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メンタル・タフネス思考法 > メンタル・タフネス思考法 04

第3章:強い願望に根差したタフネス思考を設計する


概要:
メンタル・タフネス思考法は「ありたい」思考を出発点として5つのステップで構成される。第1ステップは「そうありたい」「そうしたい」と強く願望することが原点となり、第2ステップで「ねばらなぬ」思考を否定。第3ステップは望ましくない状況を受容。第4ステップは重圧状況の現実的な見立てをし、第5ステップで、適切な感情と前向きな行動を選択する。第3章では、第1章と第2章を踏まえつつ、5つの段階を通して合理的思考を設計しながら、より適合的な感情と行動を選択する方法を学んでいく。
人間の本質は願望の世界から要求の世界へ行きがちだが、タフネス思考は現実世界にとどまることが基本である。

第1ステップは強い願望を持つことから出発し、目標、価値、志を肯定するが、時には願いがかなわないこともあるという理不尽な現実も受け入れる。願望の根拠として内的動機付けにつながる理由を考えておくのが効果的だ。

第2ステップは、強い願望に対して必ず反論してくる「ねばならぬ」を否定すること。論理、実証、実利、柔軟性を「そうありたい」の味方にしながら、結果の保証の要求、論理的飛躍である「ねばならぬ」に屈しないようにする。

第3ステップでは願望未達を受容する。受容とは認識・認知ということで容認ではない。現実の直視は大事なステップとなり、問題解決のスタートラインに立てるようになる。

第4ステップは重圧状況を現実的に見立てる。願望が満たされない状況は大きな不都合だが、最悪の悲劇ではない。その際、例えば悪い思考の「もうだめだ」(絶望悲観論)を「何とかなる」(希望的)の現実的評価に転換すれば、あり得る大きな不都合として冷静に評価しやすくなる。注意点は過度なポジティブにならないこと。

第5ステップは、「思考」から「行動」へ移行する。タフネス思考法は、心配、不愉快、悲しみ、呵責といった「よいマイナス感情」が、準備、交渉、分かち合い、反省等のよい行動を誘発しやすくなる。第1から第4までの思考を経て行動に移るステップであり、願望とよいマイナス感情をバネにしながら、前向きな行動を選択していく。

タフネス思考例として「重要なプロジェクトに臨む」を当てはめると、第1、私は本件をできるだけ成功させたい。第2、絶対に成功させねばならない理屈はない。第3、不快だが常に成功する保証はない。第4、もしうまくいかなくても私は耐えられる。第5、成功するか心配だが努力しようとなる。例題を基本形に、自分の事柄で考えるとよい。5つの段階はストーリー性があり、新しい思考法をインストールするステップでもある。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 メンタル・タフネス思考法#4 第3章:強い願望に根差したタフネス思考を設計する
00: 00: 43 メンタル・タフネス思考法講座(第3章 強い願望に根差したタフネス思考を設計する)
00: 01: 10 第3章の要旨
00: 01: 53 第3章の流れ
00: 02: 26 第3章の流れ(タフネス思考法5つのステップの第1は強い願望からのスタート)
00: 02: 41 メンタル・タフネス強化の5ステップ(1)
00: 03: 13 メンタル・タフネス強化の5ステップ(2)
00: 03: 23 良い思考の原点
00: 04: 03 メンタル・タフネス思考の本質
00: 05: 10 ①強い願望
00: 06: 07 「ありたい」の利点(1)
00: 06: 08 「ありたい」の利点(2)
00: 06: 19 「ありたい」の利点(3)
00: 06: 22 「ありたい」の利点(4)
00: 07: 01 根源的矛盾からの解放(1)
00: 07: 29 根源的矛盾からの解放(2)
00: 07: 56 第1ステップの留意点
00: 10: 44 演習 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(1)
00: 11: 07 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(1)
00: 11: 17 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(2)
00: 11: 26 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(3)
00: 12: 03 演習 タフネス・アンケート
00: 13: 01 演習 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(2)
00: 13: 05 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(4)
00: 13: 15 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(5)
00: 13: 20 解答例 「ねばならぬ」を「ありたい」に変換しよう(6)
00: 13: 41 第3章の流れ(第2ステップは「ねばならぬ」思考の否定)
00: 13: 52 メンタル・タフネス強化の5ステップ(3)
00: 14: 00 ②絶対要求の否定
00: 15: 12 第2ステップの留意点
00: 16: 16 第3章の流れ(第3ステップは望ましくない状況の受容)
00: 16: 25 メンタル・タフネス強化の5ステップ(4)
00: 16: 36 ③願望未達の受容
00: 17: 34 第3ステップの留意点
00: 19: 32 第3章の流れ(第4ステップは重圧状況の現実的なみたて)
00: 19: 41 メンタル・タフネス強化の5ステップ(5)
00: 19: 53 ④願望未達の評価
00: 21: 18 第4ステップに使える悪い思考の転換表現
00: 22: 38 第4ステップの留意点
00: 25: 37 演習 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう
00: 25: 54 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(1)
00: 26: 15 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(2)
00: 26: 45 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(3)
00: 26: 54 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(4)
00: 27: 05 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(5)
00: 27: 30 解答例 願望未達を許容できる現実的なリスクに転換しよう(6)
00: 28: 01 第3章の流れ(第5ステップは適切な感情と前向きな行動の選択)
00: 28: 11 メンタル・タフネス強化の5ステップ(6)
00: 28: 39 ストレスに克つ仕組み
00: 29: 45 ⑤よい行動の選択
00: 31: 25 第5ステップの留意点
00: 32: 59 メンタル・タフネス強化の5ステップ(7)
00: 34: 48 社会友好モード
00: 35: 24 メンタル・タフネス思考法の効用(1)
00: 36: 42 メンタル・タフネス思考法の効用(2)
00: 39: 17 第3章の流れ(タフネス思考のサンプル)
00: 39: 26 重要なプロジェクトに臨むのであれば・・・
00: 46: 05 第3章の要旨
講師紹介: 高杉 尚孝(たかすぎ ひさたか)
有限会社高杉尚孝事務所代表
筑波大学大学院客員教授

慶応大学経済学部卒、ペンシルバニア大ウォートンスクール卒(MBA)。
アルバート・エリス研究所認定スーパーバイザー・心理セラピスト。
ニューヨーク証券取引所認定上級財務アナリスト。
マッキンゼー、JPモルガンなど東京及びニューヨーク事務所勤務を経て1997年に独立。
メンタル・タフネス強化、論理的思考、交渉術など人材育成業務に従事。
NHK教育TV「英語ビジネスワールド」’99〜’02講師。
米国在住通算13年。

著書に「実践・プレッシャー管理のセオリー」「実践・交渉のセオリー」(NHK出版)、「英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術」「論理表現力」 「問題解決のセオリー」(日経新聞出版社)など。

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  アシスタント:沖津 那奈

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