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BPUビジネス基礎講座 統計解析入門 > ビジネス基礎講座 統計解析入門 03

相関分析
~因果関係、影響度を相関係数で調べる / 改善項目を顧客満足度調査(CS)で調べる~


概要:
 様々なデータは、単独で存在しているのではなく、お互いに因果関係を持っていたり、影響を与え合っていたりする場合がある。そのような2つの項目(変数)間の関連を明らかにする分析全般の総称を相関分析という。
 データの種類(数量データか、カテゴリーデータか)によって、相関分析の方法が異なるので、それぞれのパターンにおける計算方法について、学習する。
 また具体的事例として、顧客満足度調査をもとに改善すべき項目を調べる方法を紹介する。

参考図書:「Excelで学ぶ統計解析入門」(管民郎著・オーム社)、「すべてがわかるアンケートデータの分析」(管民郎著・現代数学社)
 様々なデータは、単独で存在しているのではなく、お互いに因果関係を持っていたり、影響を与え合っていたりする場合がある。そのような2つの項目(変数)間の関連を明らかにする分析全般の総称を相関分析という。
 2つの項目が数量データである場合、散布図を作り、それぞれの点に直線的関係があるかを見る。その度合いを単相関係数という。単相関を公式で求めた場合、0~1の間の数値となり、1に近づくほど関連が強いということである。一般に、0.5以上なら関連がある、0.5未満なら関連がないと判断することができる。エクセルで単相関を求める場合は、=correlという関数を使う。
 2つの項目が数量データとカテゴリーデータに分かれる場合、カテゴリー平均を出した上で、相関比を算出する。相関比は群間変動と群内変動の関連で求める。群間変動が大きいほど強い相関を示し、群内変動が大きいほど相関は弱い。相関比は0~1の間の数値となり、1に近づくほど関連が強いということである。一般に、相関比が0.25以上なら関連がある、0.25未満なら関連がないと判断することができる。エクセルで相関比を求めるには=DEVSQという関数を使う。
 2つの項目がカテゴリーデータである場合、クロス集計を行い、独立係数を求める。独立係数は実測度数と期待度数で求めることができる。独立係数は0~1の間の数値となり、1に近づくほど関連が大きい。一般に、相関比が0.25以上なら関連がある、0.25未満なら関連がないと判断することができる。
 例えば、あるコンビニ店舗の売上と要因(通行人、酒の販売、競合店、満足率、立地)などをクロス集計し、最も関連の高い要因を求めて、集中的に改善する。仮に最も重要なのが、顧客の満足率であるとすれば、個別の項目(品切れ、品揃え、従業員態度、イメージなど)と総合満足度をクロス集計し、関連が高く(重要である)、現状の満足度が低い項目を改善すればよい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ビジネス基礎講座 統計解析入門
00: 00: 31 ビジネス基礎講座 統計解析入門
00: 02: 46 復習<1>
00: 04: 07 復習<2>
00: 07: 18 復習<3>
00: 10: 45 相関分析とは何か
00: 13: 25 数量データと数量データとの関係
00: 15: 26 単相関係数算出の考え方(1)
00: 16: 49 単相関係数算出の考え方(2)
00: 18: 54 単相関係数算出の考え方(1)
00: 19: 07 単相関係数算出の考え方(2)
00: 20: 03 関連が最も強い時の相関を1にする1
00: 20: 25 関連が最も強い時の相関を1にする2
00: 21: 22 単相関係数の値
00: 24: 14 Excelで単相関係数を求める
00: 25: 05 数量データとカテゴリーデータとの関係
00: 26: 38 相関比算出の考え方(1)
00: 28: 39 相関比算出の考え方(2)
00: 32: 06 群間変動の求め方
00: 33: 58 群内変動の求め方
00: 34: 23 相関比の計算式
00: 35: 30 相関比が最大の場合
00: 36: 33 相関比が最小の場合
00: 37: 34 相関比の公式
00: 38: 33 相関比の値
00: 39: 11 カテゴリーデータとカテゴリーデータとの関係
00: 40: 42 期待度数とは
00: 42: 09 独立係数算出の考え方
00: 42: 51 カイ自乗値とは
00: 43: 38 カイ自乗値の最小
00: 43: 53 カイ自乗値の最大
00: 44: 40 独立係数の公式
00: 45: 28 まとめ
00: 46: 45 売上影響要因の解明
00: 51: 28 顧客満足度調査
00: 51: 39 満足率
00: 52: 01 重要度
00: 53: 23 CSグラフ1
00: 54: 39 CSグラフ2
00: 57: 29 まとめ
講師紹介: 菅 民郎(かん たみお)
株式会社エスミ 顧問
1966年東京理科大学理学部応用数学科卒業。1994年市場調査・統計解析・予測分析・システム開発・ソフト販売を行う会社として、株式会社エスミを設立。
著書に『Excelで学ぶ多変量解析入門』『Excelで学ぶ統計解析入門』『やさしい統計学の本 まなぶ』ほか多数。

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