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> イノベーションライブ277:竹内弘高

イノベーション最新情報


概要:
世界のインターネット人口は10.8億人に上り、アフリカ、中東、中米といった先進国以外の国々での普及率の伸びも顕著である。
インターネットは、社会を一つの塊として認識できた「大衆の時代」から、社会をバラバラの個人が繋がった集団として認識しなければならない「個客の時代」へと変化させている。企業は、こうした時代の3大要素である「アイデア」「人材」「資本」をうまく活かしながら、「ユニークとなるための競争」に勝ち残っていかなければならない。
世界のインターネット人口は10.8億人と言われ、これは世界人口の約6分の1を占める。インターネットの普及は先進国だけの話ではなく、2000年以降のアフリカ、中東、中米における伸び率は実に3~4倍。
米国の若年層のインターネット利用率は87%、常時接続は44%、インスタントメッセージ利用率は65%である。インターネットが普及した社会のキーワードは、「Connectedness」、「Open Sourcing」、「Collaboration/Co-operation」の3つ。企業のオープンソースの採用、社外の知識ベースからの新製品開発、一日7万というスピードで新しいブログが開設されるという現象は、社会を一つの塊として認識できた「大衆の時代」から、社会をバラバラの個人が繋がった集団として認識しなければならない「個客の時代」に変化したことを示している。

こうした時代に求められる経営とは何か。GEのイメルトCEOは、コモディティ地獄に陥ったら最期であると主張する。また、IBMがPC部門を売却したのもパソコンがすでにコモディティ化したと判断したからであろう。これを裏付けるように、同社のバルミサーノCEOは、イノベーションは自らの業界を打ち壊し、競争相手を蹴落とすことで可能となると主張するのである。
危機はイノベーションの母である。イノベーションは天才が一人で考え、偶然に発明されるものではなく、組織的に創るものである。真似されにくいイノベーションは暗黙知に基づくもので、それをどのように商品化するかが鍵となる。そしてイノベーションを起こすのは企業ではなく、個人なのである。「アイデア」「人材」「資本」という3つの要素を巡る戦いに変化の兆しが見られる。
例えば、他社との共同による製品開発をはじめ、インドや中国といった理工系学生学生の豊富さ(ヒト)やプライベートエクイティに代表されるファンド(カネ)の重要性を踏まえながら、これからの企業は戦っていかなくてはならない。インターネットの普及は、企業の競争原理に対して、従来の「最上を目指す競争」から「ユニークとなるための競争」に変えてきているとも言えるのである。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 イノベーション最新情報
00: 04: 08 本日のテーマ
00: 06: 26 The World Is Flat
00: 09: 20 インターネット
00: 13: 08 キーワード
00: 16: 45 Business Week
00: 17: 16 オープンソース
00: 24: 54 大衆の時代
00: 26: 15 個客の時代
00: 31: 20 Business Week
00: 32: 33 Jeff Immelt(GE)
00: 37: 22 You can innovate your business model・・・
00: 38: 12 You can collaborate with others
00: 38: 17 You can innovate in services
00: 41: 39 Crisis is the mother of innovation
00: 44: 07 Innovations are made, not born.
00: 47: 26 Hard-to-imitate innovations are・・・
00: 48: 14 Companies don't innovate; people do.
00: 49: 49 War for・・・
00: 51: 08 Tom Friedman
00: 51: 18 タレント市場
00: 53: 47 War for Capital
00: 56: 31 TOP JAPAN M&A
00: 57: 02 TOP US M&A
00: 57: 35 TOP EUROPEAN M&A
00: 58: 53 競争の原理
講師紹介: 竹内 弘高(たけうちひろたか)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長
米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院で修士号 (MBA)、博士号(Ph.D)を取得。1976年より1983年までハーバード大学経営大学院 助教授。1987年より一橋大学教授。著書に「企業の自己革新」「ベスト・プラックティス革命」が ある。

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  アシスタント:西野七海

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