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社会変革型リーダーの構想力 > 社会変革型リーダーの構想力 62

社会変革型リーダーの構想力 対談
ゲスト:平岩国泰氏(新渡戸文化学園 理事長/放課後NPOアフタースクール 代表理事)


概要:
社会課題に挑戦する学び、教科を横断する学び、個別最適化学習をカリキュラムに組み込み自律型学習者の育成する未来の学校づくりを実践し、変化の激しい新時代に求められる力は放課後にも培われるとし日本中の放課後をゴールデンタイムにする放課後NPOアフタースクールを構想し様々な取り組みを展開している平岩国泰氏。新渡戸文化学園理事長兼放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩氏をお招きし、その構想力と変革に関して伺う。
平岩氏は、慶応義塾大学経済学部を卒業後、株式会社丸井グループへ就職し、2004年より長女誕生をきっかけに放課後NPOの活動を開始、2009年に放課後NPOアフタースクールを法人化。2011年に会社を卒業し教育に専念。2013年から2019年まで文部科学省中央教育審議会委員、2017年より谷区教育委員、2019年より新渡戸文化学園理事長に就任している。

新渡戸文化学園は、1927年に設立し、初代校長が新渡戸稲造博士で、女子経済専門学校としてスタートした。現在は子ども園から小中高校、短期大学の男女共学の中野区にある総合学園で1,250名の学生がいる。

問題意識は、未来に希望がもてないという日本財団の意識調査結果もあり、子どもを子ども扱いしすぎること、社会との接続がないことは日本の学校教育の致命的な欠点で、いじめ・不登校の増加が止まらず、先生のなり手も減ってきている。

今こそ、未来の学校づくりが必要として、教育のシンボルを自分も他人もしあわせにできる力を創造する、学校の役割を自律型学習者の育成として、Challenge Based Learning、Cross Curriculum、Core Learningの3つのCを戦略的に絡み合わせHappiness Creatorを目指す3Cカリキュラムを実践している。

平岩氏にとっての構想力とは、「一歩を踏み出す」で、始動する際に大きな一歩を踏み出すのではなく小さな一歩を踏み出し、続いていくことで意思が固まっていく意思決定もある。自身も会社員として活動を続け、法人化し会社を卒業するまでに結構な時間をかけた。もしかしたら、ニーズがないのかもしれない、自分が続かないかもしれないというチェックをしながら意思を固めてきた。急に固まった氷は割れやすいが、ゆっくり固まった氷は割れにくいという例えの様にゆっくり一枚一枚固まる強い意思決定もあると思うと語った。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 社会変革型リーダーの構想力#62 社会変革型リーダーの構想力 対談
00: 01: 11 社会変革型リーダーとは?
00: 02: 19 自己紹介
00: 15: 52 新渡戸文化学園の教育
00: 15: 56 しあわせの創り方は学べる。
00: 16: 04 新渡戸文化学園
00: 16: 29 日本の学力は世界の中で決して低くはありません
00: 16: 37 「未来に希望がない」という結果があります
00: 17: 17 いじめ・不登校の増加が止まりません
00: 17: 30 先生のなり手が減ってしまっています
00: 17: 38 新渡戸先生が今の日本の教育界を見たら、、
00: 17: 44 今こそ、未来の学校づくりが必要(1)
00: 17: 48 今こそ、未来の学校づくりが必要(2)
00: 18: 00 教育のシンボル(1)
00: 18: 45 教育のシンボル(2)
00: 19: 09 3つのCを戦略的に絡み合わせながら「Happiness Creator」を目指します。
00: 19: 25 中高カリキュラム
00: 20: 43 中学・高校(1)
00: 22: 10 中学・高校(2)
00: 22: 51 活動は檜原村へ「耕作放棄地の開墾~六次産業化」
00: 23: 04 2019年第7回環境省グットライフアワード環境大臣賞受賞!!
00: 23: 08 新渡戸文化×慶應義塾大学×Google
00: 25: 24 成果が出始めています
00: 25: 56 未来の学校10のポイント
00: 26: 49 放課後はゴールデンタイム
00: 26: 58 事件は放課後に起きている(1)
00: 27: 04 事件は放課後に起きている(2)
00: 27: 16 失われた3つの間(1)
00: 27: 19 失われた3つの間(2)
00: 27: 20 失われた3つの間(3)
00: 27: 21 失われた3つの間(4)
00: 27: 24 失われた3つの間(5)
00: 27: 34 保護者を悩ませる「小1の壁」(1)
00: 27: 38 保護者を悩ませる「小1の壁」(2)
00: 28: 28 放課後の時間(小学校低学年)
00: 28: 57 VUCA:変化の激しい新時代に求められる力は放課後にも培われる
00: 29: 38 放課後の価値
00: 30: 17 組織のビジョン
00: 30: 30 放課後NPO
00: 31: 03 アフタースクールとは小学校の施設を活用した放課後の活躍の場
00: 31: 12 アフタースクール3つの特徴
00: 31: 43 毎日多様なプログラムが開催(1)
00: 31: 53 毎日多様なプログラムが開催(2)
00: 32: 01 毎日多様なプログラムが開催(3)
00: 32: 13 毎日多様なプログラムが開催(4)
00: 32: 40 ソーシャルデザイン
00: 32: 49 いつもの学童クラブがワープ空間に。
00: 33: 13 SONYグループの技術を生かした8つの教育プログラムを開発。関東、関西に出張授業
00: 33: 51 本物の心臓外科医が伝える、 命の授業。
00: 34: 03 最強の野菜ジュースレシピを開発。食育の学校授業にも。
00: 34: 23 学校生活にロボット導入を検討するグループワーク、最後は自動運転技術体験
00: 34: 29 プログラミング的思考を誰もが実感できる授業開発。先生向け研修も実施。
00: 34: 47 小学生の経済学デビュー。仕入れから利益計算まで子どもたちが自分で行う。
00: 35: 00 ソーシャルデザインチームパートナー企業
00: 35: 16 「みんな絶対にいいところがある」アフタースクールで一緒に探そう!
00: 35: 36 子どもたちの心の変化(赤字がアフタースクールの子ども)
00: 35: 54 今までの実績(受賞)
00: 36: 09 放課後はゴールデンタイム
00: 36: 21 放課後はゴールデンタイム
00: 57: 44 ズバリ、あなたにとっての構想力とは?
講師紹介: 朝比奈 一郎(あさひな いちろう)
青山社中筆頭代表(CEO)

1973 年4 月23 日東京都生まれ
東京大学法学部卒業、ハーバード大行政大学院修了(修士)
経済産業省でエネルギー政策、 インフラ輸出政策などを担当。
アジア等の新興国へのインフラ・システム輸出では省内で中心的役割を果たす。
小泉内閣では内閣官房に出向。特殊法人・独立行政法人改革に携わる。
外務省「世界の中の日本:30 人委員会」委員。(2006 年)
「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」初代代表。

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  アシスタント:小川 りかこ

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