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> 大前研一アワー209

【DIAMOND 「Harvard Business Review」 創刊30周年記念講演】
ニュー・グローバル・リーダーの条件


概要:
「Harvard Business Review」創刊30周年記念講演の内容を紹介する。

21世紀は、先行き不透明な「答えのない世界」である。
だが、先生が答えを与えてくれる教育に慣らされた日本人は、自分の頭で考えることが非常に苦手である。
こうした日本の教育制度では、世界で活躍する人材は決して出てこない。
「ほんとうに強い国を作るのなら、学歴エリートではなく、世界でリーダーシップをとれる人間を育てるべき」と大前氏が持論を語る。

DIAMOND 「Harvard Business Review」創刊30周年記念講演から、21世紀に求められるリーダー像について、大前氏が持論を語る。

これまでの日本は、欧米などの先例に従って生きればよい「答えのある時代」であった。
だが、21世紀は不透明な「答えのない世界」を生きなければならない。
ところが、巻末に答えがある参考書や、先生が答えを与えてくれる教育に慣らされた日本人は、自分の頭で考えることが非常に苦手である。

21世紀に重要となるのは「構想力」だと大前氏は言う。
「構想力」とは、見えないものを見る力。それを磨くのは、自分で体験し、人から意見を聞くなど、自分で情報を収集するしかない。
「You Tube」が社会に及ぼす影響を予測するには、自分で実際に使ってみることが欠かせないのだ。

また、さまざまなバックグラウンドを持つグローバルな人材とビジネスを行うためには、相手の言い分をよく聞き、その上で新しいものを生み出す力が必要となる。
これは、日本人が最も不得意なことである。
たとえば北欧では、グローバルビジネスでリーダーとなれる人材を輩出すべく、学校教育を行っている。
そこでのポイントは、
 英語でコミュニケーションができること、
 ロジカルであること、
 自分で答えを考えることができることである。
それに比べ、「今の日本の教育制度では、世界で活躍する人材は決して出てこない」と大前氏は言う。

これからの教育では、子育てを経験した母親など、あらゆる人が先生となることが必要となる。
グーグルの登場でどんな事でもすぐに調べられるようになった今、単なる「知識」には価値がない。
「ほんとうに強い国を作るのなら、学歴エリートではなく、世界でリーダーシップをとれる人間を育てるべき」だと説く。

講師紹介: 大前 研一(おおまえけんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼージャパン会長を経て現職。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の客員教授でもある。著書多数。

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