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BPUマネジメント講座 シックスシグマ > マネジメント講座シックスシグマ02

導入準備(1) メンバー選定と活動管理体制の構築


概要:
 今回からシックスシグマ実践手順を解説する。まず導入準備として顧客の声を収集・分析する方法。続いて組織内でのシックスシグマ活動管理体制の構築に際しての留意点と、トップダウンによる管理メンバーの役割分担を定める。
 シックスシグマ活動管理体制が整えば、各プロジェクトの財務効果の目標を設定し、それによる効果測定のガイドラインを明確に示すことで、取組意欲は増殖する。
 シックスシグマ活動の根源になるのが、VOC(顧客の声)を軸にした企業活動を再構築することにある。VOCには、要望・クレームなど顕在的なもの(サウンド・マイノリティ)と、黙って去るなど潜在的なもの(サイレント・マジョリティ)とがある。これらを、あらゆる手段により収集し、顧客は何に対して最も自社に求めているかを分析、CQT(顧客ニーズの数値化)を抽出して、顧客の視点に立脚したシックスシグマ目標を設定する。
 シックスシグマ活動は、トップダウン方式であることが大きな特徴なので、開始にあたっては、まず経営者が活動目的と成果目標・人材育成評価のポイントを明確に設定し、組織内に浸透させることからはじめる。
 プロジェクト・チームは、トップ→プロジェクト事務局→実働チームで構成し、実働チーム内には、プロジェクトの総責任者である「チャンピオン(CP)」、各課題解決の専門スタッフである「ブラックベルト(BB)」、チャンピオンまたはブラックベルトが選別した精鋭「チームメンバー」を配置するのが、成功している組織の一般的な方式である。
 経営者から任命されたCPは、プロジェクトのオーナーに位置し、問題設定から解決までのプロセスの全責任を持つ。BBは、CPから与えられた課題について、傘下のメンバーをリードしながら解決へと導く役割を担う。シックスシグマ活動においてBBの責務は特に重大であるため、専任が望ましい。ここには、任務を遂行すれば経営幹部に昇進できる可能性を有している人材を配置することが求められる。
 活動成果の定義は、財務的効果としてコスト削減・収益増加。定量的効果としてリスク削減。定性的効果として経営基盤の強化。このように種類を特定してプロジェクト評価をすると成果が明確になる。いずれにしても、シックスシグマ活動を成功に導くには、責任体制とリーダー育成・評価の視点が最重要ポイントである。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 シックスシグマ 全6回の内容
00: 00: 45 シックスシグマ 全6回の内容
00: 01: 24 第1回 シックスシグマ概論の振り返り
00: 03: 35 第1回目の宿題
00: 04: 40 なぜVOC(顧客の声)が必要なのか
00: 06: 00 VOCはどのように聞こえて来るのか
00: 08: 14 CTQ(Critical To Quality)とは何か
00: 14: 02 メンバー選定と活動管理体制の構築
00: 15: 39 3つの柱
00: 16: 11 3つの柱を確立する6つの成功の鍵
00: 17: 08 (1)企業価値観の明確化
00: 20: 25 プロジェクトの実行体制(例)
00: 25: 33 プロジェクト・チームの組成
00: 38: 01 チャンピオンの役割
00: 39: 28 ブラックベルトの役割
00: 43: 29 マスターブラックベルト(トレーナー)の役割
00: 46: 20 活動成果の定義
00: 46: 47 (財務的)効果の種類
00: 48: 48 財務効果測定のガイドライン(例)
00: 49: 58 (5)責任体制と評価制度の明確化
00: 52: 43 リーダー育成・評価の視点
00: 56: 57 メンバー選定と活動管理体制の構築マトメ
00: 58: 26 第2回目の宿題
講師紹介: 眞木 和俊(まき かずとし)
株式会社ジェネックスパートナーズ 代表パートナー
慶應義塾大学院理工学修士課程修了、IRCA主任審査員、CEAR審査員補。GE横河メディカルシステム株式会社にて全社業務改革運動「シックスシグマ」の立ち上げに従事。その後、経営コンサルタントに転じ、日本企業再生を目指してGE流戦略実行マネジメントをベースにした企業変革活動の支援を推進。また同時に中小企業に対するISO9000認証取得支援も数多く手がけ、主任審査員の資格を有する。
2002年11月株式会社ジェネックスパートナーズを設立、現職に至る。
主な著書に『図解コレならわかるシックスシグマ』(ダイヤモンド社)ほか

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  アシスタント:内田 詠子

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