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BPUビジネス基礎講座 コーポレートファイナンス基礎 > ビジネス基礎講座コーポレートファイナンス基礎理論08

ポートフォリオ理論/資本資産価格モデル(CAPM)


概要:
今回は、いよいよポートフォリオ理論と資本資産価格モデル(CAPM: Capital Asset Pricing Model)について解説します。前回の講義でお話したポートフォリオの考え方について、より詳細に解説していきます。

前回ご紹介したポートフォリオによるリスク分散の考え方は、1952年にハリー・マーコビッツ(Markowits, H)が提唱したものです。市場にある全ての株式を組み合わせて、同じ収益率を上げるポートフォリオの中から、最も低いリスクとなるように組み合わせていく事で、効率的ポートフォリオができます。そして、その究極の形として効率的フロンティアについて解説します。

次に、効率的フロンティアによるリスク証券への投資と国債などのリスクフリー証券への投資を組み合わせたときに、どのような投資が可能になるかということについて考えていきます。

ここでは、資本市場線の中で投資が行われるという前提に立った場合、個別の株式が市場のリスクに対してどの程度の感応度を持っているかというベータ(β)によって要求収益率(リターン)が決まります。それを示すのが証券市場線です。その証券市場線を具体的な式で表したものがCAPMになります。

そして、CAPMを検証することにより、現実のデータからどのようなことが言えるのかという事について考えていきます。

CAPMは、実務で最も利用されることが多い考え方の一つです。その中核をなす概念は、前回の講義で解説したベータ(β)を用います。CAPMとベータ(β)は、株式資本のコストを考える際や、ファイナンスの理論の中では必ず出てくる概念ですのでしっかりと習得してください。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ポートフォリオ理論/資本資産価格モデル
00: 00: 18 ポートフォリオ理論/資本資産価格モデル
00: 00: 51 第8回講義のポイント
00: 02: 00 マーコビッツのポートフォリオ理論1
00: 03: 18 マーコビッツのポートフォリオ理論2
00: 04: 15 マーコビッツのポートフォリオ理論3
00: 05: 30 マーコビッツのポートフォリオ理論4
00: 06: 58 マーコビッツのポートフォリオ理論5
00: 08: 04 効率的フロンティア1
00: 09: 25 効率的フロンティア2
00: 11: 01 効率的フロンティア3
00: 11: 22 効率的フロンティア4
00: 12: 52 効率的フロンティア5
00: 13: 02 効率的フロンティア6
00: 13: 33 効率的フロンティア7
00: 13: 58 効率的フロンティア8
00: 14: 28 効率的フロンティア9
00: 15: 23 効率的フロンティア10
00: 15: 52 効率的フロンティア11
00: 16: 02 効率的フロンティア12
00: 16: 12 効率的フロンティア13
00: 16: 28 効率的フロンティア14
00: 16: 37 効率的フロンティア15
00: 17: 56 効率的フロンティア16
00: 20: 06 第8回講義のポイント
00: 22: 37 資本市場線1
00: 25: 18 資本市場線2
00: 27: 34 資本市場線3
00: 31: 52 資本市場線4
00: 34: 48 証券市場線1
00: 37: 07 証券市場線2
00: 38: 00 証券市場線3
00: 39: 40 資本資産価格モデル(CAPM)
00: 43: 32 CAPMの検証1
00: 46: 40 CAPMの検証2
00: 48: 11 CAPMの検証3
00: 49: 17 CAPMの検証4
00: 52: 59 裁定価格理論(APT)1
00: 54: 11 裁定価格理論(APT)2
00: 56: 59 実務でのCAPM
講師紹介: 鈴木 一功(すずき かずのり)
中央大学専門大学院国際会計研究科(アカウンティングスクール) 教授
1961年熊本市生まれ。東京大学法学部卒業、富士銀行入社。INSEAD(欧州経営大学院)MBA、ロンドン大学金融経済学博士(Ph.D. in Finance)。富士銀行のM&A部門(現 みずほ証券)にて、企業価値評価モデル開発等を担当後、退職。2001年4月より現職(企業金融・企業価値評価論担当)。
著書に『MBAゲーム理論』(共著)、『MBAマネジメント・ブック(共著・初版及び新版)』、『MBA全集4 ファイナンス』(監修)(いずれもダイヤモンド社)。

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