管理技術とは、組織において、経営上の目的を達成するために、問題を認識し、明確にし、解決策を見出し、意思決定し、実施し、評価し、確立することを助けるための技術である。言い換えれば、資金や設備、人的資源という限られた経営資源を効率よく回すことが管理技術の役割である。 その代表的手法としてIE(インダストリアル・エンジニアリング)と設備管理を取り上げ、中心となる概念と具体的手法について、実際の現場でのシミュレーションを参考にしながら紹介する。
管理技術とは、組織において、経営上の目的を達成するために、問題を認識し、明確にし、解決策を見出し、意思決定し、実施し、評価し、確立することを助けるための技術である。言い換えれば、PLAN(問題認識、明確化、解決策策定、意思決定)、DO(実施)、CHECK(評価)、ACTION(確立)という管理サイクルを回すプロセスであるといえる。 資金や設備、人的資源という限られた経営資源を効率よく回すことが管理技術の役割である。その管理目標として、P(生産性)Q(品質)C(コスト)D(納期)S(安全性)M(働きがい)E(環境)があげられる。管理技術活用に際しては、(1)技術面だけではなく人間的組織的要因を重視する、(2)一足飛びに高度な技術に走るのではなく、管理上の問題解決の基本的段階を経る、(3)問題とは何かを常に考え、問題中心主義でいく、(4)現場現物主義を貫くことが重要である。 管理技術にはIE(インダストリアル・エンジニアリング)、OR(オペレーションズ・リサーチ)、QC(品質管理)、設備管理、VE(価値高額)、EE(経済性工学)、人間工学、シミュレーションなどがある。 IEとは経営目的を達成するために人、物、金、情報を最適に設計、運用、統制する技術技法の体系である。仕事の方法や職場を改善し、仕事の仕組みを設計し、作業を標準化していくのが役割である。そもそも問題が発生するのはあるべき姿と現状の間にギャップがあるからである。IEの様々な分析手法を駆使した数値データに基づいて改善することで、闇雲に行うよりも、効果的を上げることができる。 設備管理とは、機械・設備を有効に使うためのツールである。設備には設計、制作、導入、運転、保全、廃棄というサイクルがあるが、それぞれに発生するコストがあり、管理活動がある。経済性工学に基づいて、総合的な効率を上げることが重要である。 管理技術の効果を高めるには、既にある管理技術を学んで活用する。次段階として、自社で固有の管理技術を開発する。さらに開発した管理技術を知的財産とする。その知財としての管理技術を広めることが有効である。
スライド 時間 タイトル 00: 00: 00 生産マネジメント#02 00: 01: 40 第2回 管理技術としてのIE、設備管理 00: 02: 06 管理とは 00: 02: 59 技術の分類 00: 04: 00 管理技術とは 00: 04: 26 管理技術とは(その2) 00: 05: 54 管理技術とは(その3) 00: 07: 26 管理技術とは(その4) 00: 08: 57 管理技術とは(その5) 00: 09: 54 管理技術の例 00: 10: 49 管理目標 PQCDSME 00: 11: 14 管理目標(その2) 00: 11: 56 管理目標(その3) 00: 12: 36 経営資源の循環過程 00: 14: 29 管理技術活用に際し 00: 17: 13 2.IE(Industrial Engineering) 00: 17: 26 IEとは 00: 18: 11 IEとは(その2) 00: 19: 19 IEの役割 00: 20: 59 仕事についての問題 00: 21: 29 アプローチの仕方 00: 23: 14 IEでの分析手法(例) 00: 23: 54 経済的な仕事の実現 00: 26: 04 改善の原則(ECRS) 00: 27: 40 ECRSの原則と分析手法 00: 32: 24 適用する分析手法 00: 41: 36 改善の効果 00: 42: 12 作業時間のばらつき 00: 43: 05 分析することとは 00: 45: 32 3.設備管理 00: 45: 38 設備管理とは 00: 46: 14 設備のライフサイクル 00: 47: 28 経済性工学・EE 00: 47: 49 経済性の比較の原則 00: 48: 27 資金の流れの比較(その1) 00: 50: 15 資金の流れの比較(その2) 00: 50: 52 資金の流れの比較(その3) 00: 51: 42 設備の維持(maintenance) 00: 53: 11 保全活動 00: 54: 08 5S・自主管理活動 00: 56: 46 設備管理活動 00: 57: 37 まとめ