●これまでの歩みから
私は先ず公認会計士の資格を取りました。一般的に、会計士という職業の人の7割方は監査法人という所に勤めているものですが、自分も、最初はある監査法人に勤務していました。そこで、公債業務という部門を担当していましたが、次第にマーケティング分野の仕事を手がけるようになり、それ以来
、マーケティングの分野に興味を持つようになってきました。
●独立するに当たって
自分は「何をしたいのだろうか」と考えました。マーケティング分野を勉強しているうちに、企業は儲けるためにビジネスをしているわけだが、それだけではない。それぞれが社会のために何らかの貢献をすることを目的に活動している筈だ、ということに気がつき、それならば、そういった会社の支援をすることをテーマに事業を起こすことを考えはじめました。そこで、協力者を募ったところ、賛同してくれる方々もいて、800万円の資金が集まり、それで会社を起こしました。
●1993年、コンサルティング会社「ディー・ブレイン」を設立
中堅中小企業を対象に、「営業部長業務のアウトソーシング」といった業務分野を中心に請け負うことを考えました。中堅中小企業の営業部長は、殆どがその個人がいわばトップセールスマンです。そこで、営業部長に代わって、販売計画の策定、事業計画書の策定、人事制度やシステムの構築、財務諸表面での提言などを中心に、営業面での全般的な支援を主業務としていくという仕事です。その会社の商品の特徴を聞き、商品としての差別化を図る方法を示したり、助成金を得るための申請を助けるといった業務も行いました
。
●1996年、インターネット上でベンチャー投資マーケットを開始
一方では、インターネットがどんどん普及しているのに、企業がインターネ ットを使って事業をどう伸ばしていくか、あまりうまく使えていないことに気がつきました。そこで、ベンチャー企業とそれを支援してもいいという「経営資源側」をインターネットで呼びかけて、公募できるような仕組みはないかと考えました。投資家をインターネットで募集し、会員制の投資事業サイト「ベンチャー支援実務研究会」を立ち上げました。
●1997年、ディー・ブレイン証券の設立