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今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル > 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル 2-2

スクラムからはじめるアジャイル(2)


概要:
『夜間飛行』や『星の王子さま』で著名なフランスの作家サン=テグジュペリは、「完璧とは、付け加えるものがなくなったときではなく、削るものがなくなったときである」との言葉を残している。複雑な問題に取り組むためのフレームワークとなるスクラムは、まさに余計なものを常にそぎ落とし完全に近づけている。株式会社サーバントワークス代表取締役の長沢智治氏が講師を務めるシリーズ第2回後編は、スクラムの3要素をメインに解説していく。
スクラムチームは機能横断的、かつ自己管理型の部隊だ。ステークホルダーとの窓口となり価値最大化の責任を負うプロダクトオーナ1名、価値を生み出す責任を持つ開発者たち、全体責任者となるスクラムマイスター1名の10人以下で構成される。優先順位付けされた作業の単一情報源としてのプロダクトバックログ、各期間の実行計画となるスプリントバックログ、目標ゴールへの踏み石で質を裏付けるインクリメントをそれぞれ作成していく。

イベントは4+1通り。
①スプリントプランニング。最初にチームでプロダクトゴール到達に向けた実施計画を8時間以内で行う。
②デイリースクラム。計画と実行のずれ調整を毎日15分。
③スプリントレビュー。開発者とステークホルダーで行うレビュー会を終盤に4時間まで。
④スプリントレトロスペクティブ。スクラムチームだけで全体運営の振り返りを3時間内。
「+1」は、①~④で1サイクルとなるスプリント自体もイベントと見なすことを指す。期間をほぼ1カ月とし、それぞれ時間制限が設けられているのが特徴だ。スプリント内で行われるステップ②と③は、責任者が別になる①と並行して行われる。

スクラムは活用シーンが限定的で、フレームワークに従うことが大前提だ。とはいえ技法等の入れ物として機能させることができ、ScrumAndと呼ばれる。一方、スクラムは実施しているがうまくいかない、ScrumButの現象も起こる。失敗要因は不明確な目標や失敗に対する恐れ、マネジャーの干渉、チームの重複乱用だろう。部分的に取り出したり、一部を省略したりするとフレームワーク自体が成り立たなくなる。責任・作成物・イベントの3要素にのっとって誠実に実施すれば、複雑な問題に対し小刻みな学習を繰り返しながら取り組めることが実感できるはずだ。参考文献には、2020年最新版の「スクラムガイド」の他、サブテキストとしてより具体に言及されている「スクラムホワイトペーパー」がある。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 今すぐ実践!ビジネス価値を高めるアジャイル#2 スクラムからはじめるアジャイル(2)
00: 01: 17 スクラムの責任(スクラムチーム)
00: 09: 13 スクラムの作成物と確約(と責任)
00: 10: 54 スクラムのイベント(4+1)
00: 17: 37 スクラムフレームワークのサイクル
00: 18: 16 スクラムの2つの流れ
00: 18: 40 1. プロダクトバックログでの活動
00: 23: 41 2. スプリントでの活動
00: 26: 27 2週間スプリントでの例
00: 28: 04 スクラムフレームワークの全体像
00: 28: 45 スクラムはフレームワーク
00: 29: 59 ScrumBut(失敗モード)
00: 31: 56 まとめ
00: 32: 33 参考文献
00: 33: 09 質問
00: 33: 48 WHY → WHAT → 実践へ
講師紹介: 長沢 智治()


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  アシスタント:南 祐希

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