | 放送日時
| 関連資料 [要ID&Pass] |
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【第1回】 人口減少時代の住宅市場 01 [テーマ]総論:人口減少する大都市
ゲスト:大野秀敏氏(東京大学大学院教授) [講 師]三浦 展 日本の人口は2005年をピークに、2020年以降は1年に100万人のスピードで激減する。人口減少の影響を最も強く受けるのが、高度経済成長時代、団塊世代のニーズに合わせたかたちで郊外住宅を大量に供給し続けてきた住宅市場である。 本番組では、5回シリーズで、それぞれユニークなビジネスモデルで住宅産業をリードする方々をゲストに迎え、少子化時代を生き抜くための住宅戦略を提案する。今回は総論として、東京大学大学院の大野秀敏教授に、日本社会の将来像を見据えた住環境デザインの在り方を伺う。 | − | 講義資料() 更新日:2013/10/24 |
【第2回】 人口減少時代の住宅市場 02 [テーマ]中古住宅のリノベーション
ゲスト:内山博文氏(株式会社リビタ 常務取締役) [講 師]三浦 展 住宅の改築=リフォームと連想されやすいが、リフォームとは古くなった台所を直すなど機能改善に軸足を置いた概念である。 リノベーションとは、機能はもとより、建物自体の景観的価値や暮らし方の価値などソフト面も重視した再生を意味する。 今回は、中古建物再生を専門とする会社リビタの内山氏を迎え、資産価値の薄い中古住宅をどう活用していけばよいか、同社の施工例を挙げながら、人口減少時代を迎えたこれからの住宅再生法を伺う。 | − | 講義資料() 更新日:2013/11/29 |
【第3回】 人口減少時代の住宅市場 03 [テーマ]賃貸住宅の新たな動向「オーダーメイド賃貸」
ゲスト:青木純氏(株式会社メゾン青樹 代表取締役) [講 師]三浦 展 今、東京・池袋にある賃貸マンション「ロイヤルアネックス」が話題を集めている。入居者が壁紙を選択できるほか、大胆なリノベーションまで大家が費用を負担するプランもあるという。現在、150人が入居待ちの大人気マンションだ。
今回はロイヤルアネックスを運営する株式会社メゾン青樹の代表・青木純氏をゲストに迎え、実際の部屋写真や住人のインタビューを交えながら、実例を具体的に紹介。人気物件になるまでの取り組みや、現在のコンセプトに至った青木氏の思いを伺う。 | − | 講義資料() 更新日:2013/12/25 |
【第4回】 人口減少時代の住宅市場 04 [テーマ]郊外住宅と二世帯家族
ゲスト:松本吉彦氏(旭化成ホームズ株式会社 二世帯住宅研究所 所長) [講 師]三浦 展 近所で古い住宅の取り壊しが始まり、後に立派な二世帯住宅が出現する光景は珍しくなくなった。1970年代、核家族中心の家族観を背景に登場した二世帯住宅は、高齢化が進んで多様化した現代家族への対応が課題になってきた。本番組5回目は、「二世帯住宅」と命名して導入の先駆けとなった旭化成ホームズより松本吉彦氏をゲストに迎えた。多彩になった家族構成は高齢化だけが要因ではない。単に台所を分け、二世帯を分離すればよかった住宅づくりはもはや通用しない。豊富な訪問調査も踏まえた氏が現代の家族模様を語る。 | − | 講義資料() 更新日:2014/1/21 |
【第5回】 人口減少時代の住宅市場 05 [テーマ]郊外住宅地の将来戦略
ゲスト:東浦亮典氏(東京急行電鉄株式会社 都市開発事業本部 企画開発部 統括部長) [講 師]三浦 展 少子高齢化が進む現在、住宅地も多くの課題を抱えている。シリーズ最終回は、大きな地域の中で住宅地の問題を捉えた場合、どういう戦略を取ったらいいのか。東京急行電鉄株式会社の東浦亮典氏をゲストに招き、東急田園都市線たまプラーザ駅にて取り組んでいるプロジェクトを紹介する。都市のブランディングや沿線のマーケティングを行っている東京急行は、まちづくりデベロッパーとして、高齢化時代のまちづくり対策に取り組んでいる。本事業は地域限定ではなく、日本全体の今後の方向性として、ヒントになるであろう。 | − | 講義資料() 更新日:2014/2/26 |