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デジタル・ディスラプション時代のキャリア戦略 > デジタル・ディスラプション時代のキャリア戦略 09

AIが切り開く未来
ゲスト:高橋知裕氏(HEROZ株式会社 代表取締役 Co-CEO)


概要:
コンピュータが人間に勝つことは最も難しいといわれた囲碁・将棋界だが、2013年にHEROZ社のエンジニアが作成した将棋AI「Ponanza」がプロ棋士に勝利、2016年にはGoogle DeepMindによる囲碁AIの「AlphaGo」が、当時世界トップクラスの李世ドルを打ち負かした。ニュースは世界中に衝撃をもたらし、人工知能の有用性をあまねく知らしめた。その後沸き起こったAIブームは、現在のDX(デジタル技術による変革)につながっている。当シリーズ第9回目は、人とAIが共生して進化する「実戦」活用例を紹介していく。
高橋氏は、早稲田大学理工学部卒業後、日本電気に入社し技術開発職に従事。BIGLOBEを経て、2009年にテックベンチャーとしてHEROZ株式会社を創立。同じくCo-CEOの林隆弘氏が将棋でプロと席上対局するほどの腕前を持つことから、将棋AI開発で機械学習/ディープラーニングにフォーカスしたことが契機となり、AIビジネスに発展している。

B2C向けサービスの「将棋ウォーズ」は、会員数約600万人、総対局数6億局を数える課金制アプリだ。指しあぐねたときに代指ししてくれる「棋神降臨」、棋譜解析や対局後の感想戦として利用できる「棋神解析」、ユーザーのレベルに応じてランダムに対局できる「対局相手」等のラインナップで、将棋人口の裾野拡大に貢献。日本将棋連盟と提携し、一部の公認段級位免状申請も行える。AI相手に研鑽を積む元名人の森内俊之九段が、「私の最盛期はこれからだ」と語るなど、棋力向上へのAI活用はすでに常識化している。

資本力で勝る大手に、限られたリソースでも技術力で比肩できる可能性を確信したHEROZ社は、産業向けサービスとして「HEROZ Kishin」を展開する。棋譜を企業データに置き換えることで、建設AIや金融AI等を構築。戦略構想・価値設計からシステム開発・運用に至るまでのフローに、スキル分布の重なりをあえてつくることで段階的な磨き込みを可能とし、不確実性が伴うAI導入プロジェクトの期間内での成功確率を上げている。システムエンジニアやAIエンジニアの前に、AI言語の「Python」が使えるビジネスコンサルタントを入れ、顧客の目的や要点を整理し明確にしている点がポイントだ。

われわれの生活にも企業活動にも、もはやAI・DXの活用は必須だろう。とはいえ、人の働き方が全て機械に取って代わられるわけではない。AIをアシスト機能として使う、人間とAIの共生社会を前提とした考え方に切り替えていくことが肝要だ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 デジタル・ディスラプション時代のキャリア戦略#9 AIが切り開く未来
00: 01: 04 マネジメントチーム
00: 05: 31 私達の志
00: 06: 27 頭脳ゲームで世界のAIトップランナー
00: 08: 15 AIビジネスのきっかけ
00: 09: 53 将棋AI分野での機械学習
00: 11: 51 実戦的な高い技術力を継続的に磨いている
00: 12: 32 BtoCサービス: 将棋ウォーズ (将棋AIプラットフォーム) 会員数600万人、総対局数6億局以上(1)
00: 16: 40 BtoCサービス: 将棋ウォーズ (将棋AIプラットフォーム) 会員数600万人、総対局数6億局以上(2)
00: 17: 13 BtoBサービス:HEROZ Kishin 棋譜を企業データに置き換えてサービス化
00: 18: 04 BtoBサービス:HEROZ Kishinに含まれるエンジンと適用例
00: 19: 35 「ビジネス」「テクノロジー」「エンジニアリング」三位一体
00: 20: 40 AIプロジェクトの成功確率を上げるチーム体制
00: 23: 20 AIがDXの中核となり、競争優位が構築されていく(1)
00: 25: 20 人とAIが共生して進化する、人xAIの社会へ
00: 26: 54 AIがDXの中核となり、競争優位が構築されていく(2)
00: 31: 54 DX組織能力構築上の課題(1/2)
00: 32: 31 DX組織能力構築上の課題(2/2)
00: 34: 03 AIの利活用状況
00: 35: 17 事例:竹中工務店様 構造設計AI
00: 38: 37 事例:竹中工務店様 空間快適性制御AI (EQハウス)
00: 40: 00 事例:SMBC日興証券様 日本初、AIを活用した個人向け株式提案サービス
00: 42: 25 事例:マネックス証券様 個人投資家のFXトレーディングサポート
00: 43: 29 事例:アルヒ様 審査業務効率化AI
00: 45: 06 事例:マーケティング領域 需要予測AI
00: 47: 29 HEROZ Kishin 導入プロセス
00: 50: 26 スムーズなPJとそうでないPJの違い
00: 51: 53 AI活用の費用はどのくらい?
00: 53: 05 中長期的な成長戦略
00: 53: 48 AI方向性: 水平展開×垂直展開×他業界展開
00: 54: 51 デジタルディスラプション時代のキャリアに向けて(1)
00: 56: 13 人xAI 将棋界の例:棋力向上にAI活用が常識化
00: 57: 49 デジタルディスラプション時代のキャリアに向けて(2)
講師紹介: 三木 寛文(みき ひろふみ)


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  アシスタント:村田 美紀

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