問いかけ:ネットベンチャーはまだまだいけると思いますか? コアビジネスの必要性とネットベンチャーの可能性という疑問に、西川社長の経歴を辿りながら回答を探っていく。 西川氏は典型的なエリートコースを外れ、長い間の紆余曲折を経てネットエイジグループを創業した。その頃に比べれば日本の起業インフラは大きく発展しており、志のある優秀な人間は問題を克服し起業すべきと、西川氏は考える。ネットという幅広い領域に軸足を置き、起業の志を継続したことが西川氏成功の鍵であった。
コアビジネスの重要性が言われている。ネットエイジグループの西川潔社長を招き、ネットベンチャーはまだいけると思いますかという問いかけに答えながら、コアビジネスという問題を考えてみる。 ネットエイジグループは西川氏が1998年に創業、ネットビジネスに特化したインキュベーションと投資を行う持株会社という二つの側面を持つ。同社は「構想はいつも、実現を待っている」をミッションステートメントに、創業以来に13の新しい会社を作り、M&Aを5件達成、10社以上の会社に投資をしている。 西川氏がネットエイジグループを創業した1998年に比べれば、日本の起業環境は大幅に改善している。行政側の支援策も充実した他、ソフトバンクの孫社長がナスダックジャパンを創設したように民間側からもベンチャー育成しようという動きもある。一方、家族の反対、失敗した人材の復活、企業買収の環境整備など起業を阻む問題点があるのも事実であるが、志のある優秀な人材は、貴重な自分の時間を会社に縛られないというメリットを受けることの出来る起業を、日本の社会のためにもやるべきであると西川氏は考える。 西川氏は東京大学を卒業後、KDDに就職という典型的なエリートコースを歩んだが、3年で退職。その後海外放浪を経験し、コンサルタント勤務時代の1991年に起業を志した。1996年にインターネットという光を見つけ、AOLの日本法人を経た後、1996年にネットエイジグループを創業した。1999年にビッドバレー宣言を出し、ビジネスを構想から実現へと、会社としてもネットビジネスの育成を目標としている。 西川氏の経歴から学べることは、自分の軸足を狭い領域に執着させるのではなく幅広い概念に置き、志を継続することがビジネスには重要である、ということではないだろうか。
スライド 時間 タイトル 00: 00: 00 コアなきコアビジネス 00: 00: 52 コアなきコアビジネス 00: 01: 15 問いかけ 00: 02: 54 西川 潔 氏 プロフィール 00: 04: 25 ネットエイジグループ 00: 04: 59 ミッションステートメント 00: 05: 52 株式会社ネットエイジグループ 00: 08: 46 ネットエイジグループ 概要 00: 09: 11 インキュベーション、キャピタル部門、両輪を回す 00: 09: 43 典型的インキュベーションフロー 00: 10: 58 インキュベーターの役割 00: 11: 27 ネットエイジグループ インキュベーションの歴史 00: 12: 02 自社からのスピンオフの例 00: 12: 20 主な実績 00: 12: 59 ネットエイジグループ インキュベーション実績 00: 13: 38 ネットエイジキャピタルの投資先の例 00: 13: 48 当社のビジネスモデルの特徴 00: 16: 18 今後の展望 00: 18: 37 起業インフラの発展 00: 22: 15 起業を阻む問題点 00: 26: 12 起業のススメ! 00: 33: 32 学生時代~KDD 1 00: 34: 12 学生時代~KDD 2 00: 35: 16 KDDをやめ、放浪時代(1983) 00: 36: 56 コンサルティング会社時代もモラトリアム(1986~) 00: 38: 08 起業を志したボストン滞在(1991) 00: 39: 20 暗中模索の中から見つけた光 00: 40: 29 モデル企業として「idealab」を訪問 00: 41: 21 ついにネットエイジ創業(1998) 1 00: 41: 54 ついにネットエイジ創業(1998) 2 00: 45: 51 ついにネットエイジ創業(1998) 3 00: 47: 21 ヒットバレー宣言(1999) 00: 48: 50 ネットビジネスを次々とつくる 00: 55: 52 ネットエイジの未来 00: 57: 03 西川 潔 座右の銘 00: 58: 32 今日のキーワード