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> ビジネス基礎講座 リーダーのための実践ファシリテーション06

風土改革、組織変革のファシリテーション


概要:
ファシリテーション型リーダーとは、中立的な立場で、チームのプロセスを管理し、チームワークを引き出し、そのチームの成果が最大となるように支援するタイプのリーダーのことである。

今講座では、
タックマンモデル、ジョン・P・コッターのモデル、GEのCAP(Change Acceleration Process)など組織変革のパターンを紹介し、具体的な組織変革のプロセスを「変革リーダーの7つのコンピテンス」という枠組みにあわせて紹介する。

ファシリテーション型リーダーとは、中立的な立場で、チームのプロセスを管理し、チームワークを引き出し、そのチームの成果が最大となるように支援するタイプのリーダーのことである。
現代のような、誰もが絶対的な答えを持っていない時代に、ファシリテーション型リーダーが果たす役割は大きい。以前指示命令型で成果を上げてきた優秀なリーダーも、徐々にファシリテーションスタイルを取り入れてきている。
欧米では、ファシリテーションは、15年ほど前から組織変革などに利用されてきた。
それは、組織構造を変えるのではなく、組織行動を変えることに役立つためである。

組織変革のモデルには、
タックマンモデル、ジョン・P・コッターのモデル、GEのCAP(Change Acceleration Process)などがあるが、変革リーダーの7つのコンピテンスとしては、
(1)危機感醸成、(2)ビジョン創造、(3)ビジョン共有、(4)巻き込み、(5)行動の変化、(6)成功体験、(7)勢いの持続、で表すことができる。

(1)組織変革のためにまず必要なのが、「危機意識を高めること」である。そのためには、理屈で説明するよりも、見せる、感じさせるなどの工夫をすると効果的である。またその場合、組織ではなく自分のこととして感じさせることが重要となる。
(2)(3)危機感により組織変革のエネルギーが高まれば、次にビジョンを創造し、共有する。メンバーに共有するためには、何度も何度も伝える努力が必要である。ここでも、個人のビジョンや目標に落とし込むようにするとよい。
(4)その変革に社内の人々を巻き込むためには、クロスファンクシャル変革推進チームの構築が有効である。
(5)行動の変化を促すためには、達成目標ではなく、例えば、4W1H(Whyがない)に行動目標を定めて管理するとよい。
(6)中間派を味方につけるには、初期の成功が秘訣である。はじめの90日で成果を出すつもりで集中するとよい。(7)ただ、1つの成功で終わるのではなく、次の目標設定、成功への褒賞、人事政策など変革の勢いを持続させるための方策が、組織変革成功の鍵となる。

また、変革を成功に導くために、ステークホルダーやキーマンの分析をすることも重要である。ここで、その方法についても紹介する。
最後に、便利なテクニックとして、興奮している人への対処方法についても紹介する。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 風土改革、組織変革のファシリテーション
00: 00: 55 講座全体の流れ
00: 01: 06 本日のテーマ
00: 02: 20 なぜファシリテーションは必要か
00: 06: 17 三つの基本的な動機
00: 09: 09 パワーステージの分類1
00: 11: 13 パワーステージの分類2
00: 13: 30 チームが活性化し、行動が変わる原理
00: 15: 11 ファシリテーションとは?
00: 16: 01 リーダーシップのスタイルと効果
00: 18: 15 欧米では?
00: 20: 12 タックマンモデル
00: 22: 23 変革プロセスの8つの落とし穴
00: 25: 39 変革をリードするための8つのステップ
00: 26: 15 CAP-Change Acceleration Process
00: 27: 47 三枝匡の企業変革のプロセス
00: 28: 14 変革リーダーの7つのコンピテンス
00: 32: 55 いま現在のIBMにもっとも必要の・・・
00: 34: 54 危機意識を高めるためのファシリテーション・・・
00: 38: 59 本当の危機から目をそむける癖がある
00: 40: 10 マネジメントとリーダーシップの違い
00: 42: 50 ビジョン創造
00: 44: 09 ビジョン共有
00: 46: 12 組織のビジョンを個のビジョンや目標に・・・
00: 47: 33 巻き込み
00: 49: 49 行動の変化
00: 51: 27 4W1H
00: 52: 59 成功体験
00: 54: 21 勢いの持続
00: 55: 42 ステーク・ホールダー分析の例1
00: 56: 19 ステーク・ホールダー分析の例2
00: 56: 56 ちょっと便利なテクニック
講師紹介: 森 時彦(もりときひこ)
株式会社チェンジ・マネジメント・コンサルティング 代表取締役
大阪大学基礎工学部卒 工学博士 MIT スローン経営大学院卒 (MBA)。株式会社神戸製鋼所 にて、技術開発、新規事業企画、半導体搬送システムなどを担当。その後、日本GE役員に就任。事業企画、プラスチックス事業のグローバルマーケティング、アジアパシフィックの製品開発、プロダクトマネジメントなどに従事。テラダイン株式会社の日本法人代表取締役を経て現職。

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  アシスタント:笹田道子

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