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デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 > デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 01

診断法のDX事例
ゲスト:髙村健太郎氏(株式会社アイ・ブレインサイエンス 代表取締役)
    武田朱公氏(大阪大学大学院 医学系研究科 准教授)


概要:
当講座は、2018年に放送した「新時代のバイオベンチャー」のその後の動向として、デジタル化が著しい医療業界の最新情報を伝える。講師は前回に引き続き、テック&フィンストラテジー代表の小南欽一郎氏。4回シリーズ第1回目は、「診断法のDX事例」認知症のケースを取り上げ、次世代型認知機能評価法において臨床・開発を行っているアイ・ブレインサイエンス代表の高村健太郎氏、大阪大学大学院医学系研究科の武田朱公氏をゲストに迎え、アナログ診断のDX化、診断アプリ、AI診断等、認知症評価最前線の話を聞く。
ここ10年で医療機器・診断分野のデジタル化が進み、新ビジネスが次々と立ち上がっている。アイ・ブレインサイエンスは、認知症診断のDX化、診断アプリの開発を主事業とし、2019年、大阪大学シード技術をもとに設立。附属病院もの忘れ外来の武田氏は、診療において患者の多さと、1人10分の問診テストに時間的負担を感じ、アイトラッキング法を利用した次世代型認知機能評価法の開発に着手したという。

国内では65歳以上の5人に2人は認知症か軽度認知症障害(MCI)にかかっており、世界的にも東南アジアを中心に今後増加すると予想。ますます需要が高まる認知症検査のため、短時間・安価・言語依存なしの誰もが使える次世代型評価法を採用した。

認知症の主な原因は、アミロイドβとタウというタンパク質が脳を萎縮させ、神経細胞が死んでいくことだが、発症の約20年前から蓄積が始まるといわれる。診断の6割を占めるアルツハイマーは、危険因子の判明に伴い治療法の臨床応用がされつつあるが、まず早期診断を確実に行うことが重要だ。そこで、健常・軽度・重症度を診る「第一世代アプリ」、アルツハイマーや脳血管性等の原因・種類を診る「第二世代アプリ」を明確に分けて開発した。

アイ・ブレインサイエンスの高村氏は、大阪大学が臨床研究した認知機能検査・評価プログラムを、「AiBS-01」アプリとして市場へ出す。医療機器としての承認も取得予定だ。仕組みは、iPad上で顔認証と深度センサーを利用したアイトラッキングのアルゴリズムをアプリ化したもので、結果は2分50秒でスコアリングされる。MCIに対する診断は2018年に保険適用となり、国の認知症総合戦略「オレンジプラン」もあって今後は間口が広がると予想され、高山氏は「AiBS-01」の定着化、一般利用、海外展開も視野に入れていると話す。本検査法は、新しい認知医療への技術提供を現行医療から段階的に移行していくものであり、高齢化先進国から世界へ発信するビジネスとしても期待が大きい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命#1 診断法のDX事例
00: 00: 53 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 講師プロフィール
00: 02: 01 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 シリーズ一覧
00: 02: 40 国内上場バイオベンチャー(1)
00: 03: 01 国内上場バイオベンチャー(2)
00: 03: 47 成長モデルとIPOタイミングの違い
00: 05: 02 上場バイオベンチャー銘柄一覧
00: 05: 43 バイオ・ヘルスケアの概念図(~2010年)
00: 06: 39 バイオテック&メドテック(ヘルステック)の概念図
00: 08: 42 本シリーズで注目している分野
00: 08: 55 本日ご紹介する会社:アイ・ブレインサイエンス
00: 10: 06 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 ゲストプロフィール(1)
00: 10: 51 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命 ゲストプロフィール(2)
00: 12: 06 アイトラッキング法を利用した次世代型認知機能評価法の開発~実地臨床に関わる開発者の立場から~
00: 12: 42 老年内科の立場から認知症を診ています(1)
00: 13: 34 老年内科の立場から認知症を診ています(2)
00: 14: 01 老年内科の立場から認知症を診ています(3)
00: 14: 50 65歳以上の5人に2人は認知症かその予備軍
00: 15: 31 認知症は世界の何処で増えているのか(1)
00: 16: 10 認知症は世界の何処で増えているのか(2)
00: 16: 21 認知症は世界の何処で増えているのか(3)
00: 16: 28 認知症は世界の何処で増えているのか(4)
00: 17: 26 認知症は時間をかけてゆっくりと進行する病期 (緩徐進行性)(1)
00: 17: 45 認知症は時間をかけてゆっくりと進行する病期 (緩徐進行性)(2)
00: 18: 05 認知症は時間をかけてゆっくりと進行する病期 (緩徐進行性)(3)
00: 18: 44 アルツハイマー病の原因物質は発症の約20年前から蓄積が始まる(1)
00: 19: 32 アルツハイマー病の原因物質は発症の約20年前から蓄積が始まる(2)
00: 20: 33 認知症の早期発見が重要とされる背景
00: 21: 23 認知症の危険因子と認知症予防
00: 23: 26 アルツハイマー病根本的治療法の臨床応用が近い
00: 24: 21 認知症の早期発見の重要性と現状の課題
00: 25: 08 認知症診断の一般的な流れ(1)
00: 25: 49 認知症診断の一般的な流れ(2)
00: 25: 51 認知症診断の一般的な流れ(3)
00: 26: 30 認知症診断・評価の基本的な二つの要素
00: 28: 51 従来の一般的な認知機能検査(MMSE)(1)
00: 30: 44 従来の一般的な認知機能検査(MMSE)(2)
00: 31: 03 認知症診断の一般的な流れ(4)
00: 31: 06 認知症診断の一般的な流れ(5)
00: 31: 27 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(1)
00: 31: 38 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(2)
00: 31: 42 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(3)
00: 31: 46 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(4)
00: 32: 10 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(5)
00: 32: 19 視線検出技術を利用した簡易認知機能評価法の開発(6)
00: 32: 35 スマート端末を利用したアイトラッキング式認知機能評価法
00: 35: 05 研究開発において重視している点
00: 43: 01 会社概要
00: 43: 45 アイトラッキングによる認知機能評価
00: 45: 10 スコア表示画面(リアルタイム表示)
00: 45: 56 コアテクノロジー
00: 46: 39 研究開発体制
00: 47: 26 ビジネスモデル
00: 47: 46 Ai-BrainScience 認知機能検査/評価プログラム AiBS-01
00: 48: 11 認知症患者/軽度認知障害(MCI)の増加
00: 49: 01 Alzheimer’s disease drug development pipeline: 2020
00: 50: 21 認知症診断のボトルネック①(1)
00: 50: 22 認知症診断のボトルネック①(2)
00: 50: 49 認知症/MCI疑いに対する診断法
00: 51: 41 認知症施策総合戦略(新オレンジプラン)施策内容
00: 53: 02 AiBS-01 対象医療機関
00: 53: 40 アイ・トラッキング式認知機能評価アプリ MIRUDAKE
00: 53: 52 見逃されていた認知機能評価の機会へアプローチ
00: 54: 10 MIRUDAKE 活用イメージ
00: 56: 17 医療機器:CEマーキング
00: 57: 17 海外展開計画
00: 58: 09 ありがとうございました。
00: 58: 26 デジタル技術がもたらすヘルスケア革命~(1)まとめ
講師紹介: 小南 欽一郎(こみなみ きんいちろう)


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  アシスタント:坂本 安代

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