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メンタル・タフネス思考法 > メンタル・タフネス思考法 02

第1章:ストレスの根源は自分の思考にある


概要:
ストレス反応は自らの思考に起因している。特に、結果に対して絶対的な保証を要求する「ねばならぬ」思考は「そうあって当然」「そうして当たり前」とも表現されるが、とても危険である。「ねばならぬ」は非現実的で非効率な思考であり、平常心を乱すだけでなく身体的にも悪影響をもたらす。本番組では、平常心を失ってストレスを招く根本的な原因を探り、悪い思考に陥る仕組みを解説した上で、隠れた「ねばならぬ」を探し当てる演習を行う。
平常心の喪失には共通の過程がある。絶対にそうあらねばならないと考え、どんなに努力しても達成できないことが起こった場合、「最悪だ」「耐えられない」「許せない」と解釈して、その結果、不安になって逃避したり、怒って攻撃したり、落ち込んで引きこもってしまったり、罪悪感で自己蔑視や自己否定に陥るというプロセスだ。

ストレスを生む根本原因は、何があっても、どんな犠牲を払っても、せねばならならぬ、あらねばならぬと決めつける硬直的な考え方であり、結果の保証を要求する非現実的な「ねばならぬ」思考にある。矛先は、自分自身・他者(上司・顧客・家族等)・状況(職場・学校・世の中など)の3方向にある。

こうありたいと願う現実世界において場合によってはできないこともあるが、願望が度を超すと絶対的な成果を求める「ねばならぬ」思考に飛躍しがちなため、願望的世界にとどまることが鍵となる。絶対にこうでなければならないという要求に対して必ずしもそうなるとは限らない。あってはならないと思うことが起こると折り合いを付け難い大きな矛盾が生じる。車でいうとエンジンをかけたままアクセルとブレーキを同時に踏み込む感覚であり、人間であれば、胃が痛くなったり、よく眠れなくなったり、体調に異変を起こすことになりかねない。

目標があるとモチベーションは上がるが、重圧により不安や焦りなどマイナス感情が優ると実力を発揮できずに状況を悪化させることにつながる。白か黒かをはっきりさせなければならないと考えたり、限定的な情報を基に予測したり、抽象的で測定しづらい物事を単純に比較したりしない。プラス面を過小評価したり、感情によって結論付けたり、因果関係がないのに無理やりこじつけたりせず、根拠がない批判は受け入れないことが重要だ。引き金となる事の発端と、結果として誘発される負の感情や行動との間にある「ねばならぬ」を探し当てるには見えるところから逆算する。具体的なイメージから抽象化していくと自分の中にある「ねばならぬ」の本質が発見できる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 メンタル・タフネス思考法#2 第1章:ストレスの根源は自分の思考にある
00: 00: 46 メンタル・タフネス思考法講座(1)
00: 00: 57 メンタル・タフネス思考法講座(2)
00: 01: 22 第1章の要旨
00: 01: 57 第1章の流れ(1)
00: 02: 22 平常心を失う過程
00: 03: 47 平常心喪失の根本原因(1)
00: 03: 51 平常心喪失の根本原因(2)
00: 04: 59 「ねばならぬ」の例
00: 08: 13 第1章の流れ(2)
00: 08: 40 願望から要求への飛躍
00: 10: 39 「ねばならぬ」の矛盾(1)
00: 10: 49 「ねばならぬ」の矛盾(2)
00: 10: 54 「ねばならぬ」の矛盾(3)
00: 15: 03 計4つの悪い思考(1)
00: 15: 11 計4つの悪い思考(2)
00: 15: 16 計4つの悪い思考(3)
00: 16: 28 「ねばならぬ」の弊害(1)
00: 17: 15 「ねばならぬ」の弊害(2)
00: 20: 02 「ねばならぬ」の弊害(3)
00: 20: 57 平常心喪失状態
00: 22: 00 歪んだ思考パターン
00: 27: 40 第1章の流れ(3)
00: 27: 45 ほ乳類の防衛モード(1)
00: 28: 20 ほ乳類の防衛モード(2)
00: 33: 50 逃避・戦闘モード
00: 38: 31 死んだふりモード
00: 40: 53 第1章の流れ(4)
00: 41: 32 「ねばならぬ」の発見(1)
00: 42: 35 「ねばならぬ」の発見(2)
00: 43: 43 「ねばならぬ」の発見(3)
00: 44: 50 「ねばならぬ」の発見(4)
00: 46: 53 「ねばならぬ」の発見(5)
00: 47: 08 「ねばならぬ」の発見(6)
00: 48: 17 「ねばならぬ」の発見(7)
00: 49: 00 タフネス・アンケート
00: 53: 59 第1章の要旨
講師紹介: 高杉 尚孝(たかすぎ ひさたか)
有限会社高杉尚孝事務所代表
筑波大学大学院客員教授

慶応大学経済学部卒、ペンシルバニア大ウォートンスクール卒(MBA)。
アルバート・エリス研究所認定スーパーバイザー・心理セラピスト。
ニューヨーク証券取引所認定上級財務アナリスト。
マッキンゼー、JPモルガンなど東京及びニューヨーク事務所勤務を経て1997年に独立。
メンタル・タフネス強化、論理的思考、交渉術など人材育成業務に従事。
NHK教育TV「英語ビジネスワールド」’99〜’02講師。
米国在住通算13年。

著書に「実践・プレッシャー管理のセオリー」「実践・交渉のセオリー」(NHK出版)、「英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術」「論理表現力」 「問題解決のセオリー」(日経新聞出版社)など。

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  アシスタント:沖津 那奈

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