株式会社シューマツワーカー代表取締役CEO松村幸弥氏は、横浜国立大学卒業後、2012年にボルテージに新卒入社し、ソーシャルゲームのプロデューサーとして勤務する。2016年に株式会社シューマツワーカーを設立し、日本最大級の副業マッチングサービス「シューマツワーカー」を立ち上げる。現在登録者は3万人を超え、スタートアップ企業から上場企業、地方中小企業まで累計600社以上とのマッチングを行っている。
シューマツワーカーは、優秀な副業IT人材に月40~50時間、業務を依頼できるサービス。外注ではないので、外部プロ人材の知見を社内に蓄積できる。転職市場にいない優秀なIT人材リソースが確保できる。ヒアリングから募集、契約後のオンボーディングまで一気通貫でのサポートが充実している。現在、副業ワーカーの登録者が3万人以上、累計取引企業は600社以上に上る。
ヤフー、ライオン、ダイハツ、神戸市役所など、大企業や自治体による副業人材公募のニュースが話題となったことにより、企業の人出不足に対する打ち手として「副業社員」が一般化した。コロナ以降、テレワークによる余暇時間の増加、経済不安などから副業系サービスの登録者は軒並み増加している。現在は副業したい人が余っている状況で、副業社員型サービスのさらなる盛り上がりが予想される。都心のIT企業に集中するIT人材の副業リソースを人出不足の中小企業に供給することで、IT人材リソースの流動性を高め、日本企業のDX化を促進できる。
副業は、リスクが少ないスモールスタートができるのが強み。週に数時間からでも、まずはトライしてみることで、自分の人生を考える上での大きな転換点になり、今後のキャリアを考えることにもつながっていく。松村氏は、シューマツワーカーを通じて、新たな働き方にトライし、副業を通じて自身が実現したいことを見つけてほしいと語る。