どんなに優れた提言を行ったとしても、それがアクションにつながらなければ、コンサルティングの目的を達成したとは言えない。成功の鍵は、シンプルで明解なプレゼンパッケージ作成と心のこもったプレゼンテーションである。 今回は、分かりやすく共感を呼ぶパッケージ(資料)作成と行動につながるプレゼンテーションの方法について学ぶ。分かりやすさのポイントやストーリー作成、プレゼンの構成や練習方法まで具体的に紹介する。
どんなに優れた提言を行ったとしても、それがアクションにつながらなければ、コンサルティングの目的を達成したとは言えない。成功の鍵は、シンプルで明解なプレゼンパッケージ作成と心のこもったプレゼンテーションである。パッケージ(コンテンツ)とプレゼンテーション(コミュニケーション)は、足し算ではなく掛け算の関係にある。 分かりやすいコンテンツを作るためのポイントは、「ワンスライドにワンメッセージ」「できるだけビジュアル化する」「文字数はできるだけ少なくする」ことである。プレゼンテーションの場合、報告書形式にしていては、聞き手の理解や共感を得ることは難しい。“名刺の裏に書ききれないアイデアは、大したアイデアではない” また全体として、「ストーリーラインをシンプルに」「ストーリーを構造化する」ことである。プレゼンパッケージを作成する前段に全体のシナリオを作成することが必要である。パッケージ作成には、「帰納法」と「演繹法」という2つのアプローチがある。「帰納法」は先に分析を行い、その結果を材料にして、結論を導き出す方法である。よく使われる方法であるが、分析のための時間が多大になるのが欠点である。「演繹法」は、先に全体構成と結論を考えておき、その後に情報収集する方法である。仮説が全く当て外れになる恐れもあるが、効率的で、優秀なコンサルタントがよく使う手法である。 一方、良いプレゼンテーションとは、「分かりやすく」「気持ちが伝わり」「提案がアクションにつながる」プレゼンテーションである。そのためにはプレゼンテーションの目的を明確にして、適した構成やメッセージを選択する。プレゼンテーションの基本構成は、オープニング、本番、クロージングという3部構成であるので、構成に応じた内容の配分をしっかりと決めておく。プレゼンテーションを上達させるためには、事前準備と練習を十分に行い、また終わった後の復習と改善を欠かさないことである。論理的に正しいことはもちろんであるが、それ以上に、相手の心に染み込むようなプレゼンテーションを心がける。
スライド 時間 タイトル 00: 00: 00 第6回 経営コンサルタントの基本スキル(4) 00: 00: 45 第6回 経営コンサルタントの基本スキル(4) 00: 01: 01 プロセスと基本スキルの関係 00: 01: 51 パッケージ作成とプレゼンテーションの関係 00: 03: 44 パッケージ(資料)作成 00: 04: 10 プレゼンパッケージの持つべき特徴 00: 07: 17 分かりやすさのポイント 00: 08: 34 グラフを分かりやすくするための基本技 00: 09: 58 シンプルなスライドの例 00: 10: 45 同じスライドを報告書スタイルにしてみると 00: 12: 08 分かりやすさのポイント 00: 13: 10 ストーリーの構造化(例)1 00: 16: 13 ストーリーの構造化(例)2 00: 17: 16 ストーリーの構造化(例)3 00: 19: 44 パッケージの作成:2通りのアプローチ 00: 22: 04 帰納法の例 00: 27: 18 演繹法の例 00: 34: 56 パッケージ作成 まとめ 00: 37: 30 プレゼンテーション 00: 38: 46 プレゼンテーションの目的 00: 39: 57 良いプレゼンテーション 00: 43: 12 プレゼンテーションは”本番”だけではない 00: 50: 00 プレゼンの基本は3部構成 00: 51: 10 結論から入るアプローチ 00: 52: 43 プレゼンシート(例) 00: 53: 31 プレゼンシート(記入例) 00: 54: 24 プレゼンテーション練習法 00: 56: 00 プレゼンテーションで失敗しないために 00: 57: 08 プレゼンテーション まとめ 00: 58: 10 まとめ 00: 58: 14 本日のまとめ