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> イノベーションライブ274:石倉洋子

科学・技術と未来
ゲスト:毛利衛(日本科学未来館館長)


概要:
日本人最初の宇宙飛行士である毛利衛氏を招き、科学・技術と未来について語ってもらい、それらとビジネスとの関わりについて考えてみたい。毛利氏が日本科学未来館の館長を引き受けたのは、宇宙飛行士になり宇宙に行くという自分の夢を達成したあと、科学者と科学という切り口で社会に貢献できると思ったからである。日本科学未来館は過去の科学や技術の展示ではなく、最先端の科学・未来に焦点を当てたユニークなものである。


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Welcome to ScienceCafe!
ビジネスの世界で新製品の開発やイノベーションが起きる背景には科学や技術の裏づけがある。科学や技術はビジネスにおいても重要であるにも拘らず、ビジネスマンの多くは興味を持っていないのではないだろうか。一方、社長には天文が好きな人も多いと聞いており、それは経営者になれば大きなスケールでものを見ることが重要となるということに気付いているということなのかもしれない。

毛利氏は、ミッション遂行の為に何をすれば良いかという考え方をNASAで学んだことは、その後の人生で大いに役立っているという。宇宙飛行士はプロジェクト遂行の為の訓練が出来ているので、引退後に企業の幹部として招聘されるケースも多い。

NASAでは適切な人材の配置という「ライトスタッフ」という考え方や、スペシャリティーを持ちかつ自分が一番と思っている人材によるリーダーシップとフォロワーシップの使い分けのバランス、更にチームでの高い効果を引き出すためのクルーリソースマネジメントなど、ビジネスの世界におけるマネジメントに通ずるものが非常に多いのだそうだ。 人間は間違いを犯すものであるということを前提に、二重のバックアップシステムを構築すること、危機管理の訓練を徹底することが重要であることは企業経営でも同様であろう。

常にベストを尽くすことでチームメンバーの信頼感を勝ち取っていくプロフェッショナルとは、自らの役割を理解し、さらに経験に裏打ちされたものを信じ、ぶれないことではないかと毛利氏は語る。科学と技術は異なるもので、科学とは事実に基づいた論理や考え方であり、技術とは科学をベースに工夫して製品化することである。科学や技術は、芸術、スポーツ、法律、経済など同じように社会が豊かになるためのものである。科学や技術についての理解を深めるために、このたび日本学術会議会員が講師となり科学技術週間にサイエンスカフェを開催する。ビジネスマンも科学や技術を特別視せず、法律と同じようなものを考えるための方法として興味を持たなければ駄目であると、毛利氏は語る。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 科学・技術と未来
00: 01: 18 今回のテーマ
00: 51: 22 サイエンスカフェとは?
00: 51: 35 サイエンスカフェの様子
00: 54: 54 サイエンスカフェ開催概要
講師紹介: 石倉 洋子(いしくらようこ)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
上智大学外国語学部卒業。米国バージニア大学にてMBA取得後、日本人女性で初めてハーバード大学大学院にてDBA(経営学博士号)を取得。1985-1992年、マッキンゼー社で日本の大企業の戦略、組織、企業革新のコンサルティングに従事。その後、青山学院大学国際政治経済学部教授を経て現職。経営戦略、マーケティング戦略、グローバル戦略が専門。行革本部規制改革委員などを兼務。著書に『組織のコアスキル』(NTT出版、1992)、『異質のマネジメント』(共著、ダイヤモンド社、1994)、『戦略経営論』(訳、東洋経済新報社、2002)など。『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』『一橋ビジネスレビュー』等に論文多数。

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  アシスタント:西野七海

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