世界中の経験・知見が循環する社会
ゲスト：久保田雅俊氏（株式会社サーキュレーション 代表取締役社長）

久保田氏は、富士山の麓にあるスパルタ進学塾の５人兄弟の長男として生まれ、社会課題を解決する起業家を志す。21歳のときに、父親が病気で倒れて事業を継承するが、倒産を経験、中小企業に必要なのはプロ人材だと実感する。その後、人事コンサルタント会社に就職し、27歳で最年少部長を務め、29歳で社内ベンチャーとしてシニアの知見を活用するカンパニーを立ち上げた。31歳でプロシェアリングを提供するサーキュレーション社を設立し、現在に至る。

サーキュレーションは、「知のめぐり」を良くするプラットフォームを提供し、世界中の経験・知見が循環する社会の創造を目指す。外部プロ人材の経験・知見を複数の企業でシェアし、あらゆる経営課題を解決する。雇用でも派遣でもなく、プロジェクト単位で外部の優秀なプロ人材の知見を課題に応じてプラットフォームで活用する、新しいビジネスモデルとして利用する企業が増えている。創業以来、売上高は平均72.2％の成長を実現、2020年７月期は、マーケティング、人材、ＣＲＭシステム等への先行投資により赤字に陥るも、コロナ禍での2021年７月期は黒字に回復した。2021年７月期３Ｑ時点で、累積稼働プロジェクト数8005件、累積取引企業数2870件、累積登録プロ人材数１万7116名となり、稼働プロジェクト・プロ人材データベースともに順調に成長を続けている。

コロナウイルス感染症の流行によって、日本のみならず世界中で、働き方を根本から見直さざるを得ない状況になった。リモートワークが常態化し、専門性を持った人々は、より簡単に自分のスキルを提供できる。ビジネスパーソンは、自分自身で専門性をアピールし、プロフェッショナルとして複数の会社のプロジェクトに参加することも可能で、全てにおいて常識が覆っている。成功の方程式がない現在の社会では、サーキュレーション社などのプラットフォームを利用すれば、個人の持つ専門性がより効率的に活用できるだろう。

スライド	時間	タイトル
	00: 00: 00	アフターコロナ時代の新しい働き方#4　世界中の経験・知見が循環する社会
	00: 01: 41	富士山の麓にあるスパルタ進学塾の5人兄弟長男
	00: 02: 57	中学くらいから、父の様子がおかしくなる
	00: 04: 04	資料
	00: 05: 03	頭を下げて、逃げるように東京へ
	00: 06: 32	病院から連絡がある
	00: 06: 46	父親が脳の病気で倒れ事業承継。倒産と介護「企業は人で出来ている」
	00: 07: 55	11年の介護
	00: 09: 43	人事コンサルタント→最年少部長「介護11年と仕事の両立でパラレルワーク」
	00: 10: 00	介護、借金、倒産
	00: 10: 34	社内起業。ファンドと新カンパニー立ち上げ「イノベーションのジレンマ」
	00: 12: 42	プロシェアリングを提供するサーキュレーション設立
	00: 12: 46	Founder CEO 久保田雅俊
	00: 14: 19	Who We Are？
	00: 15: 07	プロシェアリングとは？（1）
	00: 17: 16	プロシェアリングとは？（2）
	00: 19: 54	会社概要
	00: 21: 03	沿革
	00: 23: 34	プロシェアリングのプロジェクト事例-1
	00: 26: 07	プロシェアリングのプロジェクト事例-2
	00: 28: 48	その領域のトップランナー17,116名のプロ人財リソースを保有
	00: 30: 40	独立、兼業・副業プロフェッショナルの「新しい働き方」事例
	00: 33: 26	業績ハイライト
	00: 34: 04	稼働プロジェクト実績とプロDBの拡充
	00: 35: 37	高い成長性・利益率を実現するリカーリング型ビジネスモデル
	00: 37: 30	（参考）持続的成長を推し量る経営指標の過去実績推移
	00: 38: 12	2つのパラダイムシフトで大きく「働く価値観」が変わる
	00: 40: 55	パラダイムシフトする市場（WORK SHIFT×OPEN INNOVATION）（1）
	00: 42: 22	パラダイムシフトする市場（WORK SHIFT×OPEN INNOVATION）（2）
	00: 44: 36	サーキュレーションの事業領域
	00: 45: 41	当社の競争力の源泉-1　続々と増えるスキルシェア企業群の中における当社優位性