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今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル > 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル 4-2

より効果的なマネジメントの実践(2)


概要:
コロナ感染症対策を目標設定の例に取れば、感染者や重傷者の人数を減らし、病気による影響の根絶が必達目標として挙げられる。そのためにはできる限り早く有効なワクチンを開発し、広く供給する必要がある。取り急ぎ症状の切り分けや治療方法の評価などに着手すべきとなるだろう。当シリーズ最終回の第4回後編は、仮説に基づくビジネス目標の設定と、到達するための実験ループを解説していく。いよいよ「自分の言葉でアジャイルについて話せるようになる」集大成だ。
EBMの構成要素は、重要価値領域(KVA)の他に、戦略的ゴールと実験がある。作業の進め方として、目標はまず仮説を立てる。達成点から逆算し3段階で構築するが、あやふやなものをあえて捉えていくことがポイントだ。頂点は、実現性が実感できる達成したい重要な対象としての戦略的ゴール、すなわちビジネス目標だ。次いで、不確実だが進捗を示せる中間ゴール。取っ掛かりとなる一番下は、チームや短期目標としての即時戦術ゴール。時間の経過に伴い顧客ニーズや競合事情等は変わるだろう。状況判断でゴール位置を変えることもあり得る。迷子にならぬよう、開始地点の確認と現在地の把握は不可欠だ。

戦略的ゴールの指針の1つとして顧客や従業員の満足度比較を使う。現在体験と期待する体験の差からビジネスチャンスは生まれてくる。現在の価値が増え未実現の価値が減るようなパータンが理想的だが、逆にサービス自体の失速や他社発の新機軸などで、戦略的ゴールが現時点を下回ってしまう場合もある。投資家にとっては魅力がなくなってしまう。設定は大切だが、日々の作業確認や見直しをおろそかにするのは危険だ。

戦略的ゴールが定まったら、即時戦術ゴールをクリアする短サイクルの実験ループを回していく。実行ではなく、あくまでも実験だ。試してみないと分からないことも多く、失敗は織り込み済みで学びを重視する。仮説の設定、実験と計測、結果の検査、学習による適応で流れは一巡し、次の即時戦術ゴールに移り、小刻みに中間ゴールへつなげていく。

正解のない時代と言われる現在、具体的な実践の手だては自ら生み出していくことが重要となってくる。複雑に絡み合った問題を解決するための効果的なマネジメントとして、固定メンバーで問題に注力し、作業を小さく切り出して短期スパンで価値の最大化を図り、経験値を積み重ねていくアジャイル手法が1つの動機付けになるはずだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル#4 より効果的なマネジメントの実践(2)
00: 00: 56 ビジネス目標(仮説)設定
00: 01: 12 EBMの要素
00: 02: 02 ビジネス目標(仮説)の要素
00: 04: 50 ビジネス目標設定の考え方
00: 07: 35 感染症への対応事例
00: 10: 20 KVAとKVMを意識した仮説を設定
00: 11: 27 戦略的ゴールの指針の例
00: 14: 51 実験ループ
00: 15: 16 EBMの要素
00: 16: 00 ゴール達成に向けた実験
00: 17: 18 実験ループ: 改善のための仮説を立てる
00: 18: 28 実験ループ: 実験を行い計測する
00: 18: 58 実験ループ: 結果を検査する
00: 20: 04 実験ループ: 学習しゴールや手段を適応する
00: 23: 14 まとめ
00: 25: 06 参考文献
00: 25: 44 質問
00: 26: 43 ビジネス価値を向上させるアジャイル(1)
00: 27: 24 ビジネス価値を向上させるアジャイル(2)
00: 28: 02 ビジネス価値を向上させるアジャイル(3)
00: 28: 42 ビジネス価値を向上させるアジャイル(4)
講師紹介: 長沢 智治()


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  アシスタント:南 祐希

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