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今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル > 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル 3-2

より効果的なアジャイルの実践(2)


概要:
アジャイルを効果的に実践するためには、個人とチームが成長しなければならない。そのために司令官(リーダー)は、メンバーに目的を理解させ、チームが自律して行動し、熟達・成長できるよう、チームメンバーを固定し、成長段階に適応した環境(土壌)を整え続けなければいけない。組織には、糧となる意図的失敗を素早く起こす文化が必要となる。大企業だから大規模なアジャイルチームが必要なわけではなく、規模・人員などを多角的で包括的に検討・推進していくことがアジャイル成功の鍵である。
アジャイルを効果的に実践するためには、個人とチームが成長しなければならない。従来的な発想では、個人は、例えばプロジェクトのマネジメント能力、何かを実現する能力、検証する能力、テストする能力など、それぞれの専門領域の腕を磨きキャリアを積んでいく。組織も、マネジメントを行う人たちが集まった組織や、開発者や手を動かす人が集まった組織などで分ける傾向がある。

アジャイルな場合は、複雑な問題に対してチームが一丸となって対応していくことが大事になってくるため、「スクラム」などのフレームワークが重要になる。そこに関係するプロダクトオーナー、開発者、スクラムマネジャーは、専門領域に特化していることはもちろんであるが、横断的な能力が求められる。

例えばプロダクトオーナーは、プロジェクトのマネジメント能力は既に持っているが、ビジネスの最大化が目的なので、成果を検証する能力も必要になってくる。メンバーそれぞれが、状況に応じてナレッジを共有できるT字型のプロファイルを持っていることが望ましい。

アジャイルにはリーダーシップが必要になるが、従来的な統制型で全てを引っ張っていくリーダーではなく、チームを生かしていくサーバントリーダーシップが求められる。リーダーは、環境を整え土壌きちんと作っていくことが役割で、明確で迅速な意思決定を行い、あとはチームに権限を委譲する。個人とチームの成長を支援し、適切な評価でモチベーションを維持することがアジャイル成功の鍵となる。メンバーの満足度・エンゲージメントは成功へのドライバーとなる。

組織には、失敗と変化を受け入れる柔軟性が必要である。複雑な状況において、変化に適応するためには、チーム、個人、組織、マネジメントをバランスよく考えて、ご自身の置かれている立場に応じて優先度を決定する必要がある。長沢氏監訳の『More Effective Agile ~“ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』には、アジャイルを実践するためのプラクティスが詳説されているので、参考にされたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル#3 より効果的なアジャイルの実践(2)
00: 00: 42 今回の内容
00: 00: 50 個人とチームの育成
00: 01: 33 個人のキャリアと職責(従来)
00: 03: 15 個人のキャリアと職責(これから)
00: 06: 30 T字型プロファイル
00: 09: 18 DASAのコンピテンスモデルラダー
00: 12: 53 T字型プロファイルのチームでの見え方
00: 13: 59 モチベーション 3.0
00: 17: 44 チームの評価と個人のキャリアをわける例
00: 20: 29 チームを固定する・成長段階を知る
00: 22: 49 『司令官の意図』
00: 25: 24 チームのブラックボックス化を促進
00: 26: 43 組織文化
00: 26: 54 経験主義の柱
00: 27: 41 糧となる失敗を素速く起こす文化
00: 30: 04 3つの組織文化
00: 31: 53 大規模アジャイルは本当に必要なのか
00: 32: 56 抱えたリソース指向からの脱却の必要性
00: 34: 36 クモとゾウ
00: 36: 21 多角的で包括的にアジャイルを検討・推進
00: 37: 04 まとめ
00: 37: 49 参考文献
00: 38: 17 質問
00: 39: 25 WHY → WHAT → 実践へ
講師紹介: 長沢 智治()


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  アシスタント:南 祐希

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