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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アントレプレナーライブ50:米倉誠一郎

【アントレプレナーシップ編25】
成功し続けるための3つの方程式 --内なる願望・外なる刺激・ 貫徹する執念--
ゲスト:高原慶一朗氏(ユニ・チャーム株式会社 代表取締役会長兼CEO)


概要:
問いかけ:他人に厳しく自分に甘くなっていませんか?

>> 参考書籍
「賢い人ほど失敗する―要領が悪い人でも成功するヒント」
 高原 慶一朗 著( PHP研究所/2003年)


 若くして事業を興すことを志し、建材メーカを大胆に生理用品メーカに転身させ、そして今日生理用品や紙おむつなどの商品でトップシェアを誇るユニ・チャームを築き、育て上げてきた高原会長自らがこれまでの歩みと、経営哲学について語る。自身が、内なる願望・外なる刺激・貫徹する執念の3つの掛け算で成功を掴んだ経験を踏まえ、ユニ・チャームにおいてもそのような観点で人材育成に力を入れているという高原氏に、米倉誠一郎が迫る。
 愛媛県に生まれた高原氏は大学を卒業後、父親の経営する製紙会社ではなく、武者修行として別の製紙会社に就職する。孔子に習って、30歳での独立を目指し、猛烈に働いた高原氏は目標通りに30歳を前にして防火建材を製造販売する大成化工を設立創業した。1961年のことである。
 しかし、高度成長期や建設省による防火建築へのお墨付きなどの事情を勘案しても、業態として構造的に儲からない商売であることに行き詰まり感をすぐに感じたという。創業の翌年、高原氏はアメリカに視察旅行に出かけて運命的なものを目撃する。それがスーパーに高く積まれて売られていた生理用品であった。日本に帰国した高原氏は大成化工を生理用品メーカに転身させると社員に告げた。
 高原氏の語る、ビジネスが成功する3つの条件とは
・その商品を社会が求めていること。(市場が存在しており、成長性があること)
・技術力。(マーケットが求める商品を会社の技術力で実現できること)
・マネジメント力。(社員を協働に導くために、相手(社員)を理解・納得させること)
だと言う。そして、それを実際に社員が一丸となって実践するためにユニ・チャームで刷り込まれる3つのポイントを高原氏はユニ・チャームのDNAと称している。
・尽くし続けてこそNo.1
・変化価値論
・原因自分論
 特に3つ目の原因自分論は興味深く、どのようなビジネスマンにとっても必要かつ有効な考え方だ。何かに失敗したり、目標に到達できないのは、外部要因が働いたためではなく、自らがそれを成功に導くためのための努力を怠ったからであると理解する。そうすることで、今自分で何をしなければならないのかが分かるようになると高原氏は語る。
 ユニ・チャームではこのような観点での人材育成に力が入れられ、社内に200人の経営者を育てようという目標を掲げて様々な施策が講じられている。それらはあるコンセプトに基づいて設計されている。そのコンセプトこそ、内なる願望・外なる刺激・ 貫徹する執念を備えた人材育成なのだと高原氏は強調する。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 成功し続けるための3つの方程式
00: 00: 50 成功し続けるための3つの方程式
00: 02: 10 問いかけ
00: 03: 02 会社概要
00: 08: 00 創業からの売上・経常利益推移グラフ
00: 09: 56 ユニ・チャーム「3つのDNA」
00: 11: 20 高原 慶一朗 氏1
00: 15: 00 高原 慶一朗 氏2(18歳の頃)
00: 18: 02 高原 慶一朗 氏3(24歳の頃)
00: 19: 53 高原 慶一朗 氏4(1961年創業当時)
00: 36: 14 人材育成のポイント6
00: 44: 45 創業からの売上・経常利益推移グラフ
00: 54: 56 高原 慶一朗 座右の銘
00: 59: 11 今日のキーワード
講師紹介: 米倉 誠一郎(よねくら せいいちろう)
一橋大学 イノベーション研究センター長・教授
1953年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1990年、ハーバード大学で歴史博士号を取得。早くからアメリカ・シリコンバレーのIT起業の状況などを見てきた。日米のベンチャー政策に詳しい。
『経営革命の構造』、『ネオIT革命』、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』ほか、著書多数。

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  アシスタント:内田 朱美

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