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> ビジネス基礎講座 成功するビジネスプラン03

ビジネス分析のフレームワーク(2)


概要:
ビジネスプランを作成するためには、その前提としてビジネス分析を行う必要がある。番組では、比較的ミクロな環境分析のツールである3C分析を紹介する。
3C分析とはマーケティング戦略の3要素であるどの顧客(Customer)に対して、どの競争相手(Competitor)に注意しながら、自社(Company)はどのように事業展開を行うかを分析するものである。それぞれの要素において、さらに詳細な分析を行うためのフレームワークが存在するので、具体的事例を交えながら紹介する。

参考図書:「成功するビジネスプラン」伊藤良二著(日経文庫)
ビジネスプラン作成の前提として必要なビジネス分析のツールとして3Cを学習する。
3C分析とはマーケティング戦略の3要素であるどの顧客(Customer)に対して、どの競争相手(Competitor)に注意しながら、自社(Company)はどのように事業展開を行うかを分析するものである。

第一のC:Customerとは、自社にとって最適な顧客セグメントを見極めることである。
地理、人口動態、心理、行動などの変数によって市場を細分化し、測定可能性、維持可能性、到達可能性、実行可能性などの要素を考慮してセグメントを選択する。自社の強みが活かすことができて、将来にわたってビジネスの基盤となりうるような顧客を見つけることが理想である。

第2のC:Competitorとは、競合他社の状況を知ることである。
対象市場における参入企業数や参入企業の変動状況(数の推移、規模の変化)、市場シェアの動向などを把握する。市場シェアの状況はシェアマップなどを作成して可視化すると理解しやすい。また、ビジネスシステムを分析することで、それぞれの企業競争力の源泉がどこにあるのかを知ることができる。もしも業界のマーケットリーダーや卓越したパフォーマンスを示す競合他社が存在するならば、その企業の収益構造や戦略を分析し、その中の自社の事業展開に取り込むべき考え方や施策をベンチマークし、エッセンスをビジネスプランに反映していくとよい。

第3のC:Companyとは、自社を理解することである。
そのためのツールの一例であるSWOT分析とは、経営環境を自社の「強み(Strength)」と「弱み(Weakness)」、市場の「機会(Opportunity)」と「脅威(Threat)」に分類して整理し、自社の強みが最も発揮できる機会を把握することである。また、自社の組織構築に関する考え方を整理するためには、7Sというツールもある。これは、組織の要素を戦略(Strategy)、組織(Structure)、システム(System)、スキル(Skill)、人材(Staff)、スタイル(Style)、共通価値(Shared Value)に分類するものである。SWOT分析および7S分析のいずれを行うためにも的確な情報収集は不可欠であるので、これを利用するものは情報収集能力を身につけておかなければならない。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ビジネス分析のフレームワーク(2)
00: 02: 27 今日のテーマ
00: 02: 36 ビジネス分析にはどのような分析ツールが・・・
00: 04: 05 戦略の3要素・・・3C分析
00: 05: 43 3C分析のゴールと主なアプローチ
00: 09: 50 顧客を知る
00: 12: 19 顧客セグメンテーションとは?
00: 17: 43 競合を知る
00: 21: 21 市場環境を知るためのシェアマップ例
00: 24: 00 ビジネスシステム分析で競合の競争力の・・・
00: 26: 18 ビジネスシステムによる競合分析例
00: 30: 58 競合のベンチマーキングを自社の施策に・・・
00: 31: 50 ベンチマーキング事例
00: 32: 19 ナルミヤインターナショナルは、ここ5年間で売上・・・
00: 32: 53 ナルミヤインターナショナルの高収益構造の・・・
00: 36: 27 販売チャネル開拓効果
00: 37: 46 109-②のナルミヤフロア
00: 42: 56 自社を知る
00: 44: 24 SWOT分析例
00: 48: 03 7Sモデルで自社の組織モデルを構築する
00: 49: 44 7つのSで企業の組織構築の考え方を・・・
00: 54: 13 情報収集力がすべてのビジネス分析の・・・
00: 57: 41 ビジネス分析にはどのような分析ツールが・・・
講師紹介: 伊藤 良二(いとうりょうじ)
慶應義塾大学 政策・メディア研究科 教授 
慶應義塾大学工学部管理工学科卒業、シカゴ大学経営大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナーを経て、UCC上島珈琲の経営企画、商品開発担当取締役に就任。その後ベンチャーキャピタルのシュローダー・ベンチャーズの代表取締役、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド  パートナーを経て現在にいたる。

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  アシスタント:岩崎里衣

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