株式会社エスグラントコーポレーションは、2005年12月、名古屋セントレックス市場に不動産業界史上、最短、最年少で上場した企業である。
2001年の創業時、杉本社長は若干24歳、売上高7.33億円であったが、2007年現在、売上高331億円(予定)、連結の従業員278名(2006年12月末)を擁する急成長企業である。同社は、①マンションの分譲事業、②流動化事業・ファンド事業、③賃貸管理事業、④アセットマネジメント事業を柱に展開している。
今後、流動化事業・ファンド事業の売上が大きく成長すると予想している。流動化事業・ファンド事業とは、老朽化したオフィス・商業ビル・マンション等をデザイナーと共同でお洒落にリノベートすることで、バリューアップを図り、最終的にファンドに売却する事業である。同社は、更にこれらの物件管理を行うことで継続的な収益を獲得している。
同社のビジネスモデルの特徴は、新築・中古マンション等の物件デザイン・企画・開発・管理のプロパティーマネジメントを一貫して行うことで、物件のバリューアップを図ること、
また、新築・中古マンションの分譲事業・流動化事業のフロー型収益だけでなく、賃貸管理事業・アセットマネジメント事業のストック型収益を持つ収益構造を持っていることである。
杉本氏は熱い心(Warm Heart)を持ちながら、一方で冷静な頭脳(Cool Head)併せ持っている。
彼は、どんなに格好良いことも言っても最終的に全て数字に表れる、数字で物事を把握すること重視している。また、毎月の決算を何十回も細かくチェックすると言う。
そんな同氏は、部下からの信頼も厚い。座右の銘は「やって見せ 言って聞かせてさせてみて 褒めてやらねば人は動かじ」である。経営者でも、常に現場の心を忘れないことを意識している。