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BPUマネジメント講座 資金調達 > マネジメント講座資金調達エクイティファイナンス編01

企業価値と株価


概要:
 株式発行による資金調達を行い、適正に企業経営していくためには、株式と株価に対する正しい認識を持つ必要がある。経営者の中には、株価が会社の格や規模を反映したものであるとか、格式発行は元本の返済がいらない安価な資金調達方法であると考えている者もいるが、実際には、株式は最も高コストな資金調達方法であり、株価は会社の業績で80%以上説明される。

 今講座では、株価を決定するメカニズムや様々な株式評価の方法について詳しく紹介する。
 株式発行による資金調達を行い、適正に企業経営していくためには、株式と株価に対する正しい認識を持つ必要がある。経営者の中には、株価が会社の格や規模を反映したものであるとか、株式発行は元本の返済がいらない安価な資金調達方法であると考えている者もいる。実際には、株価は中長期的には会社の業績で80%以上説明される。最も重要なのは会社を中長期的に成長させることであり、経営者の哲学を一方的に分からせることではない。
 近年、日本でも株式の“持ち合い”が崩れて、「経営に異を唱えることのできる投資家」が増えている。コーポレートガバナンスが重要であり、適切なディスクロージャーはその一歩である。

 企業価値は、その企業が将来にわたってもたらすキャッシュフローの現在価値の総和で表すことができる。単年度のキャッシュフローをC、金利をr、キャッシュフローの成長率をgとすると、企業価値=C÷(r-g)で表される。企業価値は、他人資本(債権・負債)と自己資本(株式)の時価の合計である。債権の最終価値は元本と約束された金利が保全できるかどうかによって決まるが、株式は企業価値総額から債権保有者の価値を除いたものになるためきわめてリスクが高い。したがって、株の調達コストはすべての資本調達手段の中で最も高い。リスクの高い投資であることを認識し、それに応えるリターンを提供しなければならない。

 実際の株価は、将来キャッシュフローの現在価値とともに、市場の状況(売買のバランス)によって決定される。マクロ的な経済状況と産業の状況、個々の企業の状況(成長性、収益性、資産の効率性、安定性)によって影響される。DCFモデルが最も理論的な評価基準であるが計算が複雑なため、一般には、株価収益率や株価純資産倍率、企業価値/償却前営業利益倍率が広く利用されている。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 資金調達
00: 01: 38 資金調達
00: 02: 04 エクイティ・ファイナンス
00: 03: 38 株式,株価に対する正しい認識を持とう1
00: 05: 26 株式,株価に対する正しい認識を持とう2
00: 08: 55 株主構成の変化
00: 12: 03 企業価値(EnterpriseValue)は1
00: 16: 03 企業価値(EnterpriseValue)は2
00: 18: 42 債券保有者と株主にとっての企業価値
00: 20: 13 債券保有者と株主にとっての企業価値
00: 21: 50 株価と株主価値の関係
00: 28: 11 企業価値(EnterpriseValue)は1
00: 29: 07 企業価値(EnterpriseValue)は3
00: 32: 31 企業価値(EnterpriseValue)は4
00: 38: 03 資本コストとWACCについて
00: 45: 32 株価の決定要件とバリュエーション手法
00: 48: 45 バリュエーション株式の評価基準1
00: 52: 31 バリュエーション株式の評価基準2
講師紹介: 諸江 幸祐(もろえ ゆきひろ)
ゴールドマン・サックス証券会社 マネージング・ディレクター
慶応義塾大学経済学部卒業。南カリフォルニア大学経営大学院修了(MBA)。小売業界に5年間勤務した後、野村證券を経て、88年同社入社。1998年にマネージング・ディレクター就任。1999年~2005年東京支店投資調査部長。

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