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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アタッカーズ・ビジネススクールアワー83

まぐクリックの成功要因
講師:西山裕之(株式会社まぐクリック 代表取締役社長)


概要:
メールマガジンの最大手「まぐまぐ」を知らない人はいないだろう。「まぐまぐ」と提携して、メールマガジン広告の代理店からスタートした「まぐクリック」は現在、モバイル広告を含むインターネット広告分野では国内最大級の代理店に成長している。

今回は、同社の社長である西山氏に、創業までの経歴と、起業にあたっての大切な心がまえを聞く。多種の職業遍歴を経た西山氏ならではの起業哲学は、なるほどと唸る部分が多い。
 1964年生まれの西山氏は、学生時代の19歳にはじめたイベント事業を振り出しに、これまで多くの商売、事業経営を経験してきたが、いずれも当時のイノベーションの先端を走っていた。西山氏の本格的な起業は31歳で、格安国際電話のプリペイドカード販売、国際用携帯電話のレンタルからスタート。その後、グローバルオンラインメディアの熊谷正寿社長に「幸せに生きる目的は会社でなく、自分の人生ではないか」と誘われ、それまで自分で築いた会社を売却し、35歳でインターネットメディアビジネスの世界に進出した。

 あなたのアントレプレナー度はどうだろう。西山流の判定は次のとおりだ。目立ちたがりである。物欲が強い。車はトヨタよりホンダが好き。日本史では明治維新が一番好き。一番でないと気がすまない。楽しいことを考えだすと眠れなくなる。小中学校では学級委員をよくやった。こっそり貯金をしている。ディズニー系の映画を見て泣く。

   起業のテーマ探しは、人間は自分の思いが入っていないと動かない事実から、自分が何にもっとも関心があるかを選択肢にすると成功率が高い。テーマが決まったら、その事業が社会での存在意義があるか、自分にしかできないことなのかを考える。「商い」は「飽きない」に通じる。西山氏がネット事業に参画したのは、大手メディア会社による情報発信の寡占化を危惧し、情報を誰もが送受信できる世界の実現を目指すという、社会的存在価値を発見したからだった。
 また、ビジネスをスタートするときには、その分野の仮想敵国の現状を徹底的に調査し、必要な資源が調達でき得るかを確認して、競合に必ず勝つ決意を持って参入することが、成功へのキーポイントとなる。資源の少ないベンチャーの場合は、集中深掘りの一点突破を目指そう。フルタイムで事業のことを考え、迅速な意志決定と行動によって速攻しよう。時流を味方にしよう。経営がスタートすると、キャッシュフローを頭の中で常にイメージしておくことが重要であると、西山氏は断言する。
講師紹介: アタッカーズ・ビジネススクール(あたっかーず・びじねすすくーる)
大前研一が塾長を務めるアントレプレナー(起業家)養成学校、アタッカーズ・ビジネススクール。「アタッカーズ・ビジネススクールアワー」では、その講座の中から選りすぐりの講演をお届けします。現在活躍しているトップ起業家が成功するまでの苦労話をおりまぜながら、その成長要因や戦略の本質を本音で語ります。

<大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール>
お問い合わせ先:03-3239-1410
ホームページ:http://www.attackers-school.com

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