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今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル > 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル 4-1

より効果的なマネジメントの実践(1)


概要:
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べて、現代はVUCAの時代と言われる。目標設定や取り組み方への対応は、正解から仮説、予測から経験、自前から共創、分業から専業へ、それぞれ変換することが前提となる。当シリーズ第4回前編は、より効果的なマネジメントの実践方法として、仮説に基づいた目標設定と、どのように回して、どう計測していくかにフォーカスしていく。
先行き不透明な中でのビジネス目標設定は難しい。ゴールの位置によって成果が大きく左右されるからだ。そこで有用なフレームワークにEBM(Evidence-Based Management)がある。作業手順は、
①指標を定義する。
②仮説に基づいた実験ループを回す。
③指標が妥当か計測する。
④として①~③を繰り返す。
実態に合わせゴールを柔軟に移動させる点がポイントだ。価値と費用対効果を比較したり、機会損失を防いだりすることで、成果の改善、リスクの管理、投資の最適化を図ることができる。

重要価値領域(KVA)はEBMの1つの要素だ。現在の価値(CV)、未実現の価値(UV)、市場に出すまでの時間(T2M)、イノベーションの能力(A2I)と4つの定義を持ち、おのおのにひも付く重要価値指標(KVM)を測定する。現在提供しているCVと、顧客の期待とのギャップを最大化するUVは市場価値を意味し、誰に対し何が有益かを明確にすることで顧客ニーズや競争優位性を把握できる。顧客や従業員の満足度が1つのよりどころだ。T2MとA2Iは組織的な能力を表す。向上するには、端的に言って作業を減らすか能力を増やすしかない。とはいえ、新機能や革新的解決策の提案はややハードルが高い。一方、付加価値のない工程や提供機能数を減らせば時間は劇的に是正できる。

価値を測る指標の因子は、作業の実行やミーティング参加等の「活動」、製品リリースやレビューと結果などの「アウトプット」、これまで達成できなかった性能や改良点を意味する「成果」に分けられる。頻度と因果関係で分類すれば、前者2つはデイリーベースで計測が容易な先行指標、後者は反映にある程度時間がかかる遅行指標と言える。測りやすい項目が必ずしも目標達成に適切な物差しとは限らないので、片寄りのわなに注意が必要だ。最終回の後編は、EBMの残り2つ、実践的ゴールと実験を見ていく。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル#4 より効果的なマネジメントの実践(1)
00: 00: 50 WHY → WHAT → 実践へ
00: 01: 08 今回の目標
00: 01: 45 今回の内容(1)
00: 02: 07 今回の内容(2)
00: 02: 27 質問
00: 03: 51 エビデンスベースドマネジメント
00: 04: 02 VUCAの時代
00: 04: 24 複雑さに適応する
00: 04: 40 ビジネス目標(仮説)設定の難しさ
00: 05: 32 エビデンスベースドマネジメント(EBM)(1)
00: 07: 01 エビデンスベースドマネジメント(EBM)(2)
00: 09: 31 EBMの要素
00: 10: 46 4つの重要価値領域(KVA)
00: 10: 58 重要価値領域(KVA)
00: 13: 30 市場価値
00: 14: 42 組織的な能力
00: 15: 42 重要価値指標(KVM)
00: 16: 15 現在の価値(CV: Current Value)(1)
00: 16: 48 現在の価値(CV: Current Value)(2)
00: 18: 14 現在の価値の例:投資家にとっての「利益」
00: 20: 18 CVの重要価値指標(KVM)の例
00: 21: 06 未実現の価値(UV: Unrealized Value)(1)
00: 22: 02 未実現の価値(UV: Unrealized Value)(2)
00: 22: 45 未実現の価値の例:「UVとCVのギャップ」
00: 24: 49 UVの重要価値指標(KVM)の例
00: 25: 03 市場に出すまでの時間(T2M)
00: 25: 29 T2Mの考慮点:「リトルの法則による制御」
00: 27: 11 T2Mの重要価値指標(KVM)の例
00: 27: 51 イノベーションの能力(A2I)
00: 28: 59 A2Iの重要価値指標(KVM)の例
00: 29: 23 先行指標と遅行指標
00: 29: 43 価値を測る指標の要素
00: 30: 54 計測は重要だが、容易な計測には注意
00: 32: 27 先行指標と遅行指標①
00: 33: 41 先行指標と遅行指標②
講師紹介: 長沢 智治()


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  アシスタント:南 祐希

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