SWOT分析とは、企業をとりまく環境を強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)という4つの象限に分けて把握する分析方法である。
よく知られた手法であるが、実際に活用するのは難しい。SWOTを使ったファシリテーションを行うポイントは、
(1)会社全体の環境を把握するべきか、一部署のことなのか、対象とする範囲を明確にすること、
(2)4つの象限をすべて見せるのではなく、内部要因(強み、弱み)のみ、外部要因(機会、脅威)のみというように二分割法を繰り返すこと、
(3)対策を考える時もすべて一回で考えるのではなく、強み×脅威、強み×機会というように組み合わせを別個に見せて考えさせること、
(4)作業を通じてメンバーの意思統一を図ることの方が要であるため、最終的に作った図より、プロセスが重要であることが挙げられる。
ビジョンとは「見えるもの」である。本来、ビジョンによって人は勇気づけられ元気になるはずだが、世の中には暗鬱なビジョンが多い。
その場合、リフレーミング(枠を変える)することで、よいビジョンを作るとよい。
そのためのツールとして、モアorレス、タイムマシーン法、ウィッシュリスト、キーワード法、チェックリスト法、マンダラート、マインドマップなどがある。
いいビジョンは、目に浮かぶ、感性に訴える、従業員の共感を得るなどの他に、進捗状況が測定できるという部分がある。
いいビジョンの設定事例として「星野リゾート」のビジョンを示す。
ビジョンを具体化しようとすると、それを推進する力に対して、否定的な力が必ず働くものである。
それに対処するためには“フォースフィールドダイアグラム”といわれる力の場を分析する手法がある。この手法で、場の力を視覚的に表すことで、有効な対処方法を選ぶことができる。
また、便利なテクニックとして、その場の書き込みなどをデジカメで記録し、すぐに議事録を共有する方法についても伝える。