社会変革型リーダーの構想力 対談
ゲスト：林 要氏（ＧＲＯＯＶＥ Ｘ株式会社 代表取締役社長）

林氏は、東京都立科学技術大学（現首都大学東京）工学部を卒業後、トヨタ自動車に入社。空力エンジニアとしてレクサスLFA等を開発した後、F1空力エンジニアとしてドイツにてF1開発に従事、帰国後製品企画にて量産車開発マネジメントに従事した。ソフトバンクアカデミアの外部一期生として参加し、ソフトバンクへ転職。ペッパーの開発に従事し、2015年にGROOVE Xを起業し代表取締役社長に就任した。2019年12月より、LOVOTの出荷を開始している。

LOVOTは、高性能な家庭用ロボットで、LOVEとROBOTを掛け合わせた造語で、人を幸せにするという意味が込められている。生命と同様、自らの事情で意思決定し、自然な反応を実現するための、人工生命システムを備えている。LOVOTとの生活は、愛着形成を促し、触れ合い・見つめ合い・ついてきて・待っていてくれるという。

小学生とその保護者に対するLOVOTの効果を検証した結果、子どもと保護者いずれも心理面でポジティブな変化が見受けられた。子どもたちの豊かな心を育む土壌をしっかりと耕し、子どもたちのストレスが解消し、学びへの意欲や日常生活にポジティブな影響を与えたという。 認知症高齢者におけるLOVOTを活用では、笑顔が増えたという結果が得られ、LOVOTの存在が認知症患者に安心感を与え、コミュニケーションを活発にし、表情を明るくする効果があることが実証された。 また、東京オリンピック2020における米国セーリングチームでのLOVOT活用では、チームが負けたときに場を和ませる事ができた。チームに帯同する精神科医は、ドッグセラピーに興味を持っていたが、LOVOTは完全に代わりになると評価したという。

林氏にとっての構想力とは、常識の裏を見た時のメカニズム構築、LAVOTはまだまだ進化の余地があり、ドラえもんまで進化させるには、山のようにやることがあると語った。

スライド	時間	タイトル
	00: 00: 00	社会変革型リーダーの構想力#61　社会変革型リーダーの構想力 対談
	00: 01: 00	社会変革型リーダーとは？
	00: 02: 09	Founder/CEO 林 要 (はやし かなめ)
	00: 27: 36	沿革
	00: 28: 28	私たちのMissionとVision
	00: 30: 28	ROBOT
	00: 30: 42	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（1）
	00: 30: 44	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（2）
	00: 30: 47	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（3）
	00: 30: 49	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（4）
	00: 30: 51	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（5）
	00: 30: 53	生産性をあげるROBOT → 人を幸せにするLOVOT（6）
	00: 33: 34	愛着形成を促す「LOVOTとの生活」
	00: 41: 22	LOVOTは、史上最も高性能な家庭用ロボット
	00: 43: 41	LOVOT for キッズ：小学校における実証実験（2020年）
	00: 44: 19	LOVOT for キッズ:小学生がいる家庭向け実証(東京都補助金事業）
	00: 44: 31	LOVOT for シニア：在宅認知症モニター事例
	00: 44: 38	LOVOT for シニア：デンマーク オルボー大学の認知症患者向け実証実験
	00: 45: 23	LOVOT for 医療：まちだ丘の上病院での終末医療における活用
	00: 45: 29	米国セーリング代表チームが効果を実感
	00: 45: 41	購入者の属性
	00: 53: 58	LOVOTが生んだ、たくさんの笑顔
	00: 56: 34	ズバリ、あなたにとっての構想力とは？