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> 大前研一アワー184

【向研会】
インドの経済・ビジネス動向


概要:
BRICsの一角としてその存在が注目されているインドは、IT産業で世界を牽引する実力を有し、また自動車などの製造業も伸びてきています。また、数億人の中流階級が個人消費を牽引しマーケットとしても注目されています。今回、インドの経済・ビジネス動向について幅広く議論いたします。
 中国の発展の影響で、インドが注目を集めている。アメリカはインドとのつながりを強めているが、日本はインドとのビジネスが総じて苦手。IT技術は高く評価しているものの、言語の壁が厚く、アウトソーシング先としてインドより中国を選ぶ傾向が強いからだ。番組では、躍進するインドの経済とビジネスを改めて紹介する。

 インフォシス創業者のナラヤナ・ムルティ氏をはじめ、インド型の資本主義はすぐれた経営者を輩出してきた。フォーチュン500企業で活躍するインド人経営者も数多い。「そこが中国との大きな違い」だと、大前氏は言う。GDPでは中国に差をつけられているものの、これから急速に少子高齢化が進む中国に比べ、インドは10年以内に若者人口で中国を抜き、2030年には総人口で世界一になる。市場としても生産拠点としても大きなポテンシャルがあるのだ。インフラの整備が遅れているなど欠点もあるが、製造業が中心の中国に対して、インドはソフトウエアや医薬品の研究開発など、知識集約型産業への投資が目立つ。

 なかでも、IT産業に次ぐ産業として注目されているのが製薬・医療分野だ。研究開発力の高さやコスト面の優位さで急成長しており、治療や検査のために渡印する「メディカル・ツーリズム」も新たな産業として期待されている。90年代以降、自動車産業も成長しており、スズキとインド政府の合弁メーカーが大きなシェアを持つ。さらにサムスンなどの韓国企業も、後発ながら思い切った投資で認知度を急速に高め、家電市場で高いシェアを確保しているという。
 携帯を分単位で貸し出すなど、貧困層市場でも工夫次第で充分に利益を上げることができる新しい資本主義(BOP: Bottom Of the Pyramid)を生み出した。インドにおけるBOPの発展は他の国々の先例となると、大前氏は説くのである。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 インドの経済・ビジネス動向
00: 10: 29 インドは、複数の主要都市と主要産業が・・・
00: 13: 00 ラマリンガ・ラジュ氏とハイデラバードの発展
00: 15: 14 ラマリンガ・ラジュ氏とハイデラバードの発展
00: 18: 48 インドと中国の人口推計
00: 19: 29 インドと中国の人口推計
00: 20: 25 インドと中国のGDP・一人当たりGDP比較
00: 21: 06 インドの輸出統計
00: 24: 50 中国の品目別対内直接投資
00: 25: 03 中国の品目別対内直接投資
00: 27: 09 欧米企業・大学におけるインド系人材・・・
00: 28: 35 識字率・エンジニア数の国際比較
00: 29: 06 世界の株式市場の時価総額の伸び率
00: 31: 09 インドと中国の生産コストの比較
00: 32: 45 インドと中国の投資環境比較
00: 34: 05 インドのIT・ソフトウェア輸出
00: 35: 25 米国企業のインドにおけるBPO進出事例
00: 36: 32 インドと中国のソフトウェア産業の比較
00: 37: 00 インドと中国のソフトウェア産業の比較
00: 38: 18 IT技術者育成機関としてのインド
00: 39: 01 インド大手IT関連企業が拠点開設や・・・
00: 41: 16 最近のインド企業の主な海外進出
00: 43: 54 インドに拠点を置く主要製薬メーカー
00: 45: 44 インドに拠点を置く主要製薬メーカー
00: 46: 21 インドの主要病院グループ
00: 47: 52 インドの主要病院グループ
00: 49: 17 インドの自動車業界参入規制の緩和と・・・
00: 49: 54 インドのメーカー別乗用車販売台数
00: 51: 47 インドの乗用車メーカー別部品国産化比較
00: 52: 03 インドの乗用車メーカー別部品国産化比較
00: 52: 38 インドの主要都市別自動車部品メーカー数
00: 52: 56 インドの主要都市別自動車部品メーカー数
00: 53: 38 韓国企業のインド進出の特徴と成功要因
00: 54: 01 韓国企業のインド進出の特徴と成功要因
00: 55: 33 BOP市場におけるイノベーション12の原則
講師紹介: 大前 研一(おおまえけんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼージャパン会長を経て現職。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の客員教授でもある。著書多数。

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